次の図書当番。
恭弥は静かに入ってきた。
「先輩…」
いつもより真剣な表情。
「嫉妬しました」
カウンターに顔を乗せて、目線を合わせてくる。
「休み時間に他の男と話してましたよね?」
「あぁ…」
彼はただのクラスメイトなのに。
「あんな顔するんだ」
普段と違う声と表情に、ドキッとする。
「気にしないで…」
「気になるんです」
両肩を掴まれて、目で訴えられる。
「俺の想いは、伝わってますか?」
「十分に…」
彼の言動に、沢山ドキドキしてきた。
「どうすれば、好きになってくれるんですか?」
心臓が大きく跳ねる。
「っ…」
不思議な感情に戸惑う。
「信じてください、好きです」
手を握って、切なげに言った。
去る背中を見送りながら考える。
私は氷室恭弥のことが…
翌日の朝、嫌な予感がした。
「鈴音、氷室恭弥と…付き合った?」
教室に入ると、杏が突然聞いてきた。
「えっ?そんなわけ…」
「なんかさ…噂になってる」
私と氷室恭弥が付き合ってると噂になってる!?
それはまずい。
「ねぇっ宮本さぁん」
話し掛けてきたのは、ぶりっ子の萌衣だ。
男子からモテモテで、イケメン好き。
「恭弥くんとぉ付き合ってるぅ?」
「違います!」
「だよねぇこんな―」
その先は聞こえなかったけど、
陰キャが釣り合わない、とかだろうな。
「とにかくぅ近づかないでねぇ」
一軍の女子はやっぱり怖い。
「鈴音、気にしなくていいからね」
「分かった」
昨日想いに気づいたのに。
怒られないために、避けた方がいいのかな。
恭弥は静かに入ってきた。
「先輩…」
いつもより真剣な表情。
「嫉妬しました」
カウンターに顔を乗せて、目線を合わせてくる。
「休み時間に他の男と話してましたよね?」
「あぁ…」
彼はただのクラスメイトなのに。
「あんな顔するんだ」
普段と違う声と表情に、ドキッとする。
「気にしないで…」
「気になるんです」
両肩を掴まれて、目で訴えられる。
「俺の想いは、伝わってますか?」
「十分に…」
彼の言動に、沢山ドキドキしてきた。
「どうすれば、好きになってくれるんですか?」
心臓が大きく跳ねる。
「っ…」
不思議な感情に戸惑う。
「信じてください、好きです」
手を握って、切なげに言った。
去る背中を見送りながら考える。
私は氷室恭弥のことが…
翌日の朝、嫌な予感がした。
「鈴音、氷室恭弥と…付き合った?」
教室に入ると、杏が突然聞いてきた。
「えっ?そんなわけ…」
「なんかさ…噂になってる」
私と氷室恭弥が付き合ってると噂になってる!?
それはまずい。
「ねぇっ宮本さぁん」
話し掛けてきたのは、ぶりっ子の萌衣だ。
男子からモテモテで、イケメン好き。
「恭弥くんとぉ付き合ってるぅ?」
「違います!」
「だよねぇこんな―」
その先は聞こえなかったけど、
陰キャが釣り合わない、とかだろうな。
「とにかくぅ近づかないでねぇ」
一軍の女子はやっぱり怖い。
「鈴音、気にしなくていいからね」
「分かった」
昨日想いに気づいたのに。
怒られないために、避けた方がいいのかな。