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偽マスの消されたあとの物語。

#61

60話

「……ふぅ。神殺し完了。作画崩壊も回避。さて、ラウナ、アルラウネ、そして……一応レンも座れ。『新世界:Ver. 2.0 打ち切り回避計画』の会議を始めるぞ」
るとは、瓦礫の山から引っこ抜いたパイプ椅子に(創造神の玉座よりはるかに安っぽいが、座り心地はいい)腰を下ろした。
「まず、前回の反省点だ。『シリアスすぎてメタ発言を誘発した』。これに尽きる。千年も修行させるとか、俺のタイムマネジメントに問題があった。レン、お前も『呪う』以外のボキャブラリーを増やせ」
「……誰のせいだと思ってんだ、このペン回し狂いが」
レンが忌々しそうに、それでも隣に座る。
「よし、新世界のコンセプトだ。聞いて驚け。『全人類、強制的にペン回しが義務化される世界』……は流石に却下だ。アルラウネ、何かあるか?」
「そうですね……マスター。いっそ学園モノはやめて、『全住人がアルラウネ(私)のコスプレをする癒やしの里』というのはいかがでしょう?」
「却下だ。視覚的暴力が強すぎる。ラウナは?」
「……主。いっそのこと、すべての争いを『ジャンケン』で解決する平和な世界に。負けた方は次元の彼方に飛ばされるというルールで」
「結局バイオレンスじゃねーか! ジャンケンで宇宙が滅びるわ!」
るとは頭を抱え、ひび割れたペン(また持ってた)をカチカチと鳴らした。
「いいか、次はもっと『視聴者維持率』を意識した世界にする。まず、通貨は『いいね』だ。誰かに『いいね』と言われるとステータスが上がる。ただし、一度も『いいね』と言われずに一日を終えると、強制的にパジャマ姿の創造神(さっきの残滓)が枕元に立って、徹夜でメタ説教を聞かされるデバフがかかる」
「……それ、レンにとっての虚無の千年よりキツくないか?」
「さらにだ、レン。お前には『新世界の広報部長』を任せる。かつての殺意をすべてスマイルに変換して、各地の村を回ってペン回しの普及活動をしろ」
「殺せ。今すぐ俺を殺してくれ、ると」
るとはニヤリと笑い、ホワイトボード(どこから出した)に『ペン回し&スマイル 1000年計画』とデカデカと書き込んだ。
「完璧だ。神がいなくなった後の世界は、これくらいフザケてなきゃやってられない。……さて、ゼノとミラ! お前らはとりあえず、『ペン回し専用の指サック』を1200人分、手作りで用意しろ。一晩でな」
「「…………御意(マジかよ……)」」
こうして、神を殺した後の新世界は、創造主るとの「本気すぎるおふざけ」によって、かつてないほどカオスで、平和(?)な一歩を踏み出すことになりました。

作者メッセージ

まじか、るとさんペン回しハマりすぎwちなみに主は苦手です

2026/02/15 14:13

ゆっくりると
ID:≫ 15ZZhWW60Fvc2
コメント

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