あれから一週間後、無事に私は元気を取り戻し、幸せに戻っていた…と思っていた。
佑都のイヤイヤ期が始まってしまった。
「佑都食べないの?」
「やだ!」
「食べないとだよ〜?」
「いやだ!!」
「佑都〜、」
「いやだもん!!いやだ!」
そう言って佑都はギャーギャーと泣き始めた。
佑はお風呂。頼れる人はその場に誰もいなかった。
「あぁ、もう……、佑都…、」
私は限界に近づきながらも佑都を抱き上げ、あやした。
それでも泣き止むことはなく、私の腕の中を嫌がるほどだった。
「ママいや!いや!!パパがいい!!」
そう言って泣き続ける。
その声はお風呂まで届いたのか、佑が急足であがってきた。
「どうした?」
「佑都がご飯食べなくて…、パパがいいパパがいいで、私じゃどうも泣き止んでくれなくて…。」
すると佑は私の腕から佑都を受け取り、佑都をあやし始めた。
「ママのこといやとか言ったらダメだろ〜?」
「やだもんっ!」
イヤイヤ期とは分かっていても、実の息子からの『いや』は流石に心にくるものがあった。
「どこがいやなの?」
「いやなのっ!」
「じゃあパパも佑都のこといやだなぁ。」
そんな言葉を言う佑に私は驚いた。
引き留めようとしたものの、もう遅かった。
「なんで!!」
「だってママのこといやなんでしょ?」
すると佑都は小さく頷き、拗ねたように下を向いた。
「パパはママのこと大好きだなぁ、パパは大好きな人のこと佑都にいやって言われたくないな。」
私はその言葉に少し照れてしまい、私自身も下を向いてしまった。
「佑都、ママに『ごめんね』できる?」
「……やだ、」
「パパ佑都のこと、いやなままでいい?」
「なんで…!」
「謝ることができない子はいやだなぁ。」
「佑都はパパからいやって沢山言われてどんな気持ちになった?」
「…かなしかった、」
「ママも悲しかったんじゃない?」
すると佑都は佑の腕から下り、下に俯いたままこちらへゆっくりと歩いてきた。
「……ママごめんね…」
私は佑都の小さい背に身をかがめ、佑都の顔を見た。
「ママね、とっても悲しかった。佑都のこと、ママもいやになった。でも佑都が謝ってくれたから今は佑都のこと大好きだよ。」
「…ぼくもママだいすき…」
そういって抱きついてくる佑都は声をあげて泣き始めた。
先ほどの涙とは違う、安堵の涙だった。
佑都のイヤイヤ期が始まってしまった。
「佑都食べないの?」
「やだ!」
「食べないとだよ〜?」
「いやだ!!」
「佑都〜、」
「いやだもん!!いやだ!」
そう言って佑都はギャーギャーと泣き始めた。
佑はお風呂。頼れる人はその場に誰もいなかった。
「あぁ、もう……、佑都…、」
私は限界に近づきながらも佑都を抱き上げ、あやした。
それでも泣き止むことはなく、私の腕の中を嫌がるほどだった。
「ママいや!いや!!パパがいい!!」
そう言って泣き続ける。
その声はお風呂まで届いたのか、佑が急足であがってきた。
「どうした?」
「佑都がご飯食べなくて…、パパがいいパパがいいで、私じゃどうも泣き止んでくれなくて…。」
すると佑は私の腕から佑都を受け取り、佑都をあやし始めた。
「ママのこといやとか言ったらダメだろ〜?」
「やだもんっ!」
イヤイヤ期とは分かっていても、実の息子からの『いや』は流石に心にくるものがあった。
「どこがいやなの?」
「いやなのっ!」
「じゃあパパも佑都のこといやだなぁ。」
そんな言葉を言う佑に私は驚いた。
引き留めようとしたものの、もう遅かった。
「なんで!!」
「だってママのこといやなんでしょ?」
すると佑都は小さく頷き、拗ねたように下を向いた。
「パパはママのこと大好きだなぁ、パパは大好きな人のこと佑都にいやって言われたくないな。」
私はその言葉に少し照れてしまい、私自身も下を向いてしまった。
「佑都、ママに『ごめんね』できる?」
「……やだ、」
「パパ佑都のこと、いやなままでいい?」
「なんで…!」
「謝ることができない子はいやだなぁ。」
「佑都はパパからいやって沢山言われてどんな気持ちになった?」
「…かなしかった、」
「ママも悲しかったんじゃない?」
すると佑都は佑の腕から下り、下に俯いたままこちらへゆっくりと歩いてきた。
「……ママごめんね…」
私は佑都の小さい背に身をかがめ、佑都の顔を見た。
「ママね、とっても悲しかった。佑都のこと、ママもいやになった。でも佑都が謝ってくれたから今は佑都のこと大好きだよ。」
「…ぼくもママだいすき…」
そういって抱きついてくる佑都は声をあげて泣き始めた。
先ほどの涙とは違う、安堵の涙だった。
- 1.-設定。
- 2.誕生日。
- 3.翌日。
- 4.学校。with,椎葉.
- 5.LINE、頼ること。
- 6.過ち、本心。
- 7.次の日の朝。
- 8.愛…。
- 9.病院。
- 10.生徒、職員へ。
- 11.家族の時間。
- 12.病院からの電話。-安心は束の間。
- 13.病院にて。-大丈夫なフリ。
- 14.生徒たちの思い。
- 15.小さな奇跡。
- 16.家族の時間。- 一緒に話せる日々が当たり前ではない。
- 17.退院、夫婦の時間。
- 18.一週間後、イヤイヤ期。
- 19.寝かしつけ後、夫婦の時間。- 目に見えてわかる疲れ。
- 20.すれ違うお互いへの想い。
- 21.翌日。- 続くイヤイヤ期、昨夜のこと。
- 22.お互いの本当の想い。- わかり合うということ。
- 23.3ヶ月後。
- 24.期待と恐怖。- 偽りの私。
- 25.朝寝坊、ちょっとした疑惑。
- 26.本当の幸せ。
- 27.隠していること、隠していないこと。