私は、優愛の話を聞いてからわくわくしていた。
もう一度同じ夢をみれるのかもしれない、という希望が見えたからだ。
学校からの帰り道で、もう月も見えかけている。
「あーぁ、疲れたあ‥」
後ろで声がして、ふと振り向く。
そこには、金髪で綺麗な碧色の目の女の子が居た。
黒色のカチューシャと、水色のリボンが多いワンピース…まさに、不思議の国のアリスそのままだ。
「こんばんは!ねえねえ、私ね、今日面白い夢見たの!」
可愛らしいな、と思っていると、少女がこちらを向いて話しかけてきた。
「へえ~そうなの?聞かせて!…でもその前に、お名前教えてくれない?」
私が聞くと、少女はこくりと頷いた。
「私はアリス・レイザー。アリスってみんなから呼ばれてるし…もう会わないかもだけど、是非アリスって呼んでね!!」
わかった、と言おうとすると、突然アリスちゃんが倒れた。
「わ、大丈夫‥」
アリスちゃんは、優愛と同じようで眠っていた。
[小文字][小文字]アリスside[/小文字][/小文字]
森の中、時計を持っている白い兎を見つけた。
私は追いかけるけど、全然追い付かない‥。
「…あっ‥」
追いかけているうちに、穴に落ちてしまったようだ。
暗闇に吸い込まれていった。
「あははっはじめまして。君がアリスだね?」
暗闇の中に、一つ男性の声がある。
見えない…
「私がアリスです…」
恐る恐る言葉を返すと、男性が指をぱちん、と鳴らした。
その瞬間、あたりは明るくなった。
私がびっくりしていると、さっきの声がした。
「まぁまぁ、そんなにびっくりしないで?僕はこの世界の案内人なんだから」
案内人…?
今更声の方を見ると、そこには誰も居なかった。
「居ない…じゃないですか、」
私は恐る恐る声を出す。
すると男性の声は、また1つ笑ってからこう言った。
「_まぁそんな事はどうだって良いさ。とりあえず…アリスちゃんから見た右に行ってみよう![小文字][小文字]…この世界は決して1人で動いてはいけないからね。僕が一緒に行かないといけない[/小文字][/小文字]」
最後に何か小さく言ってた様な…?
まぁ良いか…
私は言われた通り右へと歩いて行った。
少し歩くと、見覚えのある景色があった。
あの白い兎を追いかけてた…森?
走って森の先まで行った。
白い兎の耳を持った綺麗な女性が立っている。
「_アセビ」
私の、少し後ろを見てその女性は声をこぼした。
アセビ?
誰だろう。
もしかして見えない声の正体とか?
見えないけど、声の正体を知りたくて後ろを向く。
そこには綺麗なスーツを身に纏った、少しおちゃらけた感じの男性が立っていた。
男性は何も言わず、ぱちん、と指を鳴らした。
その瞬間、あたりは桜が咲いた。
「すごい…!どうやってこんなことが出来るんですか…?」
男性は、しーっと人差し指を口元にあててゆっくり微笑む。
そして、「[明朝体]Alice, it's nice to meet you.[/明朝体]」と発した。
Alice, it's nice to meet you.… アリス、あなたに会えて嬉しい。って事?
私はイギリス生まれ[小文字][小文字](育ちは日本)[/小文字][/小文字]なので、少しは英語が出来る。
なんとか聞き取ったが、私と会えて嬉しいってどういう意味?
男性は続けて、「[明朝体]don't forget me. That's a promise.[/明朝体]」と言った。
男性の頬に、涙がつたう。
英語の意味は残念ながらわからなかったが、何か悲しい事を言っているのは確かだ。
「アリス、って言うの?ごめんね、アリス。私はアセビに用があるから」
どうやら男性はアセビという名前の様だ。
「最後に、‥この時計。是非あなたが持っていて。」
女性が、時計をすっと私の手に渡した。
木漏れ日が反射している。
「だから、絶対__」
[小文字][小文字]プロローグの女の子side[/小文字][/小文字]
「はっ…」
アリスちゃんが、ようやく目を覚ました。
「あれ…?森の中に居た、はず…」
森?また、優愛みたいに夢を見ていたの…?
怖くなって、アリスちゃんに聞いてみた。
「アリスちゃん…もしかして、夢を見てたの?」
すると、アリスちゃんはきょとんとした顔で、こういった。
「なんでわかったの?そうだよ!」
もう一度同じ夢をみれるのかもしれない、という希望が見えたからだ。
学校からの帰り道で、もう月も見えかけている。
「あーぁ、疲れたあ‥」
後ろで声がして、ふと振り向く。
そこには、金髪で綺麗な碧色の目の女の子が居た。
黒色のカチューシャと、水色のリボンが多いワンピース…まさに、不思議の国のアリスそのままだ。
「こんばんは!ねえねえ、私ね、今日面白い夢見たの!」
可愛らしいな、と思っていると、少女がこちらを向いて話しかけてきた。
「へえ~そうなの?聞かせて!…でもその前に、お名前教えてくれない?」
私が聞くと、少女はこくりと頷いた。
「私はアリス・レイザー。アリスってみんなから呼ばれてるし…もう会わないかもだけど、是非アリスって呼んでね!!」
わかった、と言おうとすると、突然アリスちゃんが倒れた。
「わ、大丈夫‥」
アリスちゃんは、優愛と同じようで眠っていた。
[小文字][小文字]アリスside[/小文字][/小文字]
森の中、時計を持っている白い兎を見つけた。
私は追いかけるけど、全然追い付かない‥。
「…あっ‥」
追いかけているうちに、穴に落ちてしまったようだ。
暗闇に吸い込まれていった。
「あははっはじめまして。君がアリスだね?」
暗闇の中に、一つ男性の声がある。
見えない…
「私がアリスです…」
恐る恐る言葉を返すと、男性が指をぱちん、と鳴らした。
その瞬間、あたりは明るくなった。
私がびっくりしていると、さっきの声がした。
「まぁまぁ、そんなにびっくりしないで?僕はこの世界の案内人なんだから」
案内人…?
今更声の方を見ると、そこには誰も居なかった。
「居ない…じゃないですか、」
私は恐る恐る声を出す。
すると男性の声は、また1つ笑ってからこう言った。
「_まぁそんな事はどうだって良いさ。とりあえず…アリスちゃんから見た右に行ってみよう![小文字][小文字]…この世界は決して1人で動いてはいけないからね。僕が一緒に行かないといけない[/小文字][/小文字]」
最後に何か小さく言ってた様な…?
まぁ良いか…
私は言われた通り右へと歩いて行った。
少し歩くと、見覚えのある景色があった。
あの白い兎を追いかけてた…森?
走って森の先まで行った。
白い兎の耳を持った綺麗な女性が立っている。
「_アセビ」
私の、少し後ろを見てその女性は声をこぼした。
アセビ?
誰だろう。
もしかして見えない声の正体とか?
見えないけど、声の正体を知りたくて後ろを向く。
そこには綺麗なスーツを身に纏った、少しおちゃらけた感じの男性が立っていた。
男性は何も言わず、ぱちん、と指を鳴らした。
その瞬間、あたりは桜が咲いた。
「すごい…!どうやってこんなことが出来るんですか…?」
男性は、しーっと人差し指を口元にあててゆっくり微笑む。
そして、「[明朝体]Alice, it's nice to meet you.[/明朝体]」と発した。
Alice, it's nice to meet you.… アリス、あなたに会えて嬉しい。って事?
私はイギリス生まれ[小文字][小文字](育ちは日本)[/小文字][/小文字]なので、少しは英語が出来る。
なんとか聞き取ったが、私と会えて嬉しいってどういう意味?
男性は続けて、「[明朝体]don't forget me. That's a promise.[/明朝体]」と言った。
男性の頬に、涙がつたう。
英語の意味は残念ながらわからなかったが、何か悲しい事を言っているのは確かだ。
「アリス、って言うの?ごめんね、アリス。私はアセビに用があるから」
どうやら男性はアセビという名前の様だ。
「最後に、‥この時計。是非あなたが持っていて。」
女性が、時計をすっと私の手に渡した。
木漏れ日が反射している。
「だから、絶対__」
[小文字][小文字]プロローグの女の子side[/小文字][/小文字]
「はっ…」
アリスちゃんが、ようやく目を覚ました。
「あれ…?森の中に居た、はず…」
森?また、優愛みたいに夢を見ていたの…?
怖くなって、アリスちゃんに聞いてみた。
「アリスちゃん…もしかして、夢を見てたの?」
すると、アリスちゃんはきょとんとした顔で、こういった。
「なんでわかったの?そうだよ!」