私には6歳年下の弟がいるのですが、その弟がまだ小さい頃、1、2歳くらいのときのことです。弟はお昼寝をしていて、その横で母と私で小声で話したり遊んだりしていました。すると突然おもちゃ箱の中にあるはずの、当時弟が気に入っていた本の付録についてきたお寿司屋さんのおもちゃで注文ごっこができるものの『ま、ま、まぐろ』という普通なら『まぐろ』となるはずのところがおかしなリズムで聞こえてきました。私と母は、驚き、おもちゃ箱の中をみましたがそのおもちゃがなかなか見つからず、漁っていくと奥の方にありました。スピーカーとなっている部分は、他のおもちゃがかぶさっていて、はっきり聞こえるにはおかしい状況でした。 たまたまかな。と、そのときは話がつきました。 ですが弟にその話を母と話すか迷っていると、いきなり弟が「お昼寝のときにね、おじいちゃんがでてきた」と言いました。弟は幼い子特有のつっかえるような話し方はしない子だったので、そこはよかったのですが、心配になり「どっちのおじいちゃん?」と聞くと「知らないおじいちゃん」と言いました。私達の祖父は、父方の祖父は元気ですが、母方の祖父が弟が生まれる前の年に亡くなっています。弟は、会ったことがないのです。 そこで母方の祖父の写真を見せてみると、「たぶんこの人」と言いました。 ここからこの話は全く出てこなかったのですが、先日母に「こんなことあったね」と話したところ母が、「そういえばあの日はお盆のご先祖様が帰る日だったね」と言われました。あれは本当に祖父だったのでしょうか?