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この物語はフィクションです。
実際の人物、団体には一切関係ございません。
私の村を出てしばらく歩くと、針葉樹林が広がっていた。
そういえば小さい頃はこの森で迷子になったこともあったっけ。
そんなことを思いながら、歩いた。
羅針盤で方角を確認しながら歩く。
しばらく歩くと、赤色の木の実を見つけた。
これから先は、食べ物がなくなるかもしれない。
母さんが持たせてくれたお弁当たちも何日持つかわからないから、私はもってきた植物図鑑を開いて、採集をすることにした。
え~っとこれは、レッドプルーンっていう品種なんだ。食べれそう!
私は袋に木の実を詰めて、カバンの中にしまった。
おなかがすいてきた。そろそろ何か食べたい。
ちょうど近くに切り株があったので、ご飯を食べることとしよう。
「あら、お嬢さん、それはなんですか?」
突然誰かに声をかけられた。
振り返ると、そこには白色の大きな竜がいた。
透き通るような、アクアブルーの瞳はまっすぐ私を見つめていた。
「あなたは誰?」
「ああ、わたしはジュリといいます。はは、針葉樹林にぴったりな名前でしょう?
ジュリは今度は私の食べようとしているお弁当を見つめた。
何か食べたいのかと思い声をかけようとしたとき、ジュリが先に口を開いた。
「いまからごはんですか。」
「ええ。まあ、そんなところかな。」
「一緒に食べませんか。」
突然のことに驚く。
「嫌ですかね・・・」
ジュリは心配そうに私に尋ねる。
「もちろん、一緒に食べよう!むしろ、一人ではちょっと寂しいかなって思ってたから。」
「でしたら、私の家に来ませんか。」
「え、いいの?」
「勿論です。」
そして、私はジュリに案内されてジュリの家に向かった。ちょうど私が向かっていた方向と同じ方向だ。
一緒にご飯も食べられるし、進むことができる。うれしかった。
「私の背中に乗ってください」
ジュリは、私に背中に乗るよう促した。
「ええ、いいのに。申し訳ないよ」
「いいんです。さあ、行きましょう」
「ありがとう」
私は、ジュリの背中に乗った。
「行きますよ」
ジュリはゆっくりと浮き上がり、空を飛んだ。
空からの眺めは、壮大で。私は思わず目を見開いた。
透き通った滝と、川。どこまでも広がるような緑と、沢山の木々。私の村だって見える。
嗚呼、ジュリは、ジュリは私とは違うんだ。
当たり前だが、そう思った。
「もうすぐつきますよ」
ジュリが言った。
「早いんだね・・・すごいな」
「そうですかね。」
ジュリはゆっくりと地面に舞い降りた。
そこには、紫色色と白色のマーブル模様の家が建っていた。
「ここですよ。」
「わあ・・・きれいな紫色・・・」
私は思わず息をのんだ。
「紫が好きなんです」
「そうなの?」
ジュリは少しうなずいて、それから遠くを見つめた。
「一人で住んでるの?」
「ええ。そうですね・・・。まあ。」
ジュリは私のほうを見て返した後、そっと家の前に生えている紫のアネモネを見つめた。
ジュリにも、もしかしたら何かひとりの理由があるのかもしれない。
私はそう感じた。
そういえば小さい頃はこの森で迷子になったこともあったっけ。
そんなことを思いながら、歩いた。
羅針盤で方角を確認しながら歩く。
しばらく歩くと、赤色の木の実を見つけた。
これから先は、食べ物がなくなるかもしれない。
母さんが持たせてくれたお弁当たちも何日持つかわからないから、私はもってきた植物図鑑を開いて、採集をすることにした。
え~っとこれは、レッドプルーンっていう品種なんだ。食べれそう!
私は袋に木の実を詰めて、カバンの中にしまった。
おなかがすいてきた。そろそろ何か食べたい。
ちょうど近くに切り株があったので、ご飯を食べることとしよう。
「あら、お嬢さん、それはなんですか?」
突然誰かに声をかけられた。
振り返ると、そこには白色の大きな竜がいた。
透き通るような、アクアブルーの瞳はまっすぐ私を見つめていた。
「あなたは誰?」
「ああ、わたしはジュリといいます。はは、針葉樹林にぴったりな名前でしょう?
ジュリは今度は私の食べようとしているお弁当を見つめた。
何か食べたいのかと思い声をかけようとしたとき、ジュリが先に口を開いた。
「いまからごはんですか。」
「ええ。まあ、そんなところかな。」
「一緒に食べませんか。」
突然のことに驚く。
「嫌ですかね・・・」
ジュリは心配そうに私に尋ねる。
「もちろん、一緒に食べよう!むしろ、一人ではちょっと寂しいかなって思ってたから。」
「でしたら、私の家に来ませんか。」
「え、いいの?」
「勿論です。」
そして、私はジュリに案内されてジュリの家に向かった。ちょうど私が向かっていた方向と同じ方向だ。
一緒にご飯も食べられるし、進むことができる。うれしかった。
「私の背中に乗ってください」
ジュリは、私に背中に乗るよう促した。
「ええ、いいのに。申し訳ないよ」
「いいんです。さあ、行きましょう」
「ありがとう」
私は、ジュリの背中に乗った。
「行きますよ」
ジュリはゆっくりと浮き上がり、空を飛んだ。
空からの眺めは、壮大で。私は思わず目を見開いた。
透き通った滝と、川。どこまでも広がるような緑と、沢山の木々。私の村だって見える。
嗚呼、ジュリは、ジュリは私とは違うんだ。
当たり前だが、そう思った。
「もうすぐつきますよ」
ジュリが言った。
「早いんだね・・・すごいな」
「そうですかね。」
ジュリはゆっくりと地面に舞い降りた。
そこには、紫色色と白色のマーブル模様の家が建っていた。
「ここですよ。」
「わあ・・・きれいな紫色・・・」
私は思わず息をのんだ。
「紫が好きなんです」
「そうなの?」
ジュリは少しうなずいて、それから遠くを見つめた。
「一人で住んでるの?」
「ええ。そうですね・・・。まあ。」
ジュリは私のほうを見て返した後、そっと家の前に生えている紫のアネモネを見つめた。
ジュリにも、もしかしたら何かひとりの理由があるのかもしれない。
私はそう感じた。