宝石の涙記

この世界では、人の心が揺れたとき、胸の奥に生まれた感情がそっと結晶になる。
深い悲しみは青いサファイアに、あふれる喜びは黄金のシトリンに、
燃える怒りは赤いガーネットに、静かな愛は淡いローズクォーツに——。
宝石はただの石ではない。
それは、その人が確かに“生きた証”であり、心の記憶そのものだった。
そんな世界に、一人の少女がいた。
彼女の涙は、誰よりも純粋で、誰よりも脆く、そして誰よりも美しい宝石へと変わる。
涙が宝石になる少女。
その存在は祝福であり、同時に呪いでもあった。
これは、彼女が世界を巡り、
さまざまな感情と出会い、
そして自分の涙の意味を知るまでの物語。

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