東方二次創作 幻想の追憶
#1
春のうららの博麗神社 第一話
春の心地よい陽気の中、
私、博麗霊夢は境内の掃除をしていた
さしてゴミは無い様に見えたのだが
集めてみると意外に多く、
思っていたよりも時間がかかってしまった
私はその小さな努力の結晶を前に、得意気になる
しかし、その幸せはすぐに終わりを迎える
謎の突風によってゴミの山は崩れ去り、
私は舞い上がったゴミを全身で浴びることになってしまった
「悪いな、霊夢
まさか掃除してるなんて思わなかったぜ」
悪びれる様子もなく目の前で服を整えているのは、
普通の魔法使い、霧雨魔理沙だ
あの突風が猛スピードで突っ込んできた
彼女の箒によるものなのは一目瞭然だった
だが私はこんな事で怒るほど短気じゃない
そう、とても広い心、慈悲深い心の持ち主だ
私は微笑みながら言った
「魔理沙、覚悟できてんでしょうね
泣いて許しを請っても無駄よ」
「え、ちょっと待っ」
魔理沙は情けない声で制止を図ったが
私の手から飛んでいった光弾に撥ねられていた
魔理沙が手にしていた箒は宙に投げ出され、
支えを失った身体は人里の方へ飛んでゆく
「あら、私は優しく
気にしてないよ、大丈夫だよ
って言っただけのはずなんだけど」
私は無意識のうちに、「夢想封印」を放っていた
それを理解したのは
麓からのマラソンを余儀なくされた魔理沙が
神社の階段を駆け上る足音が聞こえた頃だった
私、博麗霊夢は境内の掃除をしていた
さしてゴミは無い様に見えたのだが
集めてみると意外に多く、
思っていたよりも時間がかかってしまった
私はその小さな努力の結晶を前に、得意気になる
しかし、その幸せはすぐに終わりを迎える
謎の突風によってゴミの山は崩れ去り、
私は舞い上がったゴミを全身で浴びることになってしまった
「悪いな、霊夢
まさか掃除してるなんて思わなかったぜ」
悪びれる様子もなく目の前で服を整えているのは、
普通の魔法使い、霧雨魔理沙だ
あの突風が猛スピードで突っ込んできた
彼女の箒によるものなのは一目瞭然だった
だが私はこんな事で怒るほど短気じゃない
そう、とても広い心、慈悲深い心の持ち主だ
私は微笑みながら言った
「魔理沙、覚悟できてんでしょうね
泣いて許しを請っても無駄よ」
「え、ちょっと待っ」
魔理沙は情けない声で制止を図ったが
私の手から飛んでいった光弾に撥ねられていた
魔理沙が手にしていた箒は宙に投げ出され、
支えを失った身体は人里の方へ飛んでゆく
「あら、私は優しく
気にしてないよ、大丈夫だよ
って言っただけのはずなんだけど」
私は無意識のうちに、「夢想封印」を放っていた
それを理解したのは
麓からのマラソンを余儀なくされた魔理沙が
神社の階段を駆け上る足音が聞こえた頃だった