閲覧前に必ずご確認ください

言葉の暴力や直接の暴力などでグロい表現がでてくるかもなの。それでも耐えれるよ〜って方だけ前にお進みください!具合が悪くなったらそこで試合終了!本を閉じて、深呼吸!←これ大事だから、絶対に忘れないでくださいね!

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妖精ゆーしゃ

#21

声の先には、バトルの予感!

[大文字][大文字][太字][太字][大文字][中央寄せ]「んにゃららああきいあああああ!!!やああああ!!!!」[/中央寄せ][/大文字][/太字][/太字][/大文字][/大文字]


「もう!まったく昨日も今日も眠れないってなにこれ!!」

 謎の声とジュリーの大声で僕ら男子組は起きた(起こされてしまった)。

「謎の声もそうだけど、ジュリーの声もうるさ、っいっっだぁ〜〜!!」

 ジュリーが、イロホロにゲンコツをガチンっとぶつける。痛そうだと思いながら僕とウェイザーは目で会話する。ジュリーの怒りが誰かに向いているとき、僕らが手を出すとボコボコにされるからだ。

「てか、なんかこの声近づいてるって前も話したかもだけど、本当に五月蝿いから助けに行こうぜ。多分、誰かに見つけてほしくてあんな大声で叫んでんじゃないのか?」

「確かにそうですネ。声質からして一人ですから、助けに行かないと野垂れ死にそうデス。」

「仲間が増えたほうが冒険も楽しくなるしね!」

 僕は立ち上がって拳を空に突き上げる。

「相変わらず呑気だな、ウォミル!」

 そう言ってイロホロも立ち上がって僕と同じポーズをとった。

「ウォミルがそう言うんだったら、うちもサンセー!」

「ぼくもデス。人助けをして損はありませんカラ。」

 僕らの目標が決まった。


[明朝体][中央寄せ][大文字][太字]♪✧♫✧♪[/太字][/大文字][/中央寄せ][/明朝体]


「ってーよ!まだ治ってねぇんだけど!!」

 イロホロが頭を擦りながらジュリーを睨みつける。

「あんたが余計なこと言うから、自業自得でしょ。うちは悪くありませ〜んっ」

 ジュリーがさらりと言っている。僕らは絶対に殴られたくないので、そのへんの草をみて歩いている。ウェイザーが解説してくれるので、つまらなくはない。

「ウェイザー、さっきからこの草しか見ないけど、これはなに?」

「ああ、それはですネ…。」

「もう、ウォミルとウェイザー、おれのことを助けてくれたっていいだろ?酷いって〜」

「とうとう、お友達がいなくなっちゃったんだね、イロホロくん?それもそうか。女の子に向かって 太った とか ブス とかいう人だもんね〜?」

「いいよーだ。おれだっておまえらが怪力グマに襲われているときに助けてやらないもんね〜」

「ん? “ 怪力グマ ” って誰のことかな?」

「さあ、誰でしょうね〜」

「イロホロが助けてくれたことなんて一度もありませんけどネ。いつも一番最初に逃げ出していますノデ。」
 僕もうんうんと頷く。

[明朝体][中央寄せ][大文字][太字]♪✧♫✧♪[/太字][/大文字][/中央寄せ][/明朝体]

 そうこうしている間に日は暮れて、僕らは大きな木を見つけてそこで焚き火を囲んでいた。

「って全然見つからないよね〜。声は聞こえるのにね〜」

 ジュリーは、とても甘そうに焼けた木の実をひょいっと取って食べながら言う。今日のご飯は木の実を焼いている。木の実の割合が南に行くにつれて多くなっているが、珍しいし甘いので僕は大歓迎だ。

「味変してぇ〜。甘いのばっかだから、なんかしょっぱいの無いの〜!!」

「無いですネ。お昼にだれかさんが調子乗ってたくさん使ってしまったのでネ。」

「もう少し取ってくればよかったな〜。ミツモモの木ってこの辺にないの?ウェイザー?」

「それ、うちも思ってたんだよね〜」

 「川が近くにあれば、あるのでしょうが木の実を集める際にこの辺りを探索してきましたが、近くにはありませんデシタ。」

 明らかにがっかりする二人を横目に僕は、少しおしりが痛くなってきた。なんだか揺れているのかも知れない。

「ねぇ、なんだか揺れてない?おしりにジンジンくるんだけど…」

「ウォミル、食事中にしりとか言うもんじゃねぇぜ?」

「イロホロのほうが汚い! “ お ” を付けなよ! “ お ” を!!」

 面白そうに笑っているイロホロと嫌そうな顔をしているジュリーが言い合っている。

「確かに、揺れているかもしれなせんネ。なんだか揺れが段々と大きくなっているような?」

「お、立ってても揺れてんのわかるぞ?」

「もしかしてさ…、結構大きい[漢字]魔物[/漢字][ふりがな]ノクシア[/ふりがな]がこっちに向かってきてんじゃ…ないの?」


[中央寄せ][大文字][太字]「うぉおおおおおおわわぎゃあああらららああああ!!!!!!!!」[/太字][/大文字][/中央寄せ]


 今までで、一番大きくて近い叫び声が、僕らが見つめる先から響いてくる。僕らは自分の道具を取り出して体を固くさせる。

「な、なんだよ…」

「イロホロ!大きいバリアは張れる?僕らの前に張って!」

「お、おう!」

「一枚だけだとすぐに突破される可能性があるので、できる限り小さくても良いので真ん中に集中させて何重にも張ってクダサイ!!」

「いつ来ても良いように、ウォミルは特大の水の玉作っておいて!ウェイザーはうちの矢に雷を帯電させて!イロホロもできたらうちの手にバリア頂戴!」



[中央寄せ][大文字][大文字][大文字][大文字][大文字][太字][太字][太字][太字]「うぎゃあああああ!!!!!!!逃げろおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!
はやくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!死ぬぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!」[/太字][/太字][/太字][/太字][/大文字][/大文字][/大文字][/大文字][/大文字][/中央寄せ]


 僕らの目の前に現れたのは大きくて強そうな[漢字]魔物[/漢字][ふりがな]ノクシア[/ふりがな]、[漢字]巌の暴君[/漢字][ふりがな]グランド・グラッドン[/ふりがな]だったのだ。

作者メッセージ

 最後の叫び声はなんだったのか?
 (多分お前みたいな弱虫やろうやな)
うぐっ悲しいこと言わないで!

さて、今回紹介するのは
  「ミツモモの木」
(もうキャラでも魔物でもなくなっとるやないかい)
いーの!

【植物名】 ミツモモ
【分類】   バラ目バラ科モモ亜科 スモモ属
【生態】
 水が綺麗な上流のみ自生する。その一生は他者を拒絶し、利用することで完結する。
 実はとても甘く、蜂蜜がしみたような甘さだが、樹液は塩のようにしょっぱいため、旅人には重宝されている。

ぴあのちゃんの休符


蜜桃の木の冷徹な自愛について  記録者:銀の匙研究団 研究員の日記

[観察の動機]
 川の上流にそびえ立つ美しい巨大な影。一見すれば、旅人に甘い実と休息を与える聖域に見えるだろう。しかし、その根元をよく見てほしい。そこには一本の雑草さえ生えていない。生命を育むはずの巨木が、なぜ周囲を死に追いやるのか。その矛盾した生態を、私は深く探求することにした。

苗木(幼児期)
 鳥によって運ばれたところが良ければ発芽し、良くなければ、小動物によって近くまで運ばれることがある。この段階ではまだ他の植物とは共存できている。
幼樹(青年期)
 立派な実をちけるために、他の植物から栄養を吸い取り成長する姿が見える。この時期に他の植物を周りに植えると三日ほどで全てが枯れてしまった。よく匂いを嗅ぐと蜜桃のほんのり甘い匂いがするので、小動物や虫が集まってきている。
成樹(壮年期)
 実をつけるようになり、蜜桃の匂いが遠くからでもわかるようになる。息を殺して数日間観察していると、小動物だけでなく、このあたりでは珍しい動物が沢山くる。きっと蜜桃を食べたり、塩分補給をしにきたり、近くの綺麗な水を飲みに来たのだろう。これは蜜桃の木の戦略で、様々な動物に種を運ばせるためなのだろうが、蜜桃鮎のように体が変色、変香する動物は、現段階では確認できていない。
老樹(老齢期)
 熟しきった実を自ら川へ「ボチャリ」と落とす。魚に食べさせ、その魚を鳥に食べさせることで、親の支配が届かない遠くの上流、もしくは別の川へと、唯一の生き残りである種子を送り出す。

2026/03/07 11:07

ぴあのちゃん
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