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息子は旦那の元妻の連れ子

#3

第3話 距離の縮まる部屋

それから、少しずつ距離が縮まった。

最初は差し入れだけ。

次は、少しだけ手伝うようになって。

気づけば、普通に部屋に上がっていた。

「いやほんと助かる」

遊星がソファに倒れ込みながら言う。

「一人で子育てってこんなきついんだな……」

「そりゃそうでしょ」

瑠衣は小星の口元を拭きながら返す。

「なんでやろうと思ったの」

「え?」

「一人で育てるの」

少しだけ間が空く。

「……まあ、色々あって」

濁す言い方。

でも、無理に聞こうとは思わなかった。

ただ一つ、分かることがある。

この子は——

遊星の子じゃない。

それでも、遊星はこの子を手放していない。

作者メッセージ

まだ家族ではない三人が、少しずつ“同じ空間に慣れていく”段階です。このあたりの曖昧な距離が一番リアルだと思っています。

2026/05/05 08:49

ミジンコと
ID:≫ 1439dMBJAC7Go
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