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鬱展開かもです!!
きっと最後につげる言葉
カーテンを開ける。
とか。
朝ごはん食べる。
とか。
皆にとっては、とくに“あの子”にとっては…当たり前に過ぎないだろう。
でも、誰だってその当たり前が崩れる瞬間が存在する。
当たり前だったことが、急にでも徐々にでもどちらでもいいが…結局出来なくなる。
それが、今の私だ。
ピロン 、
ピロン 、
ピロン …
3回も連続で、メールが来た通知の音が鳴った。
見ようとすると、トゥルルルンル…と電話の着信音。
「[漢字]窓成[/漢字][ふりがな]まどなり[/ふりがな]」
と表示されたスマホの画面が、酷く憎らしく感じた。
「はい…、…[漢字]六寝[/漢字][ふりがな]ろね[/ふりがな]?」
渋々電話に出ると、六寝のあのいつもの声が聴こえた。
[大文字]「[漢字]一花[/漢字][ふりがな]いっか[/ふりがな]!!なんで出てくれなかったの…!心配過ぎてもうちょっとで家に凸するところだったんだから!!!!」[/大文字]
でっっか…
_いつも以上に響く、その声が。
何故か震えている気がして。
怖くなった。
必死だったのかもしれない、と。
なぜ六寝が必死なのに、私は。
私は何もせずにそのまま居るのか。
「…そういえば一花、めっちゃ風の音するんだけど…もしかしてまたベランダに居るの?」
真下を見てみると、誰かが捨てたガラスの破片に朝日が光って反射していた。
そっか。今ベランダに居るのか、
今落ちれば、この人生を終わらすことが出来るかな
という言葉が一瞬だけ脳裏をよぎった。
_息苦しい。
「一花?なんでそんな苦しそうなの…」
息の仕方を忘れてしまった、というのが正解に近いかもしれないこの状況を、誰もどうすることは出来ないはずだ。
六寝は何かを察したような声を漏らすと、私にこんな言葉をふりかけた。
「…一花、息吸って…んで吐いて…でまた吸って、…吐いて~…」
気付くと私の頬は濡れていた。
涙?それとも汗?
分からないほど頭がこんがらがっていた事しか、今は分からない。
_それから数日経った。
私たちはまたそれぞれのベランダで、電話越し朝集会を開いた。
「そういえば、あの時の電話…出れなかった時何を言おうとしてたの?」
と私が聞くと、六寝は少しだけ笑って答えた。
「秘密。でもね、きっと_」
「[漢字]一花[/漢字][ふりがな]きみ[/ふりがな]にさいごに告げる言葉」
とか。
朝ごはん食べる。
とか。
皆にとっては、とくに“あの子”にとっては…当たり前に過ぎないだろう。
でも、誰だってその当たり前が崩れる瞬間が存在する。
当たり前だったことが、急にでも徐々にでもどちらでもいいが…結局出来なくなる。
それが、今の私だ。
ピロン 、
ピロン 、
ピロン …
3回も連続で、メールが来た通知の音が鳴った。
見ようとすると、トゥルルルンル…と電話の着信音。
「[漢字]窓成[/漢字][ふりがな]まどなり[/ふりがな]」
と表示されたスマホの画面が、酷く憎らしく感じた。
「はい…、…[漢字]六寝[/漢字][ふりがな]ろね[/ふりがな]?」
渋々電話に出ると、六寝のあのいつもの声が聴こえた。
[大文字]「[漢字]一花[/漢字][ふりがな]いっか[/ふりがな]!!なんで出てくれなかったの…!心配過ぎてもうちょっとで家に凸するところだったんだから!!!!」[/大文字]
でっっか…
_いつも以上に響く、その声が。
何故か震えている気がして。
怖くなった。
必死だったのかもしれない、と。
なぜ六寝が必死なのに、私は。
私は何もせずにそのまま居るのか。
「…そういえば一花、めっちゃ風の音するんだけど…もしかしてまたベランダに居るの?」
真下を見てみると、誰かが捨てたガラスの破片に朝日が光って反射していた。
そっか。今ベランダに居るのか、
今落ちれば、この人生を終わらすことが出来るかな
という言葉が一瞬だけ脳裏をよぎった。
_息苦しい。
「一花?なんでそんな苦しそうなの…」
息の仕方を忘れてしまった、というのが正解に近いかもしれないこの状況を、誰もどうすることは出来ないはずだ。
六寝は何かを察したような声を漏らすと、私にこんな言葉をふりかけた。
「…一花、息吸って…んで吐いて…でまた吸って、…吐いて~…」
気付くと私の頬は濡れていた。
涙?それとも汗?
分からないほど頭がこんがらがっていた事しか、今は分からない。
_それから数日経った。
私たちはまたそれぞれのベランダで、電話越し朝集会を開いた。
「そういえば、あの時の電話…出れなかった時何を言おうとしてたの?」
と私が聞くと、六寝は少しだけ笑って答えた。
「秘密。でもね、きっと_」
「[漢字]一花[/漢字][ふりがな]きみ[/ふりがな]にさいごに告げる言葉」
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