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不器用な愛の紡ぎ方。

#20

すれ違うお互いへの想い。

「……っ馬鹿…、」


愛はそう呟いた後、立ち上がってキッチンへ行ってしまった。


「愛。」

「大丈夫って…大丈夫なわけないでしょ…?佑も無理して……私のことを気遣ってくれてるのは伝わるしありがたいけど…。」
「自分のことも大事にしてよ。」

「それは分かってるよ。」


そう言いながら愛の手を取ったが、振り払われてしまった。


「わかってない…!……わかってないから貴方はいつもそうやって同じことを繰り返すの…。前もだったじゃん…。」

「なんだよ…、」


愛が怒っていくのを見るたびに普段の疲れからか、俺も沸々と怒りが湧いてきてしまった。


「前だってさ…なんども同じこと言って、でも『やるから』って口では言っといて結局やらなくて。」

「今その話じゃないだろ。」

「貴方が変わらないんだもん…!!いつもそうじゃん…!」

「うるさいな、いつもではねぇだろ。さっきからなんなんだよ。俺はお前のこと気遣って言ってんのにその態度はねぇだろ!」


すると2階から佑都の大きな泣き声が聞こえてきた。俺の大きな声に驚いたのだろう。


「もういい…。」


そう言って2階へと上がって行く愛を見て、今ながら申し訳ない気持ちになってしまった。
夜ご飯の時からストレスを溜めていた愛に対し、なぜ優しくできなかったのだろう。

2025/12/03 20:27

mayu.418
ID:≫ 85OyLBeYTHE8E
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教師中学校家族子供夫婦生徒

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