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ただの平凡高校生…のはずなんだけどっ⁈

#31

第31話 二度目の再開

鈴葉が、桐生神の世界での生活に、少しずつ慣れてきていた。珀と蓮という、新たな友達もできた。
ある日、鈴葉は、珀と蓮と共に、庭の手入れをしていた。
その時だった。
「鈴葉……!」
耳慣れた、春香の声が聞こえた。
鈴葉は、驚きに目を見開く。
声のした方を見ると、そこに立っていたのは、楓と春香だった。
「……楓……春香……!」
鈴葉は、二人の姿を見て、胸が締め付けられる思いだった。嬉しさ、戸惑い、そして、これから起こるであろう辛い別れを予感させる、複雑な感情。
鈴葉は、二人に駆け寄ろうとする。だが、珀が、鈴葉を制止する。
「……待て。誰だ」
珀は、警戒心を抱いている。
「鈴葉!よかった、無事だったのね!」
春香は、涙ぐみながら、鈴葉に駆け寄ろうとする。
だが、楓が、春香を制止する。
「待って、春香。ここが、桐生神の世界……」
楓は、周りの景色を見て、警戒を強める。
「……どうして、二人が、ここに……」
鈴葉は、楓と春香に、どう説明すればいいのか、わからない。
その時、鈴葉の背後から、声が聞こえてくる。
「……お前たち、どうやって、ここに来た?」
声のした方を見ると、そこに立っていたのは、冬馬だった。冬馬の背後には、狼と氷が控えている。そして、冬馬の後ろには、桐生神の姿があった。
その隣には、いつものようにニヤニヤと笑っている影人の姿……はなかった。
影人は、桐生神の横に、まるで影のように静かに立っている。その顔には、いつもの軽薄な笑みはなく、感情の読めない、冷たい表情を浮かべていた。その瞳は、鈴葉たちを、まるで無機質な人形でも見るかのように、冷ややかに見つめている。
「……いろんな人からの聞き込み、手がかりを探していたら、ここにたどり着いた」
楓が、冬馬に答える。
冬馬は、楓の言葉に、驚きを隠せない。
「……どうやって?」
冬馬が、問いかける。
楓は、答える。
「……鈴葉が連れ去られた、あの場所……あそこには、微かに、桐生神の世界へと繋がる、手がかりが残されていた。私たちは、その手がかりを頼りに、いろんな人に話を聞いたり、ネットで情報を集めたりして……そして、ここにたどり着いた」
楓は、少し照れたように、そう付け加える。
「……全部、鈴葉のためだったから。だから、できたの」
楓の言葉に、鈴葉は、胸が締め付けられる思いだった。
「……鈴葉!一緒に、帰ろう!」
春香が、鈴葉に手を差し出す。
鈴葉は、春香の手を見て、戸惑う。
鈴葉は、楓と春香に、桐生神の世界の真実を明かす。
「……ごめん、私はここにいなくちゃいけないの」
鈴葉の言葉に、楓と春香は、驚きに目を見開く。
「……鈴葉……?」
春香の声が震える。
「……だから、帰れない」
鈴葉は、そう言って、首を横に振る。
楓と春香は、鈴葉の言葉に、絶望する。
二人は、桐生神の世界にたどり着いた。だが、鈴葉は、二人の元には、戻らない。
そして、影人の視線が二人の心をさらに凍らせるのであった。

作者メッセージ

ここに書くことなくなってきたかも

2025/10/01 07:19

夕鈴
ID:≫ 8.YVVnTtIsVZ2
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