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【参加型】カーディナルをサービス致します。

#3

二杯目

カランカラン

ドアベルの音が店内に響き渡る。

🍸「いらっしゃいませ。…雪風さん。」

雪風「ん、こんばんわー。」

にこやかに微笑んだ彼は、
私の前のカウンター席に座った。

🍸「何をお飲みになられますか?」

雪風「んー…何時もの[漢字]ブルームーン[/漢字][ふりがな]叶わぬ恋[/ふりがな]を。」

🍸「畏まりました。」

私は頼まれたカクテルを淡々と作る。

雪風「ねぇバーテンダー。何か良い事あった?」

🍸「あら、よく分かりましたね。如何してでしょうか。」

雪風「何だろう、何かー、オーラ?的なのが何時もと違う気がして、。」

雪風さんは観察力の優れた方だな。

尊敬する。

🍸「凄いですね。実は、此のbarにアルバイトさんが入りまして。」

今日は不在だけれど。

雪風「え!?それは、凄く珍しいね、。」

🍸「此処にお客様が来られるのでさえ、珍しいのですよ。」

雪風「それもそうだね、w」

どうこう言っている内にカクテルが完成した。

🍸「お待たせ致しました。[漢字]ブルームーン[/漢字][ふりがな]叶わぬ恋[/ふりがな]で御座います。」

雪風「有難う。」

匂いを嗅いでからグラスを口に運ぶ。

雪風「…美味しい、。」

🍸「嬉しいです。」

雪風さんは毎回、どのカクテルをお出ししても、
味を褒めてくれる。

雪風「何で俺が毎回此れを頼むと思う?」

グラスを置き、私に質問してくるその姿は、

何処か悲しげ。

🍸「さぁ、分かりません。何故です?」

そう聞き返すと、

私と雪風さんの間に少しの間沈黙が流れる。

そして雪風さんが重たい口を開く。

雪風「恋を…してるんだ…。会社の上司に、。」

🍸「成程。」

雪風「相手は昔からの友人だけれど、上下関係が厳しい会社でね。
結局は上司と部下の関係。それ以上も以下も無いんだ。」

🍸「だから…[漢字]ブルームーン[/漢字][ふりがな]叶わぬ恋[/ふりがな]……。」

雪風「……。」

こんなにも悲しそうな雪風さんを見る事はそう無いだろう。

🍸「…辛いですね、。」

雪風「……うん。」

こういう時、東漸さんが居れば助かるのにな、。

でも私は、私なりに励ましたい。

🍸「では私から、[漢字]フローズン·マルガリータ[/漢字][ふりがな]元気を出して[/ふりがな]をサービス致します。」

雪風「! ありがとう、バーテンダー。」



雪風「何かスッキリしたし、今日は帰るとするよ。」

🍸「それは良かったです。」

雪風「これ代金。また来るよ。」

🍸「確かに受け取りました。またのご来店、お待ちしております。」

カランカラン

ドアベルの音が響き渡ると、一気に店内が静まり返る。

🍸「今日はもう、閉店としようかな、。」





[水平線]
[漢字]神童[/漢字][ふりがな]しんどう[/ふりがな][漢字]雪風[/漢字][ふりがな]ゆきかぜ[/ふりがな]

男性

27歳

178㎝

優しい性格。会社の上司に恋をしている。何らかの秘密を抱えている。

好きなカクテルは『[漢字]ブルームーン[/漢字][ふりがな]叶わぬ恋[/ふりがな]』




ブルームーン
―――――――――――――――――――――
ジン・レモンジュース・パルフェタムールを混ぜて作られている。
パルフェタムールはバイオレットリキュールや飲む香水とも呼ばれ、
バラの花やバニラのような甘い香りが特徴。
アルコール度数は30%前後とかなり高め。
カクテル言葉は『叶わぬ恋』、『奇跡の予感』。


フローズン·マルガリータ
―――――――――――――――――――――
テキーラベースのカクテル「マルガリータ」を
フローズン状にしたカクテル。
キリッとしたテキーラにオレンジ風味のホワイトキュラソー、
さわやかなライム果汁で清涼感あふれる味わいが特徴。
アルコール度数は20%前後と高め。
カクテル言葉は『元気を出して』。

作者メッセージ

参加待ってるよ!(^^)!

2025/09/07 09:53

ミジンコと
ID:≫ 1439dMBJAC7Go
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