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偽マスの消されたあとの物語。

#33

32話

「答えはシンプルだ。俺はあんたの代わりに『創造神』となり、新しい世界を作る」
るとの言葉に、神界の空間がわずかに揺らいだ。創造神は、自らが創り出した『偽物』のマスターが、ここまで傲慢な願いを口にすることを予想していなかったのだ。
「……面白い。私の座を狙うとは。だが、世界を『作る』というのは、『喰らう』のとは訳が違う。君のその『暴食』の権能で、この世界の空白を埋められるかな?」
創造神は椅子を消し去り、るととラウナの前に立った。その存在感は圧倒的で、世界の理そのものが彼一人に宿っているかのようだ。
「私はこの『箱庭(世界)』を完璧に作り上げた。歪みも、矛盾もない。君に、その完璧な設計図を書き換える『知恵』と『力』があるのかね?」
「知恵なら、あんたよりあるさ。俺はすべての世界の『記憶』を持つ男だ」
るとは、脳内の膨大なライブラリ――地球の知識、アニメの理、デザスターの法則――その全てを解放した。そして、喰らい尽くした神々の権能を一つに束ね、自身の新たな『神核』へと注ぎ込む。
『事象再現(リプレイ):新世界創造(ノヴァ・ジェネシス)』
漆黒の闇と、絶対的な光が衝突する。
戦いの火蓋は切って落とされた。これは、世界の支配権を賭けた、二人の「神」による、最初で最後の闘争。
「ラウナ、奴の『理』を食い止めろ。俺が世界を塗り替える!」
「御意!」
不死身の戦鬼ラウナが、創造神へと肉薄する。闇の神格を得た『偽マスター』るとは、己の傲慢なる願いを叶えるべく、創造神の座へと手を伸ばした。

2026/02/15 13:53

ゆっくりると
ID:≫ 15ZZhWW60Fvc2
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