保健室へ行くと、救急車を呼んでくれ、病院へ向かうことになった。
病院での検査の結果、免疫不足ということがわかった。
きっと、家でも学校でも無理をしすぎていたのだろう。
「愛………、」
点滴とは反対の手を握りながら、ただただ名前を呼び、目を覚ますのを願うしかなかった。
「……佑?」
「愛…?わかるか?」
「ごめん……あ…授業…、」
そう言いながら起きあがろうとする愛を止め、俺は愛にどのような状態なのかを説明した。
「だから、いっとき学校は休もう。」
「でも……今2−3で手いっぱいなのに…私まで休職したら…。」
そう周りを心配する愛に俺はしっかり言った。
「それでも、俺は休んでほしい。愛に今一番できることは、休むことだよ。」
「2−1は俺がなんとかするから。1年は俺学年主任だし、いる時いればいいくらいだから。」
「責任は、俺が取る。」
そういうと愛は急に泣き出し、俺の肩に身を寄せた。
「ごめんね……。」
「ごめん…、ごめん……」
そう泣き続ける愛の肩に手を乗せ、摩った。
「大丈夫大丈夫…、愛は頑張ってるよ、出来てるよ、大丈夫。」
そういうと、少し落ち着いたような表情でこちらを向き、俺の肩に身を寄せた。
「ありがとね…、色々…。」
「ううん、こっちがだよ。いつも佑都のことから俺のことまで色々考えてくれてありがとう。」
**
「ママは〜?」
「ママね、今病院でゆっくり休んでるんだ。だから少しだけパパと過ごそうね〜」
「は〜い」
佑都は優しく、物分かりも良い、よく愛に似た子だ。
病院での検査の結果、免疫不足ということがわかった。
きっと、家でも学校でも無理をしすぎていたのだろう。
「愛………、」
点滴とは反対の手を握りながら、ただただ名前を呼び、目を覚ますのを願うしかなかった。
「……佑?」
「愛…?わかるか?」
「ごめん……あ…授業…、」
そう言いながら起きあがろうとする愛を止め、俺は愛にどのような状態なのかを説明した。
「だから、いっとき学校は休もう。」
「でも……今2−3で手いっぱいなのに…私まで休職したら…。」
そう周りを心配する愛に俺はしっかり言った。
「それでも、俺は休んでほしい。愛に今一番できることは、休むことだよ。」
「2−1は俺がなんとかするから。1年は俺学年主任だし、いる時いればいいくらいだから。」
「責任は、俺が取る。」
そういうと愛は急に泣き出し、俺の肩に身を寄せた。
「ごめんね……。」
「ごめん…、ごめん……」
そう泣き続ける愛の肩に手を乗せ、摩った。
「大丈夫大丈夫…、愛は頑張ってるよ、出来てるよ、大丈夫。」
そういうと、少し落ち着いたような表情でこちらを向き、俺の肩に身を寄せた。
「ありがとね…、色々…。」
「ううん、こっちがだよ。いつも佑都のことから俺のことまで色々考えてくれてありがとう。」
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「ママは〜?」
「ママね、今病院でゆっくり休んでるんだ。だから少しだけパパと過ごそうね〜」
「は〜い」
佑都は優しく、物分かりも良い、よく愛に似た子だ。
- 1.-設定。
- 2.誕生日。
- 3.翌日。
- 4.学校。with,椎葉.
- 5.LINE、頼ること。
- 6.過ち、本心。
- 7.次の日の朝。
- 8.愛…。
- 9.病院。
- 10.生徒、職員へ。
- 11.家族の時間。
- 12.病院からの電話。-安心は束の間。
- 13.病院にて。-大丈夫なフリ。
- 14.生徒たちの思い。
- 15.小さな奇跡。
- 16.家族の時間。- 一緒に話せる日々が当たり前ではない。
- 17.退院、夫婦の時間。
- 18.一週間後、イヤイヤ期。
- 19.寝かしつけ後、夫婦の時間。- 目に見えてわかる疲れ。
- 20.すれ違うお互いへの想い。
- 21.翌日。- 続くイヤイヤ期、昨夜のこと。
- 22.お互いの本当の想い。- わかり合うということ。
- 23.3ヶ月後。
- 24.期待と恐怖。- 偽りの私。
- 25.朝寝坊、ちょっとした疑惑。
- 26.本当の幸せ。
- 27.隠していること、隠していないこと。