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trt彡嫌われ

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ニ セ の 自 分 。

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「うわ、目緑じゃん、きもw」

「ガチ✗ねよ」

「こいつさー、〇〇のこと殴ったんだって。最低だよねー?」

学生時代、僕は皆の[漢字]嫌われ者[/漢字][ふりがな]汚れ役[/ふりがな]だった。

「ピンクに髪染めるなよ。みんな我慢してるんだしさ、地毛なんて言い訳聞かないから。さっさと戻して」
___姿を否定され。

「うざ、」
___[漢字]言葉[/漢字][ふりがな]ナイフ[/ふりがな]で刺され。

「✗ねよゴミw」
___酸素が周りから消え。

「〇〇をいじめた罰ねw」
___してもいないレッテルを貼られ。

 [漢字]有脳な人[/漢字][ふりがな]いじめっ子[/ふりがな]にただただ従う[漢字]無能[/漢字][ふりがな]僕[/ふりがな]は、あの時どんな顔をしてナイフを受けていたのだろうか。
 いつの間にか僕の意志はすべて無視され、蹴られ、殴られ、僕の夢の上でみんなが躍るようになった。
 心では泣いていてもピエロのように笑顔を貼り続け、いつの間にか泣けなくなった。
 いつまでたったらこの地獄から抜け出せるのか、それをずっと考えていた。
 ネットで相談し、校長先生に直接訴え、クラスメート、いじめっ子からは謝罪された。
 だが、すぐにいじめは再発した。嘘で固めた謝罪には全く意味がないと気づいた。

 [中央寄せ]「「人間はすぐ裏切る」」[/中央寄せ]

 そう、気が付いた。
 新しく始まったいじめでは、クラスではなく主に部活でされた。
 美術部の子と仲が良かった僕は、美術部からすごく嫌われた。
 よく分からない専門用語を面面と並べて、ただただに言葉を発していた。それに僕は傷ついた。

 だが、そんな生活をずっと受けて大人になった。
 ネットで活動を始めて、仲間ができた。
 そこそこ人気になって、アンチが増えてきた。
 
 「絵がしゃべってる」
 「変な見た目」
 「声がきもい」

 様々なアンチを受けた。
 炎上をしたとき、謝罪をしたら、リスナーさんからそれを否定された。
 
 「気にしなくていいんだよ」
 「あなたが謝る必要ない」

 頑張って謝罪文考えたし、投稿して批判されるのも覚悟がいる。
 それなのにその謝罪文の存在自体を否定されて、めっちゃ悲しかった。
 それから僕は、どんどん活動方針が変わっていった。
 どんどん、好きだった人狼ゲームもやめ、ウケのいいゲームをたくさんやった。
 歌ってみたも、あまり出さなくなった。
 それでも批判は増え続けた。
 自分の自我を出したら嫌われる。だから、皆が求める姿だけ、「trt」という偽の自分だけを演じてきた。
 僕も人間で、他の人も人間で。いじめっ子も人間で。
 同じ人間として分類されるのがなぜか嫌になった。
 僕だって、みんなと同じようにどんなものに染まってもいいと思ってた。
 だけど、現実は認めてくれなかった。

 [水平線]


 ずっと、この活動をしてきた。
 もう、”ありのまま”の自分が何なのか、分からなくなってきていた。
 皆の求める姿。理想の姿の「trt」がありのままなのか、それとも他の姿でいても良いのか。
 ありのままも、常識も、当たり前もすべてクルってしまった
 本当に、人間のことは信じられない。あの頃の記憶がよみがえってくる。
 でも、そのニンゲンに好かれないとこの世の中では生きていけない。2つの意見が僕の心の中で矛盾し絡まりあっていた。
 ニンゲンにアイされないと、僕は生きている意味がない。そう考えるようになったころには、もう僕の意志なんてあの頃のようになくなっていた。
 毎日が来るのが嫌で、朝起きるのが嫌で、活動のことを考えるのももう最早嫌になってきた。
 そんな時、メンバーは優しく声をかけてくれた。
 そのおかげで、前よりも今は、ありのままの”僕”に戻れている。
 
 すれ違うことはあるけれど、ずっとこの仲間たちと一緒にいれるといいな、
 そう、僕は願った。 
 
 メンバーは、こんな汚れまみれの偽の僕も、ありのままの本当の僕も愛してくれた。
 アンチとか、害悪なリスナーさんとか、そういう人からくる批判コメントも消えてはいない。
 その批判コメントやそれから守ろうとするリスナーさんの期待には何回も目を瞑って
 何回も苦しめられて
 それでも周りにはあのころとは違って仲間がいた。
 今は、”ありのまま”の自分でいていいんだから。
 
 こんなに酷い性格をした僕も、性別を疑われても男として生きている僕も、僕のすべてをあいしてほしい。
 人にこんなことを思ったのは何十年ぶりだろうか。
 「愛」の形は変わったとしても、
 「傷」つき方は変わったとしても、
 小学生の頃のような純粋な精神に少しずつ、また戻れてきている。

trt「みんな、いつもありがと!」

vau「なーにいまさら、こちらこそいつもありがと」

syn「本当に俺も感謝しかねぇわ。」

tkyk「すごい感謝の連続やな…、俺もtrちゃんにはいつもお世話になっとる!いつもありがとな!」

trt「うんッ(ニコッ)」

今日も、この仲間達のおかげで自分が見つかったような気がする。
今日も、みんなのおかげで笑えてる
本当に、ありがとう。

作者メッセージ

こういう雰囲気の奴続かないから、読み切りで一気に書けたことに爽快感を感じています

これからもゆっくりだけど更新していくかも。

2026/07/04 23:14

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