ある夏のこと。
夏休みに入り、学校に来るのは部活動生と教員のみとなった。
そして俺は少し遊んでみても良いんじゃないか、とこの歳になって思い始めたのだ。
遊ぶといっても金系ではない。どうしようかと考えた末、気分転換にでもと髪色を変えることにした。
だが問題は妻だ。妻が気に入るのか。俺の自由ではあるが俺は妻を優先したいのだ。
まぁ、とりあえず何も言わずにやってみるか、と次の日行動に移した。
「ただいまー」
美容室から帰ってきて玄関を開けると、いつものように「おかえり〜」と迎えてくれた妻だが、俺の容姿を見た途端に、まるで時間が止まっているかのように静止した。
「佑…、」
「気分転換にと思って。似合うの聞いて見たら金髪って言われたからさ、暗めの金にしてみた。どう?」
俺がそう聞くが彼女は何も言わずに立ち尽くしている。
気に入らなかったのかな、と不安になっていると、急に彼女が呟いた。
「かっこいい……」
「え?」
「あ…あ、ごめんついw似合ってるよ。」
そういって俺のそばに近寄り、ブリーチした髪を触ってもいい?と聞いて興味津々に触り、見つめる妻を見て愛おしく感じた。
すると衝撃の言葉を発した。
「犬みたい。ゴールデンレトリーバー。」
ん?え、犬?
先ほどの言葉はなんだったのかと思わせるほど俺は驚いた。
そして困惑する俺の様子に笑顔で微笑んできた。
「冗談wかっこいいよ。なんだか、惚れ直した感じ。」
その言葉を言われ、気づくと俺は彼女を包み込むように優しく抱きしめていた。
「…気に入った?」
「勿論。気に入ってるよ。」
その日からというものの毎日髪を褒めてくれるようになった。
これが俺の最近嬉しかったことである。
夏休みに入り、学校に来るのは部活動生と教員のみとなった。
そして俺は少し遊んでみても良いんじゃないか、とこの歳になって思い始めたのだ。
遊ぶといっても金系ではない。どうしようかと考えた末、気分転換にでもと髪色を変えることにした。
だが問題は妻だ。妻が気に入るのか。俺の自由ではあるが俺は妻を優先したいのだ。
まぁ、とりあえず何も言わずにやってみるか、と次の日行動に移した。
「ただいまー」
美容室から帰ってきて玄関を開けると、いつものように「おかえり〜」と迎えてくれた妻だが、俺の容姿を見た途端に、まるで時間が止まっているかのように静止した。
「佑…、」
「気分転換にと思って。似合うの聞いて見たら金髪って言われたからさ、暗めの金にしてみた。どう?」
俺がそう聞くが彼女は何も言わずに立ち尽くしている。
気に入らなかったのかな、と不安になっていると、急に彼女が呟いた。
「かっこいい……」
「え?」
「あ…あ、ごめんついw似合ってるよ。」
そういって俺のそばに近寄り、ブリーチした髪を触ってもいい?と聞いて興味津々に触り、見つめる妻を見て愛おしく感じた。
すると衝撃の言葉を発した。
「犬みたい。ゴールデンレトリーバー。」
ん?え、犬?
先ほどの言葉はなんだったのかと思わせるほど俺は驚いた。
そして困惑する俺の様子に笑顔で微笑んできた。
「冗談wかっこいいよ。なんだか、惚れ直した感じ。」
その言葉を言われ、気づくと俺は彼女を包み込むように優しく抱きしめていた。
「…気に入った?」
「勿論。気に入ってるよ。」
その日からというものの毎日髪を褒めてくれるようになった。
これが俺の最近嬉しかったことである。