佐藤愛side.
**
そんなことがあり、私は明日の葬式に向けて早く帰った。
だが、そんなことは無意味だった。
日が回っても寝れず、暗いリビングで一人、静かに泣いていた。
そんな時、チャイムが鳴った。
こんな時間に誰だろう、と思っているとそこに立っていたのは、
鈴木先生だった。
「こんな時間にどうしました…?」
「やっぱり起きてたか、どうせ寝れなくて泣いてるだろうと思って。心配で来た。入らせてくれない?」
「え……あ、うん…。」
まさかバレていたとは思わず、私は部屋に入れた。
「ご飯は、食べたか?」
私は静かに首を横に振った。
**
鈴木佑side.
「食べれなくて…食欲なくてね…w」
そんなことを言いながら佐藤先生は無理やり笑っていた。
「泣けよ」
「え…?」
「今だけだぞ。本音を言えるのは。」
「……もっと、私が…、もっと早く気づけていたなら…。
もっと私に…、力があったなら…。
助けられたかもしれないのに……。
私…、私…。」
そう言いながら泣いている姿を見ると、抱きしめるの他に選択肢なんてなかった。
「頑張ったよ、頑張った。お前は、自分ができることやったよ。だから自分を責めるな。」
そういうと先生はギュッと抱き返してきた。
俺はその時、
これからは俺が守っていきたい。
そんなことを思った。
叶うはずがないが、確かに俺は久々に恋をしたみたいだ。
ただ、そんなことを考えていると、俺って最低だな、と思えてきた。
生徒が一人亡くなったのだ。
それも自殺で。
それなのに俺は恋をしてしまった。
そんな俺が彼女の横を歩いていく資格なんて、と思った。
そんなことを考えていると佐藤先生が話し始めた。
「ごめんなさい……全部、やっておけばよかったんですけどね…。もう、、遅いですよね…。」
「……遅くないよ。残念ながら、過去は変えられない。でも、未来は幾つでも変えることができるよ。」
「……はい。」
「……愛。」
「え…?」
「大丈夫、お前にはさ、たくさんの仲間がいるから。」
「……うん。」
「一つ渡したいものが…。」
そう言って、俺は一つの封筒を渡した。
**
その中身は、私への手紙だった。
[斜体][中央寄せ][明朝体]こんにちは。
これを読んでいるということは、
先生泣いていますね。
ごめんなさい、急にこんなことになって。
でも、これだけは信じて欲しいんです。
これは、絶対佐藤先生のせいではありません。
私が選んだ未来です。
だからもう泣かないで。
あ、泣いてないかもか(笑)
鈴木先生。
これを読んでいるということは鈴木先生もいますよね。
鈴木先生は佐藤先生想いだから。
本当に優しいですよね。
私がどうしてこのような選択をしたのか、私自身もよくわからない。
だけれど、幸せでした。
この13年間。
それは、佐藤先生のおかげでもあります。
だから、もう自分を責めないで。[/明朝体][/中央寄せ][/斜体]
**
「みるさん……みるさん……ごめんなさい…。」
そういいながらまた嗚咽しているのを見ると、こっちまで辛かった。
だけど、これを読んだからには伝えることにした。
**
そんなことがあり、私は明日の葬式に向けて早く帰った。
だが、そんなことは無意味だった。
日が回っても寝れず、暗いリビングで一人、静かに泣いていた。
そんな時、チャイムが鳴った。
こんな時間に誰だろう、と思っているとそこに立っていたのは、
鈴木先生だった。
「こんな時間にどうしました…?」
「やっぱり起きてたか、どうせ寝れなくて泣いてるだろうと思って。心配で来た。入らせてくれない?」
「え……あ、うん…。」
まさかバレていたとは思わず、私は部屋に入れた。
「ご飯は、食べたか?」
私は静かに首を横に振った。
**
鈴木佑side.
「食べれなくて…食欲なくてね…w」
そんなことを言いながら佐藤先生は無理やり笑っていた。
「泣けよ」
「え…?」
「今だけだぞ。本音を言えるのは。」
「……もっと、私が…、もっと早く気づけていたなら…。
もっと私に…、力があったなら…。
助けられたかもしれないのに……。
私…、私…。」
そう言いながら泣いている姿を見ると、抱きしめるの他に選択肢なんてなかった。
「頑張ったよ、頑張った。お前は、自分ができることやったよ。だから自分を責めるな。」
そういうと先生はギュッと抱き返してきた。
俺はその時、
これからは俺が守っていきたい。
そんなことを思った。
叶うはずがないが、確かに俺は久々に恋をしたみたいだ。
ただ、そんなことを考えていると、俺って最低だな、と思えてきた。
生徒が一人亡くなったのだ。
それも自殺で。
それなのに俺は恋をしてしまった。
そんな俺が彼女の横を歩いていく資格なんて、と思った。
そんなことを考えていると佐藤先生が話し始めた。
「ごめんなさい……全部、やっておけばよかったんですけどね…。もう、、遅いですよね…。」
「……遅くないよ。残念ながら、過去は変えられない。でも、未来は幾つでも変えることができるよ。」
「……はい。」
「……愛。」
「え…?」
「大丈夫、お前にはさ、たくさんの仲間がいるから。」
「……うん。」
「一つ渡したいものが…。」
そう言って、俺は一つの封筒を渡した。
**
その中身は、私への手紙だった。
[斜体][中央寄せ][明朝体]こんにちは。
これを読んでいるということは、
先生泣いていますね。
ごめんなさい、急にこんなことになって。
でも、これだけは信じて欲しいんです。
これは、絶対佐藤先生のせいではありません。
私が選んだ未来です。
だからもう泣かないで。
あ、泣いてないかもか(笑)
鈴木先生。
これを読んでいるということは鈴木先生もいますよね。
鈴木先生は佐藤先生想いだから。
本当に優しいですよね。
私がどうしてこのような選択をしたのか、私自身もよくわからない。
だけれど、幸せでした。
この13年間。
それは、佐藤先生のおかげでもあります。
だから、もう自分を責めないで。[/明朝体][/中央寄せ][/斜体]
**
「みるさん……みるさん……ごめんなさい…。」
そういいながらまた嗚咽しているのを見ると、こっちまで辛かった。
だけど、これを読んだからには伝えることにした。