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不器用な愛の紡ぎ方。

#10

生徒、職員へ。

「宮脇先生大丈夫?」


学校に行くと職員たちからそう聞かれたため、ちゃんと結果を伝えた。


「免疫不足だって、疲れが溜まってたみたいで。」

「そっか…、気づいてあげられなくてすみません。」

「いや、俺も気付けてあげられなかったから…、俺のせいで……旦那なのにな……。」


そう呟くと椎葉先生に声をかけられた。


「お前のせいではないだろ。元々あの人は無理をする人だし、ああなって当たり前だよ。それに佑が気付けていたらもっと良かったって話であって、全部が佑のせいってわけじゃない。」

「今ここで自分を責めすぎたら夫婦共倒れで、佑都くんはどうするんだってなるからな?責めすぎるなよ。」

「おう、ありがとう。」

「あ、俺2−1行ってきます。」


すると松下先生が口を開く。


「宮脇先生のことなら言っておきますよ。」

「ありがとうございます。でも、宮脇先生に頼まれたんで、俺が伝えてきます。」

「わかった。よろしくお願いします。」

「はい。」



**



「おはよう。」

「鈴木先生、宮脇先生は…?」

「昨日病院に行って、免疫不足、ようは疲れの溜まりだな。まぁ命に関わることではない。大丈夫だ。」

「よかった〜、」

「安心すぎる〜…!」


そんな温かい言葉ばかりが出てくる2−1生徒に、さすが愛のクラスだなと感じた。


「てことで、今日からいっときの間俺が担任です。」

「えw?」

「なんで?」

「1年生じゃないんですかw?」

「宮脇先生から頼まれてるんだ。」


この言葉を言っても信じてはくれないだろうが、本当のことだから言っておくべきだろう。


「8:15…、今日の日直は?」

「あ、俺です…」

「岩岡さん、………前に。」


いつも通り生徒と接し、無事に一日を終えることができた。

2025/12/02 13:10

mayu.418
ID:≫ 85OyLBeYTHE8E
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