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この作品は原作のストーリーとは違う風になります、それが嫌な方は見ないことをお勧めします 虐め表現・暴言・暴力表現あり 死亡・死体表現あり(最終的には ので安心してください。) 原作とは関係ありません。
柊和side
[水平線]
土管の中から出てきたのは…
ピンクのタコだった。
「…何ですか、この珍妙なタコ…」
「お腹空いてるならいる?パン。」
久世さん順応が早い…
…そもそもこのタコ、パン食べれるのかな?
そう思ったけど、パンを渡すことにした。
「私のも、いるならどうぞ…」
「いいんだっピか!?ありがとうっピ!」
そう言うと、タコは私たちがあげたパンをもぐもぐと食べ始めた。
体かなり小さいのに、結構食べるんだな…
「美味しかったっピ!ありがとうっピ!!2人とも!
そういえば、2人のなまえは何だっピか?」
「久世しずか。」
「黒瀬柊和です。」
「しずかちゃんと柊和ちゃんっピね!
ぼくのなまえはんうえいぬkfっピ!」
「「え?」」
「もしかして、聞こえなかったっピか?わかった、もう1回いうっピね!
ぼくのなまえはんうえいぬkfだっピ!」
何も分からない…どうしよう…久世さんに一応聞いてみようかな…
「久世さん、たぶん、分か…らないよね?」
「…うん。」
「で、でも!
好きなように呼んでくれて構わないっピ!」
「…ふーん、じゃあ
タコピー」
久世さんは、図鑑のミズダコを差して言った。
…なんか、しっくり来る。
見た目似てるから…だと思うけど…
「あ、そうだっピ!
しずかちゃん!柊和ちゃん!ぜひともお礼させてほしいっピー!!」
タコピーはテッテレーと効果音が付きそうな感じでその道具を出した。
どこから出したんだろう…
「これはハッピー道具のひとつ
パタパタつばさ!」
「これを使うとーーーー」
タコピーはパタパタつばさを付けると、ヒュウウ…と空に飛んだ。
結構高く飛んでる…
「空を自由に飛ぶことができるんだっピ!
こんなふうに!こんなふうに!」
「どうだっピか?はいどうぞ
次はしずかちゃんたちもやってみるっピ!」
確かに、空を飛んだら少し楽しそうだけど…
ちょっと怖いし…何より…
「うーん」
「私はいいや」
「私も…お断りしておきます。」
「えっ…」
タコピーはキッパリ断られたからか物凄く困惑している。
「下じき買いに行かなきゃだから、じゃ。」
「私も、そろそろ家に帰らなきゃいけないので…」
おばあちゃんを心配させたくないし。
「えっ
えっ…」
「「あと」」
「「パンは給食残したやつだから気にしないで/ください。」」
「明日もあげるよ。」
「明日もたぶんあげれますから、安心してください。」
「私も久世さんも少食で、あまり食べる方では無いから大丈夫です。」
明日はあの人たちに無理やり食べさせられないと良いんですけど…
「な」
「なんでだっピ?
とっても楽しいっピのにーーーー」
「だって」
「空なんて飛べたって
どうせ何も変わらないし」
「…久世さん。」
久世さんの言葉は彼女の境遇を考えると納得できて、胸が痛くなった。
そして、気持ちが下がって溜息が出る。
「柊和ちゃん。また明日。」
「…はい。また明日。」
…そう言って帰っていった久世さんのランドセルには「死」、「汚物女」、「クズ」などの暴言が書かれていた。
「…タコピー、私も帰ります。
さようなら。」
私もタコピーにさようならと言い、家に帰った。
[水平線]
タコピーside
[水平線]
しずかちゃんと柊和ちゃんは…
もしかしたら空を飛んだことがあるかもしれないっピ!
確かにこの星には飛ぶ生物が多いっピし…
[太字]にんげん[/太字]たちも鳥に混じって、夜な夜な飛行訓練をーーーー
「…しずかちゃん」
「もしかしてこれも訓練の一つだっピか!?」
[太字]翌日[/太字]
しずかちゃんとぼくは今、どかん?の中に入ってるっピ!
「違うけど…
ちょっと静かに」
「学校の人いるから
見つかったら保健所」
「ピ!」
[太字]学校[/太字]とは、
しずかちゃんたちが毎日行ってるところらしいっピ!
「それでさー」
「まりなちゃんに言われた通り、
下じきバリバリに折っといたよー」
「あはー
明日の朝が楽しみ」
「今週もう3枚目だもんね!」
「あいつまた買い直さなきゃじゃん」
「お小遣いなくなったかな」
「いやいや」
「しずかちゃん」
「楽しそうだっピね
遊びの相談してるっピか?」
「……」
「生活保護の金で買えるでしょ♡」
「…そうなんじゃない?」
「あ、そうだっピ!
今日こそお礼をさせてほしいっピ!」
「そういえば、柊和ちゃんはどこ行ったっピ?」
「…柊和ちゃんは今日から5日ぐらい用事があるから学校休んでる。」
「そうだったっピか…
残念だっピね…」
柊和ちゃんにもお礼したかったっピのに…
あ!そうだっピ!
「今日はしずかちゃんにお礼をするっピから、
5日後、柊和ちゃんにもお礼するっピ!」
「…そう。」
しずかちゃんは納得してくれたみたいっピ!
ならーーーー
「りなーーーーーーーーー!!」
「ピ!!?」
な、なななな何っピ!?
「げ、お姉ちゃん…何?」
「りなの後ろ姿が見えたから全力疾走した!」
「だからって…あんな大声で叫ばなくなって…」
2人は仲良しみたいっピね!
?そういえば、あの子は誰っピ?
しずかちゃんに聞いてみるっピ!
「しずかちゃん、あの子も学校の子っピ?」
「…そう、学校の先輩…小学6年生の雲母坂まりのさん。
妹の…「りな」って呼ばれてる子が雲母坂まりなちゃん。
まりのさんの妹。」
「帰るよー!りな!」
「分かってるから!」
にんげんには、せんぱいとしょうがくろくねんせいっていう種族もあるみたいっピ!
にんげんはいっぱい種族がいてすごいっピ!
「あ、そうそう!
今日のハッピー道具は…」
「ハッピーカメラ!
一見普通のカメラっピが…
これで写真を撮るっピと…」
パシャッ
ビーッ
「このハッピー紙にすぐ印刷されるっピ!」
「へー…でも
これならスマホのがよくない?意外と重いし。」
「ピッ!?
でもでも」
[太字] 「これにはとっておきの機能があってーーーー」[/太字]
「あ」
「そろそろ下じき買いに行かなきゃ、
文房具屋終わっちゃう。」
「ピ!?
今日も買うっピか!?」
「うん」
「…また、なくなっちゃったみたいだから。」
[太字]「また明日」[/太字]
…しずかちゃんはとっても忙しいっピ。
それでも
明日こそ、きっと喜ばせてみせるっピーーーー!
[太字]3日目[/太字]
「しずかちゃん!
これは…」
「ごめん。早く行かないと。」
[太字]「また明日」[/太字]
[太字]4日目[/太字]
「しずかちゃん!
気持ちいいっピね!」
「…そうだね。」
[太字]5日目[/太字]
「しずかちゃ…」
[太字]「また明日」[/太字]
[太字]6日目[/太字]
昨日も喜ばせることができなかったっピ…
でも今日こそは!しずかちゃんを喜ばせてみせるっピ!
「しずかちゃん!今日の道具はすごいっピ!」
「土星ウサギの声が出るボールペンーーーー」
「あ」
「タコピー、今日はすぐ帰らなきゃ。
また明日。」
「っピ?
どうしたっピか?」
「チャッピーにご飯あげなきゃだから。」
「チャッピー?」
「あーーーー…」
「…あ」
「来る?」
「ピ?」
もしかして…しずかちゃんの、お家!?
[太字]しずかの家[/太字]
[水平線]
「ワンワンッ!」
「わっ…」
「バウバウ!!バウバウ!!」
これがチャッピー…!デカいっピ!!
「バウバウ!!」
「はいはい」
ピ!?
「あー分かった、分かったから。」
「ただいま、
ただいまチャッピー。」
しずかちゃんが…笑ってるっピ…!!
「ヘッ」キラーン!
「ピ?」
チャッピー…なんでぼくの方を向くっピ?
ガブッ!
ブンブンブン
「ピ〜〜〜〜〜!?」
た、食べられちゃうっピ〜!
「食べちゃダメだよ。」
「今日は私がご飯あげなきゃなの。」
「バウバウ!」
「あ」
「家、上がっていいよ。」
「…ピ…」
「お母さんもうお仕事行ったから、
同伴なんだって。」
「ピー」
同伴?
「同伴って何だっピ!?」
「お客さんと一緒にお店行くやつ。」
忙しそうだっピ…!
「あれ?
パパはどこだっピ!?」
「…パパはいないの。」
人間はママ一人で子供を作れるっピ!?
すごいっピー!
「チャッピーとはすごい小さい頃からずーっと一緒なの。」
「パパが置いてってくれたんだよ。」
「私はチャッピーが大好きなの。」
「ピー」
そんなにチャッピーと一緒にいるんだっピか!
「チャッピーがいれば私は大丈夫。
他には何もいらないんだ。」
「何があったって平気なの。
どんな痛いことや、つらいことだって…」
「クウン…」
ちょっと羨ましいと思ってしまったっピ。
何かモヤモヤするっピ。
「へへ。
ちょっと臭いね。」
なっ…
やきもきするっピ。なんだっピこの気持ちは…
あれ結局パパいるっピ!?さっきいないって言ってたっピのに…
「ねぇ、
ハッピー星どれ?」
しずかちゃんがそう聞いてきたっピ!
でも…
「ピ…」
「ここからは見えないっピ…
とっても遠くにあるっピ。」
「ハッピー星には、星じゅうにハッピーフルーツがなってて、
とっても美味しいんだっピ!」
「しずかちゃんも、用事がおわったら柊和ちゃんもさそって、
遊びにくるといいっピよ!」
「…私たちは行けないよ。」
ピ!?
「そんなことないっピ!
ハッピー船に乗ればひとっ飛びだっピ!
しずかちゃんたちを退屈させないっピし…」
「私…魔法とか信じないから。」
「魔法じゃなくてハッピー道具ーーーー」
「行けないよ」
「どこにも」
「ハッピー星にも」
「パパのところにも」
なんで、そんなこと言っちゃうっピ?
なんでっピ…?
[明朝体]愛しい我が子よ[/明朝体]
[明朝体]このハッピー道具を使って、あまねく宇宙にハッピーを広めるのです。[/明朝体]
[明朝体]ただし気を付けて[/明朝体]
[明朝体]決して「掟」を破ってはなりません。[/明朝体]
ママ…
掟どころかぼくは、まだ道具を使ってもらうこともできないっピ。
でもーーーー
[太字]しずかちゃんに、もっと笑ってほしいっピ![/太字]
だから!
「しずかちゃん!」
「今度ぼくが、しずかちゃんをハッピー星に招待するっピよ!」
「…」
「ハッピー道具もたくさんあるっピし、それでーーー」
「…だから、
そういう魔法とかはーーーー」
「それできっと」
絶対
「しずかちゃんをものすごい笑顔にしてみせるっピー!!」
「……あ、ハッピー星は
訳あってぼくがしばらく星に帰れないっピから…」
「今すぐには行けないけど…」
「でも」
「いつか」
「いつかきっと」
君をーーーー笑顔に、
「タコピー」
「ピ?」
くんくん
「…タコピーは無臭だね。」
「ッピ!?」
「ピ!?」
ピ、しずかちゃんの顔がすぐ近くまで近づいてたっピ…
あと、なんだか体が熱いっピ…
赤くなってるっピし…
「じゃあもう帰るね。」
「ピ…しずかちゃん。」
[太字]「また明日」[/太字]
ピ…!しずかちゃん、笑ってくれたっピ!
あしたは柊和ちゃんの用事がおわって、いっしょに帰れるっピから、
柊和ちゃんにも言ってあげようっピ…!
[水平線]
土管の中から出てきたのは…
ピンクのタコだった。
「…何ですか、この珍妙なタコ…」
「お腹空いてるならいる?パン。」
久世さん順応が早い…
…そもそもこのタコ、パン食べれるのかな?
そう思ったけど、パンを渡すことにした。
「私のも、いるならどうぞ…」
「いいんだっピか!?ありがとうっピ!」
そう言うと、タコは私たちがあげたパンをもぐもぐと食べ始めた。
体かなり小さいのに、結構食べるんだな…
「美味しかったっピ!ありがとうっピ!!2人とも!
そういえば、2人のなまえは何だっピか?」
「久世しずか。」
「黒瀬柊和です。」
「しずかちゃんと柊和ちゃんっピね!
ぼくのなまえはんうえいぬkfっピ!」
「「え?」」
「もしかして、聞こえなかったっピか?わかった、もう1回いうっピね!
ぼくのなまえはんうえいぬkfだっピ!」
何も分からない…どうしよう…久世さんに一応聞いてみようかな…
「久世さん、たぶん、分か…らないよね?」
「…うん。」
「で、でも!
好きなように呼んでくれて構わないっピ!」
「…ふーん、じゃあ
タコピー」
久世さんは、図鑑のミズダコを差して言った。
…なんか、しっくり来る。
見た目似てるから…だと思うけど…
「あ、そうだっピ!
しずかちゃん!柊和ちゃん!ぜひともお礼させてほしいっピー!!」
タコピーはテッテレーと効果音が付きそうな感じでその道具を出した。
どこから出したんだろう…
「これはハッピー道具のひとつ
パタパタつばさ!」
「これを使うとーーーー」
タコピーはパタパタつばさを付けると、ヒュウウ…と空に飛んだ。
結構高く飛んでる…
「空を自由に飛ぶことができるんだっピ!
こんなふうに!こんなふうに!」
「どうだっピか?はいどうぞ
次はしずかちゃんたちもやってみるっピ!」
確かに、空を飛んだら少し楽しそうだけど…
ちょっと怖いし…何より…
「うーん」
「私はいいや」
「私も…お断りしておきます。」
「えっ…」
タコピーはキッパリ断られたからか物凄く困惑している。
「下じき買いに行かなきゃだから、じゃ。」
「私も、そろそろ家に帰らなきゃいけないので…」
おばあちゃんを心配させたくないし。
「えっ
えっ…」
「「あと」」
「「パンは給食残したやつだから気にしないで/ください。」」
「明日もあげるよ。」
「明日もたぶんあげれますから、安心してください。」
「私も久世さんも少食で、あまり食べる方では無いから大丈夫です。」
明日はあの人たちに無理やり食べさせられないと良いんですけど…
「な」
「なんでだっピ?
とっても楽しいっピのにーーーー」
「だって」
「空なんて飛べたって
どうせ何も変わらないし」
「…久世さん。」
久世さんの言葉は彼女の境遇を考えると納得できて、胸が痛くなった。
そして、気持ちが下がって溜息が出る。
「柊和ちゃん。また明日。」
「…はい。また明日。」
…そう言って帰っていった久世さんのランドセルには「死」、「汚物女」、「クズ」などの暴言が書かれていた。
「…タコピー、私も帰ります。
さようなら。」
私もタコピーにさようならと言い、家に帰った。
[水平線]
タコピーside
[水平線]
しずかちゃんと柊和ちゃんは…
もしかしたら空を飛んだことがあるかもしれないっピ!
確かにこの星には飛ぶ生物が多いっピし…
[太字]にんげん[/太字]たちも鳥に混じって、夜な夜な飛行訓練をーーーー
「…しずかちゃん」
「もしかしてこれも訓練の一つだっピか!?」
[太字]翌日[/太字]
しずかちゃんとぼくは今、どかん?の中に入ってるっピ!
「違うけど…
ちょっと静かに」
「学校の人いるから
見つかったら保健所」
「ピ!」
[太字]学校[/太字]とは、
しずかちゃんたちが毎日行ってるところらしいっピ!
「それでさー」
「まりなちゃんに言われた通り、
下じきバリバリに折っといたよー」
「あはー
明日の朝が楽しみ」
「今週もう3枚目だもんね!」
「あいつまた買い直さなきゃじゃん」
「お小遣いなくなったかな」
「いやいや」
「しずかちゃん」
「楽しそうだっピね
遊びの相談してるっピか?」
「……」
「生活保護の金で買えるでしょ♡」
「…そうなんじゃない?」
「あ、そうだっピ!
今日こそお礼をさせてほしいっピ!」
「そういえば、柊和ちゃんはどこ行ったっピ?」
「…柊和ちゃんは今日から5日ぐらい用事があるから学校休んでる。」
「そうだったっピか…
残念だっピね…」
柊和ちゃんにもお礼したかったっピのに…
あ!そうだっピ!
「今日はしずかちゃんにお礼をするっピから、
5日後、柊和ちゃんにもお礼するっピ!」
「…そう。」
しずかちゃんは納得してくれたみたいっピ!
ならーーーー
「りなーーーーーーーーー!!」
「ピ!!?」
な、なななな何っピ!?
「げ、お姉ちゃん…何?」
「りなの後ろ姿が見えたから全力疾走した!」
「だからって…あんな大声で叫ばなくなって…」
2人は仲良しみたいっピね!
?そういえば、あの子は誰っピ?
しずかちゃんに聞いてみるっピ!
「しずかちゃん、あの子も学校の子っピ?」
「…そう、学校の先輩…小学6年生の雲母坂まりのさん。
妹の…「りな」って呼ばれてる子が雲母坂まりなちゃん。
まりのさんの妹。」
「帰るよー!りな!」
「分かってるから!」
にんげんには、せんぱいとしょうがくろくねんせいっていう種族もあるみたいっピ!
にんげんはいっぱい種族がいてすごいっピ!
「あ、そうそう!
今日のハッピー道具は…」
「ハッピーカメラ!
一見普通のカメラっピが…
これで写真を撮るっピと…」
パシャッ
ビーッ
「このハッピー紙にすぐ印刷されるっピ!」
「へー…でも
これならスマホのがよくない?意外と重いし。」
「ピッ!?
でもでも」
[太字] 「これにはとっておきの機能があってーーーー」[/太字]
「あ」
「そろそろ下じき買いに行かなきゃ、
文房具屋終わっちゃう。」
「ピ!?
今日も買うっピか!?」
「うん」
「…また、なくなっちゃったみたいだから。」
[太字]「また明日」[/太字]
…しずかちゃんはとっても忙しいっピ。
それでも
明日こそ、きっと喜ばせてみせるっピーーーー!
[太字]3日目[/太字]
「しずかちゃん!
これは…」
「ごめん。早く行かないと。」
[太字]「また明日」[/太字]
[太字]4日目[/太字]
「しずかちゃん!
気持ちいいっピね!」
「…そうだね。」
[太字]5日目[/太字]
「しずかちゃ…」
[太字]「また明日」[/太字]
[太字]6日目[/太字]
昨日も喜ばせることができなかったっピ…
でも今日こそは!しずかちゃんを喜ばせてみせるっピ!
「しずかちゃん!今日の道具はすごいっピ!」
「土星ウサギの声が出るボールペンーーーー」
「あ」
「タコピー、今日はすぐ帰らなきゃ。
また明日。」
「っピ?
どうしたっピか?」
「チャッピーにご飯あげなきゃだから。」
「チャッピー?」
「あーーーー…」
「…あ」
「来る?」
「ピ?」
もしかして…しずかちゃんの、お家!?
[太字]しずかの家[/太字]
[水平線]
「ワンワンッ!」
「わっ…」
「バウバウ!!バウバウ!!」
これがチャッピー…!デカいっピ!!
「バウバウ!!」
「はいはい」
ピ!?
「あー分かった、分かったから。」
「ただいま、
ただいまチャッピー。」
しずかちゃんが…笑ってるっピ…!!
「ヘッ」キラーン!
「ピ?」
チャッピー…なんでぼくの方を向くっピ?
ガブッ!
ブンブンブン
「ピ〜〜〜〜〜!?」
た、食べられちゃうっピ〜!
「食べちゃダメだよ。」
「今日は私がご飯あげなきゃなの。」
「バウバウ!」
「あ」
「家、上がっていいよ。」
「…ピ…」
「お母さんもうお仕事行ったから、
同伴なんだって。」
「ピー」
同伴?
「同伴って何だっピ!?」
「お客さんと一緒にお店行くやつ。」
忙しそうだっピ…!
「あれ?
パパはどこだっピ!?」
「…パパはいないの。」
人間はママ一人で子供を作れるっピ!?
すごいっピー!
「チャッピーとはすごい小さい頃からずーっと一緒なの。」
「パパが置いてってくれたんだよ。」
「私はチャッピーが大好きなの。」
「ピー」
そんなにチャッピーと一緒にいるんだっピか!
「チャッピーがいれば私は大丈夫。
他には何もいらないんだ。」
「何があったって平気なの。
どんな痛いことや、つらいことだって…」
「クウン…」
ちょっと羨ましいと思ってしまったっピ。
何かモヤモヤするっピ。
「へへ。
ちょっと臭いね。」
なっ…
やきもきするっピ。なんだっピこの気持ちは…
あれ結局パパいるっピ!?さっきいないって言ってたっピのに…
「ねぇ、
ハッピー星どれ?」
しずかちゃんがそう聞いてきたっピ!
でも…
「ピ…」
「ここからは見えないっピ…
とっても遠くにあるっピ。」
「ハッピー星には、星じゅうにハッピーフルーツがなってて、
とっても美味しいんだっピ!」
「しずかちゃんも、用事がおわったら柊和ちゃんもさそって、
遊びにくるといいっピよ!」
「…私たちは行けないよ。」
ピ!?
「そんなことないっピ!
ハッピー船に乗ればひとっ飛びだっピ!
しずかちゃんたちを退屈させないっピし…」
「私…魔法とか信じないから。」
「魔法じゃなくてハッピー道具ーーーー」
「行けないよ」
「どこにも」
「ハッピー星にも」
「パパのところにも」
なんで、そんなこと言っちゃうっピ?
なんでっピ…?
[明朝体]愛しい我が子よ[/明朝体]
[明朝体]このハッピー道具を使って、あまねく宇宙にハッピーを広めるのです。[/明朝体]
[明朝体]ただし気を付けて[/明朝体]
[明朝体]決して「掟」を破ってはなりません。[/明朝体]
ママ…
掟どころかぼくは、まだ道具を使ってもらうこともできないっピ。
でもーーーー
[太字]しずかちゃんに、もっと笑ってほしいっピ![/太字]
だから!
「しずかちゃん!」
「今度ぼくが、しずかちゃんをハッピー星に招待するっピよ!」
「…」
「ハッピー道具もたくさんあるっピし、それでーーー」
「…だから、
そういう魔法とかはーーーー」
「それできっと」
絶対
「しずかちゃんをものすごい笑顔にしてみせるっピー!!」
「……あ、ハッピー星は
訳あってぼくがしばらく星に帰れないっピから…」
「今すぐには行けないけど…」
「でも」
「いつか」
「いつかきっと」
君をーーーー笑顔に、
「タコピー」
「ピ?」
くんくん
「…タコピーは無臭だね。」
「ッピ!?」
「ピ!?」
ピ、しずかちゃんの顔がすぐ近くまで近づいてたっピ…
あと、なんだか体が熱いっピ…
赤くなってるっピし…
「じゃあもう帰るね。」
「ピ…しずかちゃん。」
[太字]「また明日」[/太字]
ピ…!しずかちゃん、笑ってくれたっピ!
あしたは柊和ちゃんの用事がおわって、いっしょに帰れるっピから、
柊和ちゃんにも言ってあげようっピ…!
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