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人狼/市民に審判を

#1

~生存競争~プロローグ:屋敷に集う人々と優しきマスター

「ったく…ツイてねぇな…。」
猛吹雪の雪山で男は嘆息した。彼の名はクリス。シルクハットとボサボサの茶髪、そして常に咥えているタバコが特徴的な男だ。
「つーかなーんでオレはこんな雪山に来ちまったんだ?何か理由はあったんだろうが…思い出せねぇ…。いや、そもそも俺はどこで暮らしていて何をしていた?なんで名前しか思い出せねぇんだ!……イライラしてきたな…!」
彼には記憶が無かった。あるのは懐に入った大量のタバコだけだ。苛立ちを紛らわせる為にタバコを吸いながら歩くクリス。ちなみに吸い殻は地面に捨てている。随分とお行儀が悪いようだ。
「何だ?あれは…屋敷…?」
歩き続けてどれ程の時間が経っただろうか。クリスは大きな屋敷を発見した。
「なんでこんな僻地に?しかも門や庭も無いと来た。明らかに怪しいが…まぁ入れてもらうしかねぇよな…。」
不審に思いながらも扉に手をかけるクリス。鍵はかかっておらず、そのまま中に入ることができた。
「おーおー、もうこんなに人がいるのか…。俺はクリス。吹雪だったからお邪魔させてもらった。」
屋敷の中には既に8人の先客がおり、用意されていたのであろう椅子に座っていた。クリスも[漢字]残り一つだけ[/漢字][ふりがな]・・・・・・[/ふりがな]空いていた椅子に座った。クリスに続く形で、人々はそれぞれ自己紹介をしていった。自己紹介と言っても、名前よりも多くは語らなかったが。
「私、エマって言います!短い間ですがよろしくお願いします!」
外は猛吹雪なのにノースリーブな少女、エマ。
「アタシはスーザン。ま、よろしく。」
クリスと同じくタバコを咥えた女性、スーザン。
「ヒューだ!せっかくだし今を楽しもうぜ!」
豪胆な赤髪の男、ヒュー。
「[小文字][小文字][小文字]いやはや、このお屋敷は一体どなたが何の為に建てたのでしょうか…[/小文字][/小文字][/小文字]ああ、失礼いたしました。フェイと申します。」
大きな丸眼鏡の中性的な人物、フェイ。
「マイクだ。よろしく。」
ぶっきらぼうな態度の金髪の男、マイク。
「メアリーよ。私以外にも人がいて助かったわ…。」
微笑を浮かべる女性、メアリー。
「私はローラです~。皆さんもよろしくですね~。」
間延びした話し方の女性、ローラ。
「[小文字][小文字][小文字]ああもう…なんでボクがこんな目に遭わなきゃいけないんだ![/小文字][/小文字][/小文字]……ロディだ。」
小声で現状への不満を呟く少年、ロディ。
「おやおや、お客様ですか?こんな吹雪の中大変でしたね。」
9人が振り返った先には、優しそうな雰囲気の老いた男性がいた。
「私はこの屋敷のマスターです。すぐに温かい食事を持って参りますので少々お待ちください。それと吹雪が収まるまで泊まっていってください。もちろん、お代は一切いりませんよ。」
マスターはにっこりと笑う。その笑顔に裏があるようには見えなかった。

作者メッセージ

お久し振りです。星辰と申します。……人狼ジャッジメントというゲームにハマりまして、投稿が遅くなりました。リアルの事情は片付いた後なんですけどね…。……こちらでの二次創作の投稿は初めてですね。ともあれ少なくともこのゲーム(試合)は書き切るつもりですのでお待ちください…。


メインとなる登場人物
クリス(基本彼視点の予定です)
エマ
スーザン
ヒュー
フェイ
マイク
メアリー
ローラ
ロディ
9人と多めなのでここに並べておきます。本文だけでは容姿がちゃんと描写できなかったので気になったのならば画像検索してください。検索しなくても問題無いように描写しますが。ちなみに口調は完全に捏造です。公式様はプレイヤーの想像に委ねる為一切設定を開示しないと明言なさっているので。

2025/03/28 16:36

星辰
ID:≫ 7arS8JQtNXh02
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