流れゆく雲と
「まだ好きな人居ないの?」
電話越し、君の声が夜空に響く。
そして、ふっと消えてく。
「_今のところはね」
咥えていた煙草をスマホに当たらないように持って言った。
「だからこそ合コン行こって言ってんの」
私はその言葉と共に、夜空に浮かぶ月を見た。
面倒臭い事は、月を見て忘れたい。
そんな私の些細な願いからだろう。
君はまた続けて叫んだ。
「ねぇ行こうよー!友達が一人も居ないのは心細い」
駄々をこねる子供の様な声は、星まで届きそうなくらい大きく響いた。
「_まあ、考えとくわ」
子供をあやす様な、比較的優しい声を出す。
「ん、考えといてよ?じゃあうちは寝るわ。あんたも寒いし部屋戻りなよ」
君にはベランダに居る事すらバレバレだったらしい。
私は少し考えた後、笑ってこう言った。
「わかったよ」
電話越し、君の声が夜空に響く。
そして、ふっと消えてく。
「_今のところはね」
咥えていた煙草をスマホに当たらないように持って言った。
「だからこそ合コン行こって言ってんの」
私はその言葉と共に、夜空に浮かぶ月を見た。
面倒臭い事は、月を見て忘れたい。
そんな私の些細な願いからだろう。
君はまた続けて叫んだ。
「ねぇ行こうよー!友達が一人も居ないのは心細い」
駄々をこねる子供の様な声は、星まで届きそうなくらい大きく響いた。
「_まあ、考えとくわ」
子供をあやす様な、比較的優しい声を出す。
「ん、考えといてよ?じゃあうちは寝るわ。あんたも寒いし部屋戻りなよ」
君にはベランダに居る事すらバレバレだったらしい。
私は少し考えた後、笑ってこう言った。
「わかったよ」
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