「うーん、0.1以下だねえ」
少し暗い、変な器具がいっぱい置いてある_
ここは眼科。
なんでわざわざ眼下に来ているかって?わかる人も居るだろう、そう…
視力が悪くなったから、だ。
先ほどの先生の言葉に、俺は一瞬固まった。
0.1、以下?
いやいやいやいやちょっと待ってくれよ、以下ってなんだよ以下って。
小学生の頃から2.0を保ってきた[小文字](※と思っているだけで実際は小学生から0.8程度)[/小文字]俺が、そんな事になるはずがない。
「何かの間違いとかでは?」
「ないですねえー、諦めて眼鏡使った方が良いと思うよ」
うーん、眼鏡…
普段付けていない人がつけたときの反応が怖いんだよな。
骨折した人のところに最初の1時間くらいは群がるけど次の休み時間にはもう視界から消え去っているみたいな感じが想像できてしまって。
結局俺は、帰りに眼鏡を買った。
黒色の、少し丸っぽい形の眼鏡。
「あれっ…おはよう!今日は眼鏡なの?」
友達の[漢字]桜音[/漢字][ふりがな]おと[/ふりがな]が、朝一番に話しかけて来てくれた。
女の子に気付いてもらえることがこんなに嬉しい事なのか、と気持ち悪い事を考えながら俺は答えた。
「うん、昨日視力が0.1以下って言われてさ」
桜音は笑った。
レンズ越しでも、人の笑顔の見え方は変わらないんだなぁ。
「実は私も今日眼鏡なんだ、奇遇だね」
桜音の眼鏡?
桜音も目悪いんだ…
桜音は鞄の中から、かわいらしい桜色のケースを取り出した。
いかにも桜音って感じだ。
「みて~茶色の丸眼鏡」
茶色の、俺と同じような色の眼鏡があった。
同じだと言う事が嬉しくて、俺は少し笑った。
「俺もね、同じ色の眼鏡だわ」
_桜音の瞳は今日も綺麗な桜色。
レンズ越しでも、君の綺麗な瞳が見える事が…今の、最大の幸せだ。
少し暗い、変な器具がいっぱい置いてある_
ここは眼科。
なんでわざわざ眼下に来ているかって?わかる人も居るだろう、そう…
視力が悪くなったから、だ。
先ほどの先生の言葉に、俺は一瞬固まった。
0.1、以下?
いやいやいやいやちょっと待ってくれよ、以下ってなんだよ以下って。
小学生の頃から2.0を保ってきた[小文字](※と思っているだけで実際は小学生から0.8程度)[/小文字]俺が、そんな事になるはずがない。
「何かの間違いとかでは?」
「ないですねえー、諦めて眼鏡使った方が良いと思うよ」
うーん、眼鏡…
普段付けていない人がつけたときの反応が怖いんだよな。
骨折した人のところに最初の1時間くらいは群がるけど次の休み時間にはもう視界から消え去っているみたいな感じが想像できてしまって。
結局俺は、帰りに眼鏡を買った。
黒色の、少し丸っぽい形の眼鏡。
「あれっ…おはよう!今日は眼鏡なの?」
友達の[漢字]桜音[/漢字][ふりがな]おと[/ふりがな]が、朝一番に話しかけて来てくれた。
女の子に気付いてもらえることがこんなに嬉しい事なのか、と気持ち悪い事を考えながら俺は答えた。
「うん、昨日視力が0.1以下って言われてさ」
桜音は笑った。
レンズ越しでも、人の笑顔の見え方は変わらないんだなぁ。
「実は私も今日眼鏡なんだ、奇遇だね」
桜音の眼鏡?
桜音も目悪いんだ…
桜音は鞄の中から、かわいらしい桜色のケースを取り出した。
いかにも桜音って感じだ。
「みて~茶色の丸眼鏡」
茶色の、俺と同じような色の眼鏡があった。
同じだと言う事が嬉しくて、俺は少し笑った。
「俺もね、同じ色の眼鏡だわ」
_桜音の瞳は今日も綺麗な桜色。
レンズ越しでも、君の綺麗な瞳が見える事が…今の、最大の幸せだ。