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「ちっげーよ真。俺らはこれが普通なの」
「あっそ」
「真さんもサボりですか」
「いいや、俺は今日大学休みなんだよ」
「嘘つけ嘘つけ」
「ほんとだよバーカ」
勇我は沸々と怒りを燃やしていた。創馬はあきれていた。真は相変わらずたばこを吹かしたままだった。
隣のベンチに座りながら真が聞いた。
「で、家族と喧嘩したんだって?」
勇我はビクッとした。
「なんでそれ知ってんだよ」
「そこで聞いてたんだよ」
趣味わりーな、と勇我はブツブツ愚痴を言っていた。
「で、創馬は?」
「俺ですか?」
「おまえ以外誰がいるんだよ」
「俺は……」
創馬は少し考えた。
この際全部言ってしまおうか。父とのこと、母のこと、勇我がもっと友達がほしいと言ってズキッとしたこと、全て。
真さんは柄は悪いけどいい人だ。気が楽になるかもしれない。
けれど何かがせき止めている。相談するのってこんなにも難しかったっけ。
悩んでいるうちに時間は過ぎていく。
勇我の声で目が覚めた。
「創馬?」
「あぁ、ごめん。ボーッとしてた。」
「……ふうん」
勇我はいかにも信じていなさそうだった。やはり勇我に嘘はつけないと思った。
真が立ち上がった。
「じゃあ、もう俺行くわ」
そう言って歩いて行った。
「さっさと行けー!」
勇我が大声で言った。
すると真が、忘れ物を思い出したかのように振り返った。
「創馬、なんかあったら俺んちこいよ」
創馬はうなずいた。
真は、たばこを吹かしたままだった。
「あっそ」
「真さんもサボりですか」
「いいや、俺は今日大学休みなんだよ」
「嘘つけ嘘つけ」
「ほんとだよバーカ」
勇我は沸々と怒りを燃やしていた。創馬はあきれていた。真は相変わらずたばこを吹かしたままだった。
隣のベンチに座りながら真が聞いた。
「で、家族と喧嘩したんだって?」
勇我はビクッとした。
「なんでそれ知ってんだよ」
「そこで聞いてたんだよ」
趣味わりーな、と勇我はブツブツ愚痴を言っていた。
「で、創馬は?」
「俺ですか?」
「おまえ以外誰がいるんだよ」
「俺は……」
創馬は少し考えた。
この際全部言ってしまおうか。父とのこと、母のこと、勇我がもっと友達がほしいと言ってズキッとしたこと、全て。
真さんは柄は悪いけどいい人だ。気が楽になるかもしれない。
けれど何かがせき止めている。相談するのってこんなにも難しかったっけ。
悩んでいるうちに時間は過ぎていく。
勇我の声で目が覚めた。
「創馬?」
「あぁ、ごめん。ボーッとしてた。」
「……ふうん」
勇我はいかにも信じていなさそうだった。やはり勇我に嘘はつけないと思った。
真が立ち上がった。
「じゃあ、もう俺行くわ」
そう言って歩いて行った。
「さっさと行けー!」
勇我が大声で言った。
すると真が、忘れ物を思い出したかのように振り返った。
「創馬、なんかあったら俺んちこいよ」
創馬はうなずいた。
真は、たばこを吹かしたままだった。