閲覧前に必ずご確認ください

言葉の暴力や直接の暴力などでグロい表現がでてくるかもなの。それでも耐えれるよ〜って方だけ前にお進みください!具合が悪くなったらそこで試合終了!本を閉じて、深呼吸!←これ大事だから、絶対に忘れないでくださいね!

文字サイズ変更

妖精ゆーしゃ

#14

運命の壁を越えて

 ついにこの時が来た!!僕らは慎重に素早く地下道路を通っていく。昔からここを遊び場にしていたウェイザーの背中はとても頼もしい。

「ウェイザー、イロホロ、ジュリー…、みんなありがとう。僕だけで旅に出るだけのほうが、君たちは安全なのに、どうして僕にここまでしてくれるの…?」

僕が、恐る恐る暗闇の中聞いてみると、みんなは驚いたのか止まってしまった。

「何いってんだ、ウォミル。こんなワクワクする冒険なんて一生に一度あるかないかだぜ?」

イロホロの素っ頓狂な声が響く

「で、でも、みんなの家族にはなんて伝えてきたの?」

「ああ、そんなちっぽけなことを心配してたのか?大丈夫だよ。おれの親父なんて
『[漢字]親友[/漢字][ふりがな]ダチ[/ふりがな]を見捨てるような奴に育てた覚えなんぞない!!』
 って暴れ出したんだからさ。兄貴と姉貴も、親父に似て頑固でさ、
『弟が弱虫だったら恥!!』
 とか言ってやがんの。で、今履いているこの靴を新調してくれたんだぜ?街の大人がみんな長老と同じ考えだと思うなよ?」

イロホロの絶妙に上手いお父さんの真似が面白くて、僕の口角が少し上がった。

「うちは[漢字]キュリー[/漢字][ふりがな]ねぇさん[/ふりがな]にボコボコに怒られて
『一緒に連れて行ってぇ♡』
 って…。けれど、うちが頑固なの知ってるからさ、最後には
 『死んだら、もう歌ってあげない』
 って言われてうちの弓を整備してくれたんだよね。

⋯⋯みぃんな、わかってくれてるんだよ。ウォミルが悪いことなんてしないって。」

ジュリーはキュリーといつも一緒で離れると死んでしまうみたいにくっついていたのに、僕なんかのことでここまでしてくれるなんて、と、心が暖かくなった。

「ところで、ウェイザー、お前んとこの家族は許してくれたのかよ?お前のジジイは[漢字]水の力[/漢字][ふりがな]ウォミル[/ふりがな]と一緒なんて絶対に許さないだろ?」

「ぼくの頭の切れ味を舐めてくれちゃぁ、困りますヨ。ぼくの家は基本、やるべきことをしたらなにしても良いという感じでして、置き手紙でぼくや兄弟、姉妹がどこかに行って趣味をしてる…なんてことはザラなのデス。ですから、ぼくは
『[漢字]短期の修行[/漢字][ふりがな]薬草採取[/ふりがな]に行く』
という偽の手紙を置いておきマシタ。それに、各家庭に同じ事を伝えてくれるようにと[明朝体][太字]ロディさん[/太字][/明朝体]に伝えておきましたので、安心してクダサイ。」

急に僕のお兄ちゃんの名前が出てきてびっくりしてしまった。

「そういえば、ロディ兄からの手紙にも、君のことが書いてあったけれど、なんでロディ兄のことを知ってるの?だって、近所でもないし学び舎も同じじゃないよね?」

僕が手紙を読んだときから気になっていた質問をしてみた。

「ぼくが、薬草を取りに[漢字]森[/漢字][ふりがな]エルヴェラント[/ふりがな]に行くときですね、いつも大きな木の下で本を読まれているロディさんがいマシタ。」

「え、ちょっと、ちょっと待って?[漢字]森[/漢字][ふりがな]エルヴェラント[/ふりがな]は[漢字]魔物[/漢字][ふりがな]ノクシア[/ふりがな]が出てくるから、一人で行っちゃだめだよね??」

「[漢字]魔物[/漢字][ふりがな]ノクシア[/ふりがな]はいますけれど、友好的なものしかいないので、安心してクダサイ。それに、真っ昼間に行っていることと、あまり深くは入ったことがないこと、最後にぼくの力は対魔物向けなので、大丈夫デス。話を続けてもよろしいですカ?」

うんと僕が頷くと、ウェイザーは話を続けた。

「ぼくが一人で[漢字]森[/漢字][ふりがな]エルヴェラント[/ふりがな]に毎週のように入り浸っているので、ロディさんがある日話しかけてくださったのデス。
『友達はいないのか。[漢字]森[/漢字][ふりがな]エルヴェラント[/ふりがな]で何をしているんだ。危険だぞ。』
ぼくはムキになって反論したのですがね、ロディさんの落ち着いた声と口調でそのうちぼくはロディさんをお慕いするようになりマシタ⋯!それで、勉強を教えてもらったりして、仲良くなっていきマシタ。」

「え、ちょ、っとまって?色々抜けてない?ほら、なんかさ、ロディ兄ってそんなに友達つくらない[漢字]系[/漢字][ふりがな]タイプ[/ふりがな]だから、もっとこう、色々あったんでしょ?」

僕が慌ててウェイザーに聞くと、ウェイザーがふりかってのか、僕の手がウェイザーの手から離れた。

「五月蝿いデス。バレたら今までが全てパーですヨ。静かにしてクダサイ。」

 ウェイザーの刺すような言葉に、僕は思わず口を閉じる。
 暗闇の中で、彼が赤くなっているのか、それとも本当に怒っているのかは分からなかったけれど、彼にとってロディ兄との思い出が、誰にも踏み込まれたくない大切な「秘密」なんだということだけは伝わってきた。

――再び歩き出して数分。
 急に視界が開け、冷たい風が僕の頬を叩いた。

「……ついたぜ」

 イロホロの低い声が大地に吸収される。地下道の出口は、街の外壁から少し離れた岩場に繋がっていた。

 見上げれば、一ヶ月ぶりの夜空。

 閉じ込められていた間に季節が進んだのか、月は鋭く、星はより一層冷たく輝いているように見える。
 目の前には、巨大な壁のようにそびえ立つ[明朝体]「エルヴェラントの森」[/明朝体]の影。

「さあ、ここからが本番だよ」

 ジュリーが弓を手に取り、森の入り口を見つめる。


[斜体][大文字][明朝体]――キャンッッッ!!!![/明朝体][/大文字][/斜体]


ジュリーの弓の音がやみに響いて、壁と僕らの間に長いロープがピンと張る。

[中央寄せ]♪✧♫✧♪[/中央寄せ]

 最初に登り終えた僕は振り返った。
 石造りの高い壁の向こう側、僕を閉じ込めていたあの街の灯りが、今はもう手の届かない宝石の破片みたいに小さく揺れている。


 さようなら、僕の家。

 さようなら、父さん、母さん、ロディ兄、パティ兄。


 僕は胸の手紙を一度だけ強く押さえてから、冒険の待つ闇の方へ、力強く足を踏み出した。






 世界を知らない僕たちの、本当の冒険が、今始まる。


[明朝体][小文字][右寄せ][小文字]第一章 ――完――[/小文字][/右寄せ][/小文字][/明朝体]

作者メッセージ

眠いです。冬眠してきました。今年の漢字でもある熊です。羊卒業しました。
さぁ、やっと!やっっとおおおおおおお!一生が終わりました!
あ、勝手に人生終わらせないで!
一章が終わりました⋯。三日坊主で有名な私がここまで成し遂げられて嬉しい限りです!!
二章も頑張りますので、よろしくおねがいします!

さてさてさてさつぇ?今回紹介するのは、頼りになるぜ!チームを裏でまとめる女番長!
『ジュリー』ちゃんだぞよ!!   (なんかキモいね言い方が)

ポジション  ウォミルの友達、キュリーの双子の妹
名前     ジュリー
説明     男勝りなボーイッシュ女子。
       しかし、たまにキュリーちゃんよりも乙女になることも⋯?
顔のイメージ ショートな濃い紫色のサラッサラヘアー。紫色の瞳の♠のハイライト
年齢     9歳ぐらい
性別     女の子
一人称    うち
二人称    「あんた」「呼び捨て」
口調     たまに「〜よ」 男勝り
体型     女の子らしい華奢な体型で、幼さが残る。白く透明感な肌で
       小悪魔(サキュバス)的な感じ
誕生日    2/14
家族構成   双子の姉、父と母がいる
住処     東の街 ガブミル
力      失恋の力
道具     弓、弓矢
長所     行動力の塊、人(フェアル)に頼ることができる
短所     計画性が無い
趣味     お絵かき、音楽を聞くこと
好きな物   星型、かっこいいもの、きれいなもの、チョコ、苦いもの
嫌いな物   半分こ、眩しいもの

ぴあのちゃんの休符

私の好きなキャラをベースに作られたのがジュリーちゃんです。ロディたちと同じアニメのキャラですね。サバサバ系かと思いきや超絶乙女って可愛くないですか?ギャップですよね?可愛いですよね?ね?ね?ねぇぇえぇぇぇ?((
この子、失恋の力可愛そうだなと思いませんか?ですが、この子、自分から失恋の力を持ちたいと言ったのです。なんで力を自分で選べるか?この子たちはこの街に来たばかりの新参者だからですよっ(今考えた★) 失恋は恋の第一歩だからという理由らしいです。大人すぎる…(´;ω;`)
計画性が無いので、困ったら誰かに頼ることができる...、うん、かわいい。
弓の達人なので、狙われたら息の根を…ッ!!(考えるのをやめた)

2026/01/04 10:00

ぴあのちゃん
ID:≫ 6pjCkFJtWWr5U
コメント

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はぴあのちゃんさんに帰属します

TOP