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暴力表現があるかもしれないので(まだ考え中ですが)気をつけてください!

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ただの平凡高校生…のはずなんだけどっ⁈

#27

第27話 神の言葉

影人は、鈴葉の言葉に、満足そうに笑う。影人は、鈴葉の心の弱さを、楽しんでいるようだった。だが、鈴葉が顔を上げた時、影人の瞳に、一瞬だけ、鋭い光が宿ったのを、鈴葉は見逃さなかった。それは、面白がっているだけの表情ではなかった。何かを試すような、あるいは、何かを期待するような、そんな光。
「……慣れるまで、僕が、ずっとそばにいてあげるから」
影人は、ふわりと男の背中から降りると、鈴葉の頭をポンポンと叩いた。その仕草は、からかうようなものではなく、どこか優しさを帯びていた。
だが、その瞬間だった。
影人の背後にいた神の、無表情な顔に、一瞬だけ、険しい表情が浮かぶ。その場に満ちていた、穏やかな空気が、一変する。
ゴオオオオオオオオ……
凄まじい力が、神の身体から溢れ出す。その力に、影人は、一瞬だけ、動きを止めた。
「……ちぇっ」
影人は、小さく舌打ちをすると、鈴葉から一歩離れる。
「……怖いよ、神」
影人の声に、いつもの軽薄な調子はなかった。まるで、幼い子供が、親に叱られることを恐れるような、そんな声。
「もう、お遊びは終わり」
神は、言葉を発さない。ただ、その強大な力で、影人に、無言の圧力をかける。影人は、神の力に、逆らうことができない。
影人は、神に背を向けたまま、鈴葉に振り返る。
「……鈴葉。次会う時までに、強くなっておいてよ」
影人は、不敵な笑みを浮かべて、姿を消した。残されたのは、混乱する鈴葉と、怒りで震える極道の頭、そして、静かに佇む神。
神は、鈴葉をじっと見つめる。その瞳に、怒りはもうなかった。ただ、何かを確かめるように、静かに、鈴葉を見つめている。

作者メッセージ

遅れてごめん!充電器なくしてた(言い訳ゴメンナサイ)

2025/09/29 21:29

夕鈴
ID:≫ 8.YVVnTtIsVZ2
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