鈴木佑side.
恋心を抱いていた。
**
「おはようございます」
そう挨拶をして笑顔を見せてくれる佐藤先生に対し、俺は密かに恋心を抱いていた。
そうして、廊下を歩いていく佐藤先生の背中を見ていると、突然足の怪我のせいか躓き、転けそうになった。
助けてようとしたが、動こうとした時にはもう、近くにいた久保先生が支えて助けていた。
「大丈夫ですか…?」
「はい…ありがとうございます…。」
「いつでも頼って下さいね。」
「ありがとうございます。」
そんな会話をしている二人を、俺は見つめていることしかできなかった。
そして、二人がこちらに気づく前に、俺は上がってきた階段をまた降り、職員室に戻った。
**
「はぁ…。」
そんなため息をはき、携帯を見ると、たくさんの通知が来ていた。
佐藤先生からだ。
『先程はありがとうございました。』
ん?誤信か…?
これは久保先生に言う内容じゃないのか…?
そう思いながら、
『誤信してませんか?』
そう送ると、
『誤信してないですよ。』
『先程、助けてくれようとしましたよね?』
『ありがとうございます。』
気づかれてた…?
『いえ、助けてあげられなくてすみません。』
『ちゃんとしたお礼は、久保先生に言って下さい。』
そう送ると、またまた早く返信が来た。
『はい、ありがとうございました☺️』
「☺️」
このマークを送ってもらったのは、初めてだった。
というか、絵文字自体が、送ってもらうのが初めてだったので、その初めてが佐藤先生で、とても嬉しかった。
**
そのあと3階に戻ると、そこには廊下を歩いている佐藤先生がいた。
目が合い、佐藤先生がニコッと笑って、少し頭を下げた。
「先程は本当にありがとうございました。」
そう言って、またお礼を言う佐藤先生に俺は、
「いえ…全然、俺は何も…。」
咄嗟のことでそう否定してしまった。
「何もじゃないですよ。鈴木先生は、私の最初の尊敬した先生ですから。」
「え?」
その佐藤先生の言葉を聞いて、自然と俺は「え?」と言葉が出ていた。
きっとあの2022年のことだろう。
恋心を抱いていた。
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「おはようございます」
そう挨拶をして笑顔を見せてくれる佐藤先生に対し、俺は密かに恋心を抱いていた。
そうして、廊下を歩いていく佐藤先生の背中を見ていると、突然足の怪我のせいか躓き、転けそうになった。
助けてようとしたが、動こうとした時にはもう、近くにいた久保先生が支えて助けていた。
「大丈夫ですか…?」
「はい…ありがとうございます…。」
「いつでも頼って下さいね。」
「ありがとうございます。」
そんな会話をしている二人を、俺は見つめていることしかできなかった。
そして、二人がこちらに気づく前に、俺は上がってきた階段をまた降り、職員室に戻った。
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「はぁ…。」
そんなため息をはき、携帯を見ると、たくさんの通知が来ていた。
佐藤先生からだ。
『先程はありがとうございました。』
ん?誤信か…?
これは久保先生に言う内容じゃないのか…?
そう思いながら、
『誤信してませんか?』
そう送ると、
『誤信してないですよ。』
『先程、助けてくれようとしましたよね?』
『ありがとうございます。』
気づかれてた…?
『いえ、助けてあげられなくてすみません。』
『ちゃんとしたお礼は、久保先生に言って下さい。』
そう送ると、またまた早く返信が来た。
『はい、ありがとうございました☺️』
「☺️」
このマークを送ってもらったのは、初めてだった。
というか、絵文字自体が、送ってもらうのが初めてだったので、その初めてが佐藤先生で、とても嬉しかった。
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そのあと3階に戻ると、そこには廊下を歩いている佐藤先生がいた。
目が合い、佐藤先生がニコッと笑って、少し頭を下げた。
「先程は本当にありがとうございました。」
そう言って、またお礼を言う佐藤先生に俺は、
「いえ…全然、俺は何も…。」
咄嗟のことでそう否定してしまった。
「何もじゃないですよ。鈴木先生は、私の最初の尊敬した先生ですから。」
「え?」
その佐藤先生の言葉を聞いて、自然と俺は「え?」と言葉が出ていた。
きっとあの2022年のことだろう。