[太字][斜体][下線]ある日の職員室。[/下線][/斜体][/太字]
その日は部活が早く終わり、職員室で自分の担任生徒たちのテスト採点をしていた。
顧問をやっている身からしたらとても珍しくありがたいことだ。
私の夫である蓬城佑は同じ学校に勤務しだして3年目。
まさか同じ学校に勤務するとは思ってもいなかったため驚いたが、今ではそんなこともう慣れっこだ。
もし、来年私か彼のどちらかが異動することになったら、同じ学校ということに慣れすぎているせいで感覚が狂うだろうな、と思うほどだ。
また、息子の佑都が生まれ、今はもう5歳になる。
中学校に勤務していても思うが、子供の成長は思っているよりも早い。
それは他の誰よりも親が一番知っているはずだ。自身も親になってからその感覚がわかった。
そして、子供に対し無関心だった夫も、佑都が生まれてからは私に佑都を抱っこさせてもくれないほどだった。
だが、佑都はどちらかというとパパよりママ派のようで…w
そんな時、携帯に通知が来た。
画面には、佑、と映し出される。
「もしもし、どうした?」
「あのさ、今3階にいるんだけど職員室に資料忘れちゃって…もしよければ持ってきてくれない?」
「うん、わかった。どこ?」
「えっとね〜…2−1だ!愛の教室!」
「はいはいw」
電話で話しているだけでこんなにテンションが高いのは何故なのだろうか。
それが彼のいいところでもあるが。
早速資料を持ち、3階まで行く階段を登っていると急に眩暈がした。
貧血だろうか。最近は佑都の夜泣きであまり寝れていないのもある。
大丈夫だろうと思いまた登ろうとしたが、やはりクラクラする。
夫に連絡をしようと思ったが思うように手にも足にも力が入らず、そのまま座り込んでしまった。
階段から落ちないだけ良かったが、どうすればいいのだろう。
どんどん視界が暗くなり、体が熱ったように感じる。
そんな時に、上の方から夫の声が聞こえた。
「愛?大丈夫か?」
そう言って手を差し伸べてくれたが、うまく力が入らないため、手を取ることができない。
「愛?貧血か?」
「多分……、」
「寝れてないもんな…。」
そういうと彼は私を抱えて保健室へと連れて行ってくれた。
その日は部活が早く終わり、職員室で自分の担任生徒たちのテスト採点をしていた。
顧問をやっている身からしたらとても珍しくありがたいことだ。
私の夫である蓬城佑は同じ学校に勤務しだして3年目。
まさか同じ学校に勤務するとは思ってもいなかったため驚いたが、今ではそんなこともう慣れっこだ。
もし、来年私か彼のどちらかが異動することになったら、同じ学校ということに慣れすぎているせいで感覚が狂うだろうな、と思うほどだ。
また、息子の佑都が生まれ、今はもう5歳になる。
中学校に勤務していても思うが、子供の成長は思っているよりも早い。
それは他の誰よりも親が一番知っているはずだ。自身も親になってからその感覚がわかった。
そして、子供に対し無関心だった夫も、佑都が生まれてからは私に佑都を抱っこさせてもくれないほどだった。
だが、佑都はどちらかというとパパよりママ派のようで…w
そんな時、携帯に通知が来た。
画面には、佑、と映し出される。
「もしもし、どうした?」
「あのさ、今3階にいるんだけど職員室に資料忘れちゃって…もしよければ持ってきてくれない?」
「うん、わかった。どこ?」
「えっとね〜…2−1だ!愛の教室!」
「はいはいw」
電話で話しているだけでこんなにテンションが高いのは何故なのだろうか。
それが彼のいいところでもあるが。
早速資料を持ち、3階まで行く階段を登っていると急に眩暈がした。
貧血だろうか。最近は佑都の夜泣きであまり寝れていないのもある。
大丈夫だろうと思いまた登ろうとしたが、やはりクラクラする。
夫に連絡をしようと思ったが思うように手にも足にも力が入らず、そのまま座り込んでしまった。
階段から落ちないだけ良かったが、どうすればいいのだろう。
どんどん視界が暗くなり、体が熱ったように感じる。
そんな時に、上の方から夫の声が聞こえた。
「愛?大丈夫か?」
そう言って手を差し伸べてくれたが、うまく力が入らないため、手を取ることができない。
「愛?貧血か?」
「多分……、」
「寝れてないもんな…。」
そういうと彼は私を抱えて保健室へと連れて行ってくれた。