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天のご慈悲を。 60閲覧ありがとうございます...!

#2

#2 地の果て

 大天使 side

「大天使様、本日は天使学園で...」「エレン様、宮殿の者がお呼びです」
「エレン様、今晩のお食事会が...」「大天使様、今晩は...」「大天使様、」
「エレン様、」「大天使様、」「エレン様...」



あー。




疲れる。

身を投げ出す人間がいるのも分かる。

いい身分なのは羨ましがられがち。まぁ給料はいいけど、暇が無い。
[小文字](天使界にはフワルって通貨があります!byあめ)[/小文字]

???「ねえしゃまー!」

!!

???「ねえしゃま、おかえりぃ!」

ああ、私の天使!女神!癒やし!

我が妹、エトーーーーーー!!!

エレン「エト〜っ、ただいまっ!」
エト「ねえしゃまおかえりっ!」

???「エト様、就寝の時間なのに脱走しないでくださいよ!」

エレン「あ、ノア。ただいま!」

ノア「おかえりなさいませ、エレン様。」

彼女はノア。私とノアの使用人。

私は天使の宿舎である”[漢字]天宿[/漢字][ふりがな]あまのやど[/ふりがな]”に住んでいると思われているけど、違う。

普通に屋敷を持ってるのだ。そこに住んでるし。

ここで働いてるのはノアだけ。

3人で暮らしている。

といっても私は1日の24時間のうちだいたい5時間くらいしかいないけど。

ノア「あの、お食事は...」
エレン「ええ、食べるわ。今日も食事会だったけど全然食べてないもの。」
エト「ノアねえ、エトもいっしょにたべたい!」
エレン「あら、もうエト食べたでしょ?」

エト〜!一緒に食べてくれるの〜〜?と思いつつも、まあ聞いてみる。お腹壊したら大変だから!

ノア「本日は食べられましたが、デザートの方はまだでございまして...」
エト「エトがね、ねえしゃまといっしょにたべるからあとで!っていってまだたべてないんだよ!
   エト、えらいでしょお?」
ノア「というわけでございまして、どうなさいますか?私はいいと思いますが...」

いいに決まってるじゃんっ〜!

エレン「ええ、いいわよ。でももう遅いし、パパっと食べちゃいましょ。」
エト「やったあ!たべる!たべる!」
ノア「ではただいまエレン様のご夕食とエト様のデザートご用意いたしますね。
   少々待っていてくださいませ。」
エト「はぁーい!」

ノアも神対応〜!認めてくれてありがとう〜っ!神にも勝る〜っ!

心の中はフィーバー。

ノア「お待たせいたしました、エレン様のお食事とエト様のデザートです。」
エレン「ありがとう、ノア。」
エト「ノアねえ、ありがと!」
ノア「本日のご夕食は野菜入りの混ぜ込みオムレツです。」
エト「おやさいがね、しゃきしゃきしててとってもおいしいんだよ!
    ノアねえのはいつもおいしいもん!」
エレン「いただきます、、ん、おいしい!卵のやさしい味と野菜のバランスがちょうどいいわ。」
ノア「ありがとうございます。[小文字]えへへ...[/小文字]」

そんなノアもかわいい...

エト「ノアねえ、このデザートなんておなまえ?」
ノア「ええと、ラミントン、というらしいです。オーストラリアという場所の人間たちが編み出した
   チョコレートケーキです。お味はいかがですか?」
エト「とってもおいしいよ!」
エレン「ノア、私の分もあるかしら?」
ノア「はい、ございます。ご用意いたしますか?」
エレン「ええ、お願いするわ...あ、ノアの分はある?」
ノア「はい、一緒に食べてもいいですか?」
エレン「もちろんよ、一緒に食べましょう。」
ノア「ありがとうございます、ではお持ちしますね。」
エト「ごちそうしゃまでした!ねえしゃま、もうエトねるね!おやすみ〜!」
エレン「ええ、おやすみ、また明日ね。」
エト「うん!またあした!」
エレン「ノアにも言うのよ。」
エト「はーいっ!」


[水平線]


「「ごちそうさまでした。」」
エレン「美味しかったわ。」
ノア「ありがとうございます、片付けますね。」
エレン「あら、今日くらい休んだら?私がやるわよ。」
ノア「いえ、使用人ですので...」
エレン「じゃあ、私からの命令。今日は片付けを私に任せてちょうだい。」

ノアが驚いて固まってる。素直で可愛いなあ。

ノア「...それでは、お任せしますね。あの、もう寝てもうよいですか?」
エレン「もちろんいいわよ。ゆっくりしていてね。」
ノア「はい、失礼します。」
エレン「おやすみなさい、ノア。」

ふぅー、今日も一日が終わった。

明日も、ずっと、こうでありますように。







_あなたに、神のご慈悲があらんことを。

作者メッセージ

大天使エレンちゃんの人間らしい一面を描いてみました!人間らしいかな...?

(オタク気質が私に似てるな...)あ、いえなんでもないです!

ん?題名と何も関係ないな...まいっか!

〇〇sideと冒頭にあればその話はその〇〇の目線のお話で、何もなければ俯瞰視点です。

なお、1話の中で目線が変わることはありません(話数ちゃんと変わります)。

それでは、また次回!

(1731字か...まあエトちゃんがひらがなだもんな)

2026/02/17 17:23

灰風ゆる
ID:≫ 10a8Rho2sBdDU
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