最初は思った。
只の敵だと。
でも違った。
[水平線]
「誰だ…お前?」
巨漢の男はこれを待っていたかのように言った。
〔よく来たな…我が名は[太字]ヌーブ・ワイズ[/太字]だ〕
[ヌーブ・ワイズ…]
ユムが珍しく怖気づいたようだ。
それも納得がいく。
相手は何より背が大きかった。見上げるだけで首が痛くなりそうなほどに。
『[小文字]だれ…?[/小文字]』
ウルフも怖がっている。
〔我が貴様らを倒してやろう…!!〕
そうヌーブが言った途端、所持していた剣を抜き、こちらへ駆けてきた。
「危ないッ!」
そう言ったが、時すでに遅しだった。
[中央寄せ][太字][小文字]ズバッ[/小文字][/太字][/中央寄せ]
[いッ…]
ユムが当たってしまった。
「大丈夫か!ユム!」
『ユム!!!!』
しかし、ユムの返事は曖昧だった。
[ま…だいじ…ぶ…]
「ユム…?」
困惑の最中、勝ち誇ったようにヌーブが言った。
〔ククク、今此奴のIQは0,01、つまり馬鹿であるのだ…!!〕
ちょっとそうはならんやろだった発言だが、だいぶ影響力は強いようだ。
[へへ…おまえら…がん…]
〔ハハハ…これこそ我が剣、パニカルラッシュの実力だ…!〕
情報の開示。
弱点への効果が1.5倍になる代わり、通常威力が2倍になるものだ。
しかし、もう勝負は決まっている。
「[太字]ウルフ!GO![/太字]」
『りょうかい!』
実は、ヌーブが開示を行っている間、密かにウルフはヌーブの頭上にある電灯にぶら下がっていた。
ここまで近くにいて気付かないなんて、自分も相当な馬鹿だ。
〔ふはははははh…〕
これは決まったな。
[中央寄せ][大文字][太字]カキーンッ[/太字][/大文字][/中央寄せ]
〔ぐはぁっ!?〕
[水平線]
その後、僕たちはヌーブに事情聴取をすることにした。
ユムへの効果がまだ収まらないが。
「さて、これで闘いは終わりってことだね」
『やった~!』
〔くっ、我の負けだ…〕
ヌーブは歯軋りしながらだらんとしている。
負けたことが相当悔しかったんだろう。
「さて、あなた何ランク?」
相当弱かったから、精々Cだろう。
〔…フッ。我のランクか?…教えてやろう、Dだ〕
まあやはりそうだろうという気持ちがあった。
「そうですか…では次に…」
[中央寄せ][大文字]ピコンッ[/大文字][/中央寄せ]
通知音が質問を遮るように鳴った。
〔…我のだ〕
…こういう人でも持つんだ。
〔…星のカービィのグッズ新作販売だと…!?買わねばならないな〕
…何を言っているんだ?
〔ではすまない。売り切れるかもしれないから急がなければ。では、また逢おう。〕
『ちょっと待っ…』
ウルフが言う暇もなく、猛スピードで走り去っていった。
あのスピードあるならもっと強いでしょ。
[水平線]
[生きるということは動くということに無限回の行動を強制するという事であり…]
ユムの効果はあれから4時間ほど経ったのにまだ続いている。
これから宿に戻る。明日に備えて。
明日はどんな敵に出逢うだろうか。
ユムの独り言が絶えぬまま、その日を終えた。
[水平線]
只の敵だと。
でも違った。
[水平線]
「誰だ…お前?」
巨漢の男はこれを待っていたかのように言った。
〔よく来たな…我が名は[太字]ヌーブ・ワイズ[/太字]だ〕
[ヌーブ・ワイズ…]
ユムが珍しく怖気づいたようだ。
それも納得がいく。
相手は何より背が大きかった。見上げるだけで首が痛くなりそうなほどに。
『[小文字]だれ…?[/小文字]』
ウルフも怖がっている。
〔我が貴様らを倒してやろう…!!〕
そうヌーブが言った途端、所持していた剣を抜き、こちらへ駆けてきた。
「危ないッ!」
そう言ったが、時すでに遅しだった。
[中央寄せ][太字][小文字]ズバッ[/小文字][/太字][/中央寄せ]
[いッ…]
ユムが当たってしまった。
「大丈夫か!ユム!」
『ユム!!!!』
しかし、ユムの返事は曖昧だった。
[ま…だいじ…ぶ…]
「ユム…?」
困惑の最中、勝ち誇ったようにヌーブが言った。
〔ククク、今此奴のIQは0,01、つまり馬鹿であるのだ…!!〕
ちょっとそうはならんやろだった発言だが、だいぶ影響力は強いようだ。
[へへ…おまえら…がん…]
〔ハハハ…これこそ我が剣、パニカルラッシュの実力だ…!〕
情報の開示。
弱点への効果が1.5倍になる代わり、通常威力が2倍になるものだ。
しかし、もう勝負は決まっている。
「[太字]ウルフ!GO![/太字]」
『りょうかい!』
実は、ヌーブが開示を行っている間、密かにウルフはヌーブの頭上にある電灯にぶら下がっていた。
ここまで近くにいて気付かないなんて、自分も相当な馬鹿だ。
〔ふはははははh…〕
これは決まったな。
[中央寄せ][大文字][太字]カキーンッ[/太字][/大文字][/中央寄せ]
〔ぐはぁっ!?〕
[水平線]
その後、僕たちはヌーブに事情聴取をすることにした。
ユムへの効果がまだ収まらないが。
「さて、これで闘いは終わりってことだね」
『やった~!』
〔くっ、我の負けだ…〕
ヌーブは歯軋りしながらだらんとしている。
負けたことが相当悔しかったんだろう。
「さて、あなた何ランク?」
相当弱かったから、精々Cだろう。
〔…フッ。我のランクか?…教えてやろう、Dだ〕
まあやはりそうだろうという気持ちがあった。
「そうですか…では次に…」
[中央寄せ][大文字]ピコンッ[/大文字][/中央寄せ]
通知音が質問を遮るように鳴った。
〔…我のだ〕
…こういう人でも持つんだ。
〔…星のカービィのグッズ新作販売だと…!?買わねばならないな〕
…何を言っているんだ?
〔ではすまない。売り切れるかもしれないから急がなければ。では、また逢おう。〕
『ちょっと待っ…』
ウルフが言う暇もなく、猛スピードで走り去っていった。
あのスピードあるならもっと強いでしょ。
[水平線]
[生きるということは動くということに無限回の行動を強制するという事であり…]
ユムの効果はあれから4時間ほど経ったのにまだ続いている。
これから宿に戻る。明日に備えて。
明日はどんな敵に出逢うだろうか。
ユムの独り言が絶えぬまま、その日を終えた。
[水平線]