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年下男子が甘すぎる!

#7

7♡

『屋上で一緒に弁当食べませんか?』

そんなメッセージが恭弥から送られてきた。

『分かった』

萌衣の台詞が蘇るけど、気にせず返信した。


授業が終わると、急いで屋上に向かう。

お弁当を広げて待っていると、

萌衣とその友達の3人がやって来た。

「あれぇ〜一人でお昼?」

笑っているけど、目は冷たい。

「汚いお弁当〜」

その時、萌衣が私の弁当箱を落とした。

「ごめぇん、可哀想に〜」

悔しくて俯くことしかできない。

「鈴音さん!?」

すると恭弥が駆け寄って来た。

「萌衣さんがしたんですか…?」

低い声で睨みつける。

「違うからっ、行こ」

3人は焦って出ていった。

「俺が遅れたから、すいません」

しゃがんでおかずを拾ってくれる。

「平気だよ…」

「俺の弁当、分けて食べましょう」

恭弥は隣に座ると、おかずを蓋に載せた。

「ごめん…ありがとう」

卵焼きの味が優しくて、涙が溜まる。

「料理得意なんです。美味しいでしょ?」

笑いかけてくれて、頷いた。


数日後の放課後。

「宮本さぁん、掃除当番、代わってぇ」

萌衣に押し付けられて、トイレ掃除をしていた。

ブラシで床を擦っていた時。

「きゃーはっはっ!」

笑い声とともに、私の背中が水で濡れた。

振り向くと、萌衣達がバケツを持っている。

もう嫌だ…

涙を堪えながら、人がいない場所へ走った。

地味な女子が人気の男子を好きになって、

なんでいじめられなきゃいけないの…?

「鈴音さん!?」

いつもの声が聞こえて、顔を上げた。

その瞬間、抱き締められる。

「なんで濡れてるんですか?また萌衣さんに…」

恭弥の体は暖かかった。

「守れなくてごめん…」

安心で涙とともに、感情が溢れ出る。

優しいところ、想ってくれるところ、

いつの間にか全部が―

「[小文字]好き…[/小文字]」

作者メッセージ

次回に続く。
そろそろ完結しそうです。

2026/02/17 15:28

結莉
ID:≫ 04kYm4qUdkyPQ
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