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言葉の暴力や直接の暴力などでグロい表現がでてくるかもなの。それでも耐えれるよ〜って方だけ前にお進みください!具合が悪くなったらそこで試合終了!本を閉じて、深呼吸!←これ大事だから、絶対に忘れないでくださいね!
「ち、ちょ!後ろ!後ろ!おい!ウォミル!」
イロホロの切羽詰まった声に驚きながらも僕は振り向く。また、なにか別のことを企んでいるのだろう。いつものことだ。
目を開けると、そこには、巨大な巨大な泥まみれの蛙の[漢字]魔物[/漢字][ふりがな]ノクシア[/ふりがな]
――[漢字]泥喰い[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]がいたのだ
「誰か、[漢字]泥喰い[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]の弱点知らないの!ほら、ウェイザーとかさ!」
頭の回転が早い僕らの姉貴、であるジュリーが叫ぶ。
「ぼくは[漢字]魔物[/漢字][ふりがな]ノクシア[/ふりがな]のことは専門外なのデス!」
焦っているせいか、たどたどしい言葉を放つウェイザーを他所に、僕は冷静だった。ああ、ここで死ぬのか、と。
「えと、[漢字]泥喰い[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]は水に弱いんだ!ウォミル!水をドバッとかけろ!いいから早く!泥まみれになるぞ!」
後ろから、イロホロの声が響く。そうか、イロホロは冒険が好きで[漢字]魔物[/漢字][ふりがな]ノクシア[/ふりがな]のことを熱心に調べていたっけ?
イロホロの助言を受けて、僕はためらいなく水を泥喰いに向かって放った。
が、しかし、顔が少し綺麗になっただけで、全然[漢字]痛手[/漢字][ふりがな]ダメージ[/ふりがな]を負っていないようだった。
「ダメだよ、イロホロぉ!!」
僕が、半べそかきながらイロホロに言うと、イロホロは、あたふたと自分の力を使おうとしていた。
「いいから、ぶっかけまくれ!おれは力使うから、ちょっと待ってくれ!」
イロホロの言われたとおりに水を出しまくる。しかし、[漢字]泥喰い[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]も負けじと[明朝体]ぶるん、ぶるぐん[/明朝体]と、体についている泥を僕らに飛ばしてくる。その汚いのなんのって…。
「ウェイザー!私の矢に雷を宿らせて!で、ウォミルはできる限り[漢字]そいつ[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]に水をかけて!」
後ろで何かやっている三人だが、そんなの気にかけられない。なぜなら、僕が一番[漢字]泥喰い[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]に近いから。だから、僕は叫びながら力の限り、水をぶっかけまくる。
「ジュリーさんが感電してしまいますヨ。ぼくはまだ力の扱いが上手ではないのですカラ。」
雷を手の間でビリビリさせて、オロオロしているウェイザーと弓矢を構えているジュリー。
「それなら、おれの出番だぜ!時間かかるから、二人はウォミルの援護をしていてくれ!」
そうしながら、イロホロはジュリーの腕に触って力んでいる。
「ちょっと、何してんの?今、そんな状況じゃないでしょ!弓矢がブレるからあんまり触らないでほしいんだけど!」
「[漢字]他人[/漢字][ふりがな]ひと[/ふりがな]にやるのはむずいんだよ!そっちこそあんま動くなって!」
僕が、一生懸命に水を放っていて、足元を見ていなかったせいで泥で滑って転んでしまった。それを見た[漢字]泥喰い[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]が、[明朝体]ずぶんっ[/明朝体]と地面を揺らすようなジャンプで近づいてくる。もう終わりだっと思って、最後にと力いっぱい放水をする
[大文字][大文字][太字]「「「いっけええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」」」[/太字][/大文字][/大文字]
三人の声が洞窟に響く。
僕が潰されていないと、気づくと目を開ける。すると、そこにはビリビリと痙攣している[漢字]泥喰い[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]がいた。そして、ちょっとだけ焦げ臭い。
「なんで?」
後ろを振り向くと、イロホロが親指を立ててニカッと笑っていた。
「[漢字]親友[/漢字][ふりがな]ダチ[/ふりがな]のおれのおかげだぜ?感謝しろよ?」
「違うでしょ?うちの頭の回転の良さと、ウェイザーくんの力のおかげ。あんたは[漢字]手助け[/漢字][ふりがな]フォロー[/ふりがな]しただけでしょ?」
「そうデス。ぼくたちは、[漢字]泥喰い[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]に攻撃をしていましたけれど、イロホロはなにもしていないじゃないですカ。」
ジュリーとウェイザーは[漢字]見せ場[/漢字][ふりがな]美味しいところ[/ふりがな]を持っていかれたと言わんばかりにイロホロを睨んでいる。
「いーんだよ。おれの力は戦闘向きじゃないし。それに、ジュリーが感電しなかったのも、ウォミルが潰されていないのもおれのおかげだろ?だからいーんだよっ。」
ドヤ顔のイロホロに何を言ってもダメだと悟った二人は、ドロドロになった服を見てがっかりしている。
「洗濯したいから脱ぎたいけど、バックの中も泥だらけになってそうだから着替えられないな…。」
ジュリーは困り気味にため息をついてバックの中身を整理している。
「[漢字]この子達[/漢字][ふりがな]薬草[/ふりがな]は無事で安心シマシタ。ウォミルさん、洗ってください。」
そう言うとウェイザーは、上の服を脱いで僕に差し出す。
「ちょっと待ってよ。僕も泥だらけなんだから…。
ん?って、なんでイロホロは綺麗なの?」
僕がイロホロの方をみると、泥まみれになっていないイロホロがいる。全身泥まみれの僕達とは違って、何もなかったかのように白い髪の毛も綺麗なままだ。
「あ〜…。おれの力、言ってなかったよな…。カッコ悪いけど、おれ、バリアなんだ。あと、ちょっとなら力の無効化ができるんだ。あと、頑張れば透明化も。まだ全身は無理だけどな。」
ボリボリとバツが悪そうに頭をかきながら言うイロホロは、いつもの元気いっぱいな姿より頼りなく見えた。
「カッコ悪いだろ?ウォミルに力の特訓しろとか言ってたくせに、おれってばなんにもできないんだよ。力を使うのに時間かかるし、そのくせすぐにお腹空くし…。」
イロホロのお兄さんやお姉さんは、精神攻撃(みんなをハッピーにさせたり)や精神汚染(目の前を暗くして、見えなくさせたり)の力なのだが、それに比べたら、攻撃をしたりするよりも[漢字]手助け[/漢字][ふりがな]フォロー[/ふりがな]用だ。だからか、冒険や戦い好きのイロホロにとってはカッコ悪い力なのかも知れない。
「でも、自衛って僕はできないから羨ましいな。力も水の量と温度を調整するぐらいだし。それに、自衛ができたら、僕らが全員倒れても安全な場所に行って全滅しないし、運べなくても、誰かに助けを求められるから、[漢字]英雄[/漢字][ふりがな]ヒーロー[/ふりがな]になれるよ!」
ウォミルはキラキラした目で、イロホロを見つめる。
「ウォミルは[大文字][太字][明朝体] “ まだ ” [/明朝体][/太字][/大文字]扱えないだけで、訓練すれば使えるようになるよ。ものすごく強ければ、敵を一瞬でやっつけて守る必要もなくなるし…。でも、おれはどれだけ訓練しても守るだけで…だから、やっぱり戦って、倒したいんだよ。」
泥喰いをみんなで倒したはずなのに、なんだかこの洞窟のようにじめじめした空気になってしまった。
――雨が地面に打ち付ける音が洞窟には響いていた
イロホロの切羽詰まった声に驚きながらも僕は振り向く。また、なにか別のことを企んでいるのだろう。いつものことだ。
目を開けると、そこには、巨大な巨大な泥まみれの蛙の[漢字]魔物[/漢字][ふりがな]ノクシア[/ふりがな]
――[漢字]泥喰い[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]がいたのだ
「誰か、[漢字]泥喰い[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]の弱点知らないの!ほら、ウェイザーとかさ!」
頭の回転が早い僕らの姉貴、であるジュリーが叫ぶ。
「ぼくは[漢字]魔物[/漢字][ふりがな]ノクシア[/ふりがな]のことは専門外なのデス!」
焦っているせいか、たどたどしい言葉を放つウェイザーを他所に、僕は冷静だった。ああ、ここで死ぬのか、と。
「えと、[漢字]泥喰い[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]は水に弱いんだ!ウォミル!水をドバッとかけろ!いいから早く!泥まみれになるぞ!」
後ろから、イロホロの声が響く。そうか、イロホロは冒険が好きで[漢字]魔物[/漢字][ふりがな]ノクシア[/ふりがな]のことを熱心に調べていたっけ?
イロホロの助言を受けて、僕はためらいなく水を泥喰いに向かって放った。
が、しかし、顔が少し綺麗になっただけで、全然[漢字]痛手[/漢字][ふりがな]ダメージ[/ふりがな]を負っていないようだった。
「ダメだよ、イロホロぉ!!」
僕が、半べそかきながらイロホロに言うと、イロホロは、あたふたと自分の力を使おうとしていた。
「いいから、ぶっかけまくれ!おれは力使うから、ちょっと待ってくれ!」
イロホロの言われたとおりに水を出しまくる。しかし、[漢字]泥喰い[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]も負けじと[明朝体]ぶるん、ぶるぐん[/明朝体]と、体についている泥を僕らに飛ばしてくる。その汚いのなんのって…。
「ウェイザー!私の矢に雷を宿らせて!で、ウォミルはできる限り[漢字]そいつ[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]に水をかけて!」
後ろで何かやっている三人だが、そんなの気にかけられない。なぜなら、僕が一番[漢字]泥喰い[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]に近いから。だから、僕は叫びながら力の限り、水をぶっかけまくる。
「ジュリーさんが感電してしまいますヨ。ぼくはまだ力の扱いが上手ではないのですカラ。」
雷を手の間でビリビリさせて、オロオロしているウェイザーと弓矢を構えているジュリー。
「それなら、おれの出番だぜ!時間かかるから、二人はウォミルの援護をしていてくれ!」
そうしながら、イロホロはジュリーの腕に触って力んでいる。
「ちょっと、何してんの?今、そんな状況じゃないでしょ!弓矢がブレるからあんまり触らないでほしいんだけど!」
「[漢字]他人[/漢字][ふりがな]ひと[/ふりがな]にやるのはむずいんだよ!そっちこそあんま動くなって!」
僕が、一生懸命に水を放っていて、足元を見ていなかったせいで泥で滑って転んでしまった。それを見た[漢字]泥喰い[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]が、[明朝体]ずぶんっ[/明朝体]と地面を揺らすようなジャンプで近づいてくる。もう終わりだっと思って、最後にと力いっぱい放水をする
[大文字][大文字][太字]「「「いっけええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」」」[/太字][/大文字][/大文字]
三人の声が洞窟に響く。
僕が潰されていないと、気づくと目を開ける。すると、そこにはビリビリと痙攣している[漢字]泥喰い[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]がいた。そして、ちょっとだけ焦げ臭い。
「なんで?」
後ろを振り向くと、イロホロが親指を立ててニカッと笑っていた。
「[漢字]親友[/漢字][ふりがな]ダチ[/ふりがな]のおれのおかげだぜ?感謝しろよ?」
「違うでしょ?うちの頭の回転の良さと、ウェイザーくんの力のおかげ。あんたは[漢字]手助け[/漢字][ふりがな]フォロー[/ふりがな]しただけでしょ?」
「そうデス。ぼくたちは、[漢字]泥喰い[/漢字][ふりがな]マッド・イーター[/ふりがな]に攻撃をしていましたけれど、イロホロはなにもしていないじゃないですカ。」
ジュリーとウェイザーは[漢字]見せ場[/漢字][ふりがな]美味しいところ[/ふりがな]を持っていかれたと言わんばかりにイロホロを睨んでいる。
「いーんだよ。おれの力は戦闘向きじゃないし。それに、ジュリーが感電しなかったのも、ウォミルが潰されていないのもおれのおかげだろ?だからいーんだよっ。」
ドヤ顔のイロホロに何を言ってもダメだと悟った二人は、ドロドロになった服を見てがっかりしている。
「洗濯したいから脱ぎたいけど、バックの中も泥だらけになってそうだから着替えられないな…。」
ジュリーは困り気味にため息をついてバックの中身を整理している。
「[漢字]この子達[/漢字][ふりがな]薬草[/ふりがな]は無事で安心シマシタ。ウォミルさん、洗ってください。」
そう言うとウェイザーは、上の服を脱いで僕に差し出す。
「ちょっと待ってよ。僕も泥だらけなんだから…。
ん?って、なんでイロホロは綺麗なの?」
僕がイロホロの方をみると、泥まみれになっていないイロホロがいる。全身泥まみれの僕達とは違って、何もなかったかのように白い髪の毛も綺麗なままだ。
「あ〜…。おれの力、言ってなかったよな…。カッコ悪いけど、おれ、バリアなんだ。あと、ちょっとなら力の無効化ができるんだ。あと、頑張れば透明化も。まだ全身は無理だけどな。」
ボリボリとバツが悪そうに頭をかきながら言うイロホロは、いつもの元気いっぱいな姿より頼りなく見えた。
「カッコ悪いだろ?ウォミルに力の特訓しろとか言ってたくせに、おれってばなんにもできないんだよ。力を使うのに時間かかるし、そのくせすぐにお腹空くし…。」
イロホロのお兄さんやお姉さんは、精神攻撃(みんなをハッピーにさせたり)や精神汚染(目の前を暗くして、見えなくさせたり)の力なのだが、それに比べたら、攻撃をしたりするよりも[漢字]手助け[/漢字][ふりがな]フォロー[/ふりがな]用だ。だからか、冒険や戦い好きのイロホロにとってはカッコ悪い力なのかも知れない。
「でも、自衛って僕はできないから羨ましいな。力も水の量と温度を調整するぐらいだし。それに、自衛ができたら、僕らが全員倒れても安全な場所に行って全滅しないし、運べなくても、誰かに助けを求められるから、[漢字]英雄[/漢字][ふりがな]ヒーロー[/ふりがな]になれるよ!」
ウォミルはキラキラした目で、イロホロを見つめる。
「ウォミルは[大文字][太字][明朝体] “ まだ ” [/明朝体][/太字][/大文字]扱えないだけで、訓練すれば使えるようになるよ。ものすごく強ければ、敵を一瞬でやっつけて守る必要もなくなるし…。でも、おれはどれだけ訓練しても守るだけで…だから、やっぱり戦って、倒したいんだよ。」
泥喰いをみんなで倒したはずなのに、なんだかこの洞窟のようにじめじめした空気になってしまった。
――雨が地面に打ち付ける音が洞窟には響いていた