文字サイズ変更

偽マスの消されたあとの物語。

#63

62話

「……まさか、最初の授業で『元・創造神』が転校生として紛れ込んでくるとはな」
国立指先魔導ペン回し学園(ペン・アカデミー)の第一回授業中。体育館に集まった生徒たちの目の前で、ると(学園の裏支配者)は、ラウナ(特別講師)の隣で呆れていた。
生徒たちに紛れているのは、頭に「転校生マーク」をつけた、見慣れた老人の姿をした創造神。彼は生徒たちと同じ「練習用ピンクペン」を手に、震える指でノーマルスピンすらままならない状態だ。
「おい、元・神様。ルールは分かってるな? ペンを落としたら、アルラウネの肥料コースか、俺のメタ説教100時間コースだぞ?」
「う、うるさいわい、ると君! 私だって今度は『裏方』じゃなく、『プレイヤー』として、この新しい世界を楽しみたいんじゃ! 見とれ、この『ノーマルスピン』を……!」
創造神が意気揚々とペンを回すが、指がもつれてポロリと落とす。
カラン、コロン。
ペンが床を転がる乾いた音。その瞬間、アルラウネ学園長の背後に巨大な食人植物の影が現れ、レン広報部長が「地獄の説教」のためにマイクを握りしめる。
「な、待て! 私の初期設定は『虚弱体質の老人転校生』じゃ! ハンデじゃハンデ!」
「ルールは絶対だ、元・神。罰ゲーム執行!」
「ああああああ、お前ら容赦ないわぁぁぁぁ!!」
こうして、学園の最初の授業は、創造神の悲鳴と共に幕を開けた。新世界の『ペン回し革命』は、順調にカオスな道を歩み始めている。

作者メッセージ

創造神愛してるよ!(同情しすぎて恋愛感情になってしまった(??))

2026/02/15 14:20

ゆっくりると
ID:≫ 15ZZhWW60Fvc2
コメント

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はゆっくりるとさんに帰属します

TOP