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不器用な愛の紡ぎ方。

#6

過ち、本心。

「ただいま…、」

「おかえり。」

今日は俺の方が早く帰ってきていたため、俺が佑都を寝かせて、愛の帰りを椅子に座り待っていた。

「ごめん、予定より少し遅れちゃって…。」

「ううん、全然。」


そして俺は事前に用意しておいた、ソファの場所の机に並べたお酒の場所へ案内した。



**



二人で小さく乾杯をし、俺は早速話を始めた。


「昨日は本当にごめん。」

「俺、意地でも早く帰れば良かったのに…、愛のことも佑都のことも傷つけて……。」

俺はそう言いながら頭を下げた。


正直不安でいっぱいだった。
許してくれるかもわからない、許してくれるはずがないかもしれない。


でも、愛の手が俺の肩に乗った時、ようやく安心できた。


「頭上げて…、」

俺がゆっくり頭を上げ、愛を見ると静かに泣いていた。


「私もごめん…、佑が疲れてるの知ってたのに、責めるように色々言っちゃって…。」

「なんか少し…怖くなってたの。」


俺はその言葉を聞いてドキッとした。


「どんどん距離が離れていってるように感じて…、いつしか触れることもなくなっていって…。」

「一緒のベッドで寝てても、一緒のタイミングで寝ることなんてなかったし…、会話も佑都のことでの会話か仕事の会話しかしなくなって…。」


俺は勝手ながらも愛を抱きしめた。


「ごめん…、本当にごめん…。愛のことも佑都のことも、俺……。」


その時愛の腕が俺の背中に回ってきたことで、少し安心できた。


「うん…、私もごめんね。佑がいつもよりも疲れてるの知ってたのに…」


それでもまだ俺が泣き続けていると、愛は俺から離れてから背中を優しく摩り続けてくれた。


「大丈夫だよ…」


そう言いながら。

2025/11/30 14:26

mayu.418
ID:≫ 85OyLBeYTHE8E
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