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年下男子が甘すぎる!

#3

3♡

「鈴音さんが当番の日に来ます」

次の図書当番の日。

氷室恭弥は本当に来るのか。

そう考えながら、カウンターで作業していた。

うちの学校の図書室は生徒が少ない。

「失礼しまーっす」

扉が開いて、誰かが入ってくる。

「鈴音さん」

やっぱり氷室恭弥だった。

カウンター裏に周って、私の隣の椅子に座った。

「まずは鈴音さんと、仲良くなりたいんです」

高1らしい、純粋な笑顔。

「名前を呼び捨てしてほしいです」

「呼び捨て?」

いくら後輩とはいえ、難易度が高い。

「恭弥、って」

「えぇ…」

頬が赤く染まっていく。

「言わないと、こう…」

「分かったからっ」

いきなり顔を近づけられて、ドキッとした。

見つめられて、鼓動が速くなる。

「///〜きょうや…くん」

[小文字](破壊力えぐ、可愛すぎでしょ)[/小文字]

「あざっす」

彼は満足そうに笑っていた。

私は恥ずかしくて俯く。

「可愛いっすね」

「えっ?」

顎クイされて、強制的に目が合う。

可愛いって、本気?

異性から"可愛い"なんて初めて言われた。

「あ、ありがと」

冷たく接してしまう。

「仕事、手伝います」

「いいの?」

その後はイベントの準備を手伝ってもらった。

「鈴音さんの、好きな食べ物は?」

唐突な質問、仲良くなるためか。

「えっと…甘い物」

スイーツを食べるのは好き。

「じゃあ、嫌いな食べ物は?」

「うーん…辛い物」

辛さには結構弱い方。

「好きな動物は?」

「猫。2匹飼ってる」

「好きな色は?」

「寒色系…水色とか」

会話が意外と盛り上がった。

「今度デートしません?」

「えっ?」

デ、デート!?

それは休日に会って出掛けるってこと?

完全下校時刻の放送が鳴った。

「あっ片付けないと」

「じゃあ、また」

彼は図書室から出ていった。

デートって何だろう。
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作者メッセージ

次回もお楽しみに。
感想を教えてください。

2026/01/09 17:55

結莉
ID:≫ 04kYm4qUdkyPQ
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