❄雪村深香 Yukimura Mika
「しおりに何書こ〜」
図書室では"期間中に本を3冊借りると
しおりを作れる"イベントが行われていた。
「しおりに自分と好きな人の頭文字を書いて
使うと恋が叶うらしいよ」
親友の言葉にドキッとする。
「叶うわけないよ」
「どうせ誰にも見られないしやろ〜」
説得されて書くことにした。
後に事件が起こるとは知らず―。
⚫️黒川朔也 Kurokawa Sakuya
図書室で面白そうな本を手に取り、
パラパラとページをめくる。
すると何かが落ちた。
「K.S+Y.M=♡ あなたが好きです。」
そう書かれたしおりだった。
K.S…黒川朔也…俺の頭文字?
Y.Mって誰?俺のことが好きなの?
頭が混乱している。
その時ふと思いついた。
雪村、深香?
雪村深香とは、教室の隅で読書をしている
クラスメイトの女子だ。
雪村さんは俺のことが好き?
心臓が跳ねた。
そして頭から離れなくなった。
❄
しおりがない。
そう気づいたのは、図書室から帰った後。
もしかして挟みっぱなしで返却した?
他の人に見られたら…
でも休み時間は終わる。
放課後に急いで探しに行こう。
不安に思いながらも、授業を受けた。
しかし放課後に図書室へ行くと、
既に借りられてしまっていた。
バレないことを祈って、諦めるしかないか…
⚫️
翌日の朝。
ある目的で早く登校すると、
教室に雪村深香がいた。
「雪村さん…これ、君の?」
しおりを差し出すと、彼女は目を見開いた。
「やばっ」
すぐに奪い取って隠される。
「…見ちゃいました?」
俯きながら言った。
「K.S、って…俺?」
彼女の頬が赤く染まる。
「嬉しかったよ」
「え?」
彼女は驚いて顔を上げた。
「こんなに想われてたんだ…って」
俺も確実に意識している。
彼女のことを、もっと知りたい。
「しおりに何書こ〜」
図書室では"期間中に本を3冊借りると
しおりを作れる"イベントが行われていた。
「しおりに自分と好きな人の頭文字を書いて
使うと恋が叶うらしいよ」
親友の言葉にドキッとする。
「叶うわけないよ」
「どうせ誰にも見られないしやろ〜」
説得されて書くことにした。
後に事件が起こるとは知らず―。
⚫️黒川朔也 Kurokawa Sakuya
図書室で面白そうな本を手に取り、
パラパラとページをめくる。
すると何かが落ちた。
「K.S+Y.M=♡ あなたが好きです。」
そう書かれたしおりだった。
K.S…黒川朔也…俺の頭文字?
Y.Mって誰?俺のことが好きなの?
頭が混乱している。
その時ふと思いついた。
雪村、深香?
雪村深香とは、教室の隅で読書をしている
クラスメイトの女子だ。
雪村さんは俺のことが好き?
心臓が跳ねた。
そして頭から離れなくなった。
❄
しおりがない。
そう気づいたのは、図書室から帰った後。
もしかして挟みっぱなしで返却した?
他の人に見られたら…
でも休み時間は終わる。
放課後に急いで探しに行こう。
不安に思いながらも、授業を受けた。
しかし放課後に図書室へ行くと、
既に借りられてしまっていた。
バレないことを祈って、諦めるしかないか…
⚫️
翌日の朝。
ある目的で早く登校すると、
教室に雪村深香がいた。
「雪村さん…これ、君の?」
しおりを差し出すと、彼女は目を見開いた。
「やばっ」
すぐに奪い取って隠される。
「…見ちゃいました?」
俯きながら言った。
「K.S、って…俺?」
彼女の頬が赤く染まる。
「嬉しかったよ」
「え?」
彼女は驚いて顔を上げた。
「こんなに想われてたんだ…って」
俺も確実に意識している。
彼女のことを、もっと知りたい。