文字サイズ変更

偽マスの消されたあとの物語。

#38

37話

「……よし、この世界の『命』に、俺好みの輝きを持たせてやろう」
るとは玉座から立ち上がり、新世界の理(システム)を司る中枢へと指先を突き立てた。
『事象再現(リプレイ):因果の刻印・天賦の才(ギフテッド)』
るとが紡いだ新たな法。この世界で産声を上げたあらゆる赤子は、その瞬間にるとの膨大なライブラリから抽出された『固有能力(スキル)』を一つ、魂に刻まれて生まれてくる。
「何者でもない凡夫など、俺の庭には必要ない。生まれた瞬間から、誰もが俺というマスターから与えられた『役割』を担うのだ」
そして、その原石を磨き上げ、選別し、管理するための巨大な装置——『至高の叡智学園(アカーシャ・アカデミー)』を、世界の中心に浮遊する島として創造した。
【学園のシステム:マスター・カリキュラム】
能力の開花: 入学した生徒たちは、自身のスキルを磨くことで、間接的にるとの『記録(レコード)』をさらに豊かにする「観測対象」となる。
階級社会: 能力の強度と習熟度により、厳格な階級が定められる。最上位の者は、るとの直属の配下として「神域」への立ち入りを許されるという「餌」が与えられている。
アルラウネの管理: 学園の敷地内にはアルラウネの根が張り巡らされており、反逆の兆しを見せる生徒や、過剰に強くなりすぎた個体は、文字通り「土の糧」として処理される。
「ラウナ、お前は学園の『特別講師』兼『処刑人』だ。若き才能たちに、絶望という名の壁を見せてやれ。アルラウネ、お前は学園長として、その美しさと香りで彼らの忠誠心を繋ぎ止めろ」
「御意、我が主。彼らの成長、余さずあなたの糧といたしましょう」
「……ふふ、最高の苗床(がくえん)にいたしますわ、マスター」
二人の最側近が、るとの背後に跪く。
るとは満足げに、最初の新人類たちが学園の門をくぐる光景を思い描きながら、ふと考えた。
「さて……。この学園の『首席(トップ)』になるような個体には、何か面白い『特権』を与えてやるとするか」

作者メッセージ

うっひょーそうなるん?

2026/02/15 13:56

ゆっくりると
ID:≫ 15ZZhWW60Fvc2
コメント

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はゆっくりるとさんに帰属します

TOP