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落ちるまでの時間

#3

BD+05 4868 Ab–

《163日9時間35分58秒》
「なんか暇だなぁ…」そう声に出して言っても、誰も聞いていない。私、星澄レイは、絶賛寝込み中です。ちょっと風邪が長引いちゃって…

なんでそうなったのか、説明するね。

この間遊園地に行った時の帰りに、喧嘩したリョウと別れて一人で歩いていたら、急に気付いたんだ。
…コンタクトレンズは怖いって。
だって、よくよく考えたら、異物を目の中に入れるってことでしょ?しかも、取り出せなくなるかもしれないんだし…
だから、私は近くのベンチに座って、それまで着けていたコンタクトレンズを外して捨てたの。
それで、メガネを着けようとしたら…なんと、家に忘れていたのでした。てへ。…でも、いつもはそうじゃないんだよ?

ちなみに私は視力0.01という極悪数値。裸眼だと、本当に何も見えない。だからあんまりコンタクトの怖さとか気づきたくなかった…
…でもまあ、それで、渋々コンタクトレンズの予備を探そうと思ったら、なんとっ…!
家に忘れていたのでした〜!!寝坊したせいだから!本当にいつもは忘れ物しないよ?!

私の靴には、自作の行きたい所に行ける上に​早く歩ける機械が付いている。まあ、その朝もそれを使って早く歩いたんだけどね。秘密。
で、行きたいところに行ける機能を使ってとりあえず家に帰らないと、って思ってなんとかスマホで設定して出発したの。でも、人が来てるのを完全に無視して進む私を不快に思った人がいたみたい。いや皆んなそう思うとは思うけどね?私は体格の大きい人に、橋を渡っている最中に突き落とされた。多分、なんかの悪い集団だったんだと思う。だってこんなことする人はいない。だけど、私は自分で作った転ぶ時にクッションを発射する機械を使って、水に浮かび上がることができた。だけどもちろん、服はずぶ濡れ。しかもタイミングが悪く、雨も降り始めた。どうしようもなくて、怒られる前提で家の人に連絡して助けてもらったんだけど、もちろんのこと風邪を引いた。


だけど、リョウはまだ、お見舞いに来てくれていない。まあ喧嘩したから当然なんだけど。
本当にすることが何にもないし、スマホでもいじってるか、と見始めた時。部屋の窓からノックが聞こえた。
「…レイ」
「リョウ。ごめんね 私がわがままで」
「いや…そのことは別にいいんだけど…お前さ…僕が窓から入ってきて驚いてないってことは、僕のカバンとかにGPSタグつけてるだろ?」
「そんなまさか」

《BD+ 05 4868 Ab– - 親星と引っ張り合っていて、急速に崩壊していて、不幸の惑星と呼ばれている。》

作者メッセージ

めっちゃ間隔空いてごめんなさい

2025/03/31 19:18

こなゆき
ID:≫ 51f4cmTsSmQiA
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