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流れゆく雲と

「まだ好きな人居ないの?」









電話越し、君の声が夜空に響く。




そして、ふっと消えてく。









「_今のところはね」







咥えていた煙草をスマホに当たらないように持って言った。







「だからこそ合コン行こって言ってんの」









私はその言葉と共に、夜空に浮かぶ月を見た。







面倒臭い事は、月を見て忘れたい。








そんな私の些細な願いからだろう。









君はまた続けて叫んだ。








「ねぇ行こうよー!友達が一人も居ないのは心細い」









駄々をこねる子供の様な声は、星まで届きそうなくらい大きく響いた。











「_まあ、考えとくわ」







子供をあやす様な、比較的優しい声を出す。









「ん、考えといてよ?じゃあうちは寝るわ。あんたも寒いし部屋戻りなよ」









君にはベランダに居る事すらバレバレだったらしい。












私は少し考えた後、笑ってこう言った。






「わかったよ」

作者メッセージ

すっげえ短い…400もいってないのは久しぶりな気がしますね。


静かな夜と電話越しの声を想像して頂けたら十分でございます()

2025/02/25 11:30

醉夢まちゃ。
ID:≫ 4sDvBSaOEcmHM
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