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年下男子が甘すぎる!

#9

9♡

次の図書当番の日。

いつの間にか恭弥に会いたいと思っていた。

「だーれだ?」

私の目が手で覆われる。

「恭弥君…」

振り返ると彼がいた。

「正解」

ご褒美かのように、頭を撫でられた。

「当たり前でしょ、びっくりさせないで、
仕事があるんだから…」

早口で照れ隠しして逃げる。

その時、後ろから体を包まれる。

バックハグ…!?

「もう我慢できねぇ…」

囁かれた台詞に驚いて振り向くと。

「わっ、ちょっと」

持ち上げられたまま、保管庫に連れていかれる。

肩を叩いても効かない。

二人きりの静かな空間に下ろされた。

「どうしたの?」

私の顎に手を添えると、顔が近づいてくる。

唇同士が優しく触れた。

待って…これは、キス!?

現実に理解が追いつかない。

ドキドキで心臓が高鳴る。

「好きです。付き合ってください」

ついに告白された。

釣り合わないと言われても、

本気で好きになったから…

「お願いします」

差し出された手を握った。

その瞬間、引き寄せられ抱き締められる。

「ありがとう…」

私の彼氏は氷室恭弥。

こんな恋をするなんて思ってもみなかった。

「俺が一目惚れした時、知ってますか?」

「ううん」

そういえば聞いたことない。

「部活動紹介で演奏している姿を見たんです」

私は吹奏楽部フルート担当だ。

「好きになってくれて、ありがとう」

「彼女として、よろしくお願いします」

恋人繋ぎをすると、幸せで笑い合った。

作者メッセージ

ついにカップル成立。
次回最終話です。

2026/03/20 11:09

結莉
ID:≫ 04kYm4qUdkyPQ
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