紅「えっ、今日もうひとり新しい子が来るの?」
和「えぇ、そうヨ。来るらしいノ。」
紅「どんな子だろ〜!楽しみだなぁ。」
そういいながら紅葉は稽古場の方へ向かった。稽古場は外だ。
稽古場についた時にはもうみんな座って待っていた。
紅(あの子が新人くんかぁ。名前、なんて言うんだろう?)
そこには、きつね色の髪の毛の男の子が座っていた。
莉「こんにちは。よろしくお願いします。」
紅「うっ、うん!よろしくね!まず、お手本を見せるから見ててね。カナヲちゃん、ちょっと来て〜!」
カ「あっ、はい!」
そう言ってカナヲは紅葉のところへ走っていく。
ここには、カナヲと伊之助と善逸がいる。今一番できているのはカナヲなのでカナヲに手伝ってもらうことにした。
紅「えっとね、この棒を飛んでもらいます!」
そう言って、太さ20センチくらいの棒を地面から、1m位のところにおいた。(物干し竿みたいな感じです!)
紅「とりあえず、これ飛んでみて、カナヲちゃん!」
カナヲは楽々その棒を飛び越えた。
紅「うん、いいと思う!では、もうちょっと高くします!」
そう言うと紅葉は高さ2m位のところに棒をおいた。
カナヲはそれを飛び越える。
紅「うん!いい感じ!じゃぁ、もっと高くするよ〜」
そう言って紅葉は高さ5mくらいのところに棒をおいた。
カナヲは思いっきりジャンプして棒を掴み、くるっと上から回って飛び降りた。
紅「カナヲちゃん、合格!次の柱のところに行っていいよ!」
カ「ありがとうございました。狐柱様。」
紅「こんなかんじだよ!カナヲちゃん、たった3日で合格しちゃった!すごいなぁ〜。3人も頑張るよ!」
嘴(伊之助のこと)「おっ、おう!俺様はこんなの簡単にできるぜ!!見てろよ!紋逸!あと、なんとか!」
莉「僕には百風莉音っていう名前があるんだけど...。」
嘴「おう!桃食べりんごだな!」
莉「なんでそうなるの?君って、すごく馬鹿なんじゃ...、」
嘴「ハァ!?馬鹿じゃねぇわ!俺は、あれだぞ!強ぇからな!子分も4人いる!」
莉「こんなやつに子分いるの?」
わけがわからない、という風に莉音が聞き返す。
嘴「あぁ、いるぞ!かまぼこ金次郎だろ、勾玉紋逸だろ、かまって眠子だろ、そして、まつり笑顔だ!(竈門炭治郎、我妻善逸、竈門禰豆子、栗花落カナヲ)」
莉「変な名前。絶対名前違うだろ。」
嘴「ハァ!うっせぇな!」
そんな二人の会話を聞きながら紅葉は考えていた。
紅(百風?私とおんなじ名字だ。もしかして、私の家族だったりするのかな?)
そんな事を考えた瞬間、ズキンッ、頭痛がした。
頭がズキズキ痛い。
紅「うっ、うぅ......、」
あまりの痛さに紅葉はうめく。
嘴「おい!大丈夫か!?」
伊之助の叫び声に、ねていた善逸が目を覚ます。
善「うぅん‥.、静かにしてくれないかなぁ‥...、って、紅葉さんどうしたの!?だっ、大丈夫ですか?」
紅「だっ、だめ...、かも.......。」
そう言って、紅葉は気を失ってしまった。
紅(どこだろう、ここ?)
??「ねぇさん、この野菜、どうすればいい?」
紅葉は幼い頃の夢を見ていた。話しかけてくる弟らしき人の顔はもやがかかっていて分からない。
紅「だ、れ….?名前...は?せめて…、顔を見せ...て…....。」
??「それは無理かなぁ。でも、ねぇさん、僕はねぇさんのこと大好きだよ。早く、目を覚ましてね。」
そう言って、その子はにっこり笑った。顔は見えない。でも、にっこり笑っていることはよく分かる。
莉「...さん、ねぇさん、大丈夫?」
パチッ
莉音の呼びかけで紅葉は目を覚ます。
紅(この声….、どっかで聞いたことある気がするなぁ。)
莉「あっ、目を覚ました。大丈夫?」
紅「うん。変、だなぁ。」
莉「なにが?」
紅「私、莉音くんとどっかであったことある気がするの...。そんなわけ、ないよねぇ。ごめんね。ほんと、変だなぁ。」
莉「やっぱり、忘れてるんだ。」
紅「なにを?」
莉「うぅん、なんでもない。柱稽古、してください。狐柱様。」
紅「あぁ、そうだった。柱稽古の、とちゅうだったんだった。ごめんね、急に倒れちゃって。」
莉「いえ。あっ、善逸さんと伊之助さんも心配してましたよ。元気な顔を見せて安心させてあげてください。」
そう言って、莉音はニッコリ笑う。
紅(この笑顔...、どっかで見たことあるような...?)
ズキッ
また、頭痛がする。
紅「莉音。」
無意識のうちに紅葉は莉音の名前を呼んでいた。
莉音は驚いて紅葉の方を振り返る。
莉「なんでしょうか?紅葉様。」
紅「変なこと言うけど、私のこと紅葉姉さんって呼んでみて。」
莉音は一瞬驚いたような顔をしたが、微笑んで言った。
莉「どうしたの?紅葉姉さん。」
くすっと莉音は笑ってみせる。
その笑顔を見た紅葉の目から涙が溢れ出てくる。
紅「莉音、莉音、莉音!」
莉音が弟なのかどうかはまだ分かってないが、とてつもなく懐かしい気がして、莉音の名前を連呼する紅葉。
莉「ほんと、急にどうしたの?紅葉姉さん。大丈夫?」
莉音は心配そうな顔をして紅葉の顔を覗き込んだ。
紅「莉音、久しぶりっ!会いたかった!」
紅葉は自分でもなにを言っているのかわからない。無意識のうちにこのようなことを言っていたのだ。
紅(記憶は頭が覚えていなくても、体が覚えていることがあるんだ...。)
莉「僕もあいたかったよ。久しぶり、姉さん。」
紅「莉音っ、莉音!」
紅葉が莉音の名前を叫んだ瞬間、紅葉の記憶が戻った。
明るく笑って幸せそうな累。呆れたように見ているが、少し目を細めている莉音。意見がぶつかり合って、喧嘩をしているみんなを頑張ってまとめている栗。
・・・そして、血まみれになって地面に転がっている累。累の腕を引きちぎって食べている鬼の姿。その鬼は、こころなしか栗に似ている気がする。
紅「累、大丈夫。仇を打ってあげるから。心配しないで天国で見守っていてね。莉音も、こんな近くにいたのに気が付かなくて、ごめんね。」
そう言って紅葉は微笑む。
紅(思い出せてよかった。本当に、許さない!鬼舞辻無惨!あの男を...!)
莉「紅葉姉さん、記憶を取り戻したんだね。よかった、気づいてくれて。」
そう言って莉音も微笑んだ。
和「えぇ、そうヨ。来るらしいノ。」
紅「どんな子だろ〜!楽しみだなぁ。」
そういいながら紅葉は稽古場の方へ向かった。稽古場は外だ。
稽古場についた時にはもうみんな座って待っていた。
紅(あの子が新人くんかぁ。名前、なんて言うんだろう?)
そこには、きつね色の髪の毛の男の子が座っていた。
莉「こんにちは。よろしくお願いします。」
紅「うっ、うん!よろしくね!まず、お手本を見せるから見ててね。カナヲちゃん、ちょっと来て〜!」
カ「あっ、はい!」
そう言ってカナヲは紅葉のところへ走っていく。
ここには、カナヲと伊之助と善逸がいる。今一番できているのはカナヲなのでカナヲに手伝ってもらうことにした。
紅「えっとね、この棒を飛んでもらいます!」
そう言って、太さ20センチくらいの棒を地面から、1m位のところにおいた。(物干し竿みたいな感じです!)
紅「とりあえず、これ飛んでみて、カナヲちゃん!」
カナヲは楽々その棒を飛び越えた。
紅「うん、いいと思う!では、もうちょっと高くします!」
そう言うと紅葉は高さ2m位のところに棒をおいた。
カナヲはそれを飛び越える。
紅「うん!いい感じ!じゃぁ、もっと高くするよ〜」
そう言って紅葉は高さ5mくらいのところに棒をおいた。
カナヲは思いっきりジャンプして棒を掴み、くるっと上から回って飛び降りた。
紅「カナヲちゃん、合格!次の柱のところに行っていいよ!」
カ「ありがとうございました。狐柱様。」
紅「こんなかんじだよ!カナヲちゃん、たった3日で合格しちゃった!すごいなぁ〜。3人も頑張るよ!」
嘴(伊之助のこと)「おっ、おう!俺様はこんなの簡単にできるぜ!!見てろよ!紋逸!あと、なんとか!」
莉「僕には百風莉音っていう名前があるんだけど...。」
嘴「おう!桃食べりんごだな!」
莉「なんでそうなるの?君って、すごく馬鹿なんじゃ...、」
嘴「ハァ!?馬鹿じゃねぇわ!俺は、あれだぞ!強ぇからな!子分も4人いる!」
莉「こんなやつに子分いるの?」
わけがわからない、という風に莉音が聞き返す。
嘴「あぁ、いるぞ!かまぼこ金次郎だろ、勾玉紋逸だろ、かまって眠子だろ、そして、まつり笑顔だ!(竈門炭治郎、我妻善逸、竈門禰豆子、栗花落カナヲ)」
莉「変な名前。絶対名前違うだろ。」
嘴「ハァ!うっせぇな!」
そんな二人の会話を聞きながら紅葉は考えていた。
紅(百風?私とおんなじ名字だ。もしかして、私の家族だったりするのかな?)
そんな事を考えた瞬間、ズキンッ、頭痛がした。
頭がズキズキ痛い。
紅「うっ、うぅ......、」
あまりの痛さに紅葉はうめく。
嘴「おい!大丈夫か!?」
伊之助の叫び声に、ねていた善逸が目を覚ます。
善「うぅん‥.、静かにしてくれないかなぁ‥...、って、紅葉さんどうしたの!?だっ、大丈夫ですか?」
紅「だっ、だめ...、かも.......。」
そう言って、紅葉は気を失ってしまった。
紅(どこだろう、ここ?)
??「ねぇさん、この野菜、どうすればいい?」
紅葉は幼い頃の夢を見ていた。話しかけてくる弟らしき人の顔はもやがかかっていて分からない。
紅「だ、れ….?名前...は?せめて…、顔を見せ...て…....。」
??「それは無理かなぁ。でも、ねぇさん、僕はねぇさんのこと大好きだよ。早く、目を覚ましてね。」
そう言って、その子はにっこり笑った。顔は見えない。でも、にっこり笑っていることはよく分かる。
莉「...さん、ねぇさん、大丈夫?」
パチッ
莉音の呼びかけで紅葉は目を覚ます。
紅(この声….、どっかで聞いたことある気がするなぁ。)
莉「あっ、目を覚ました。大丈夫?」
紅「うん。変、だなぁ。」
莉「なにが?」
紅「私、莉音くんとどっかであったことある気がするの...。そんなわけ、ないよねぇ。ごめんね。ほんと、変だなぁ。」
莉「やっぱり、忘れてるんだ。」
紅「なにを?」
莉「うぅん、なんでもない。柱稽古、してください。狐柱様。」
紅「あぁ、そうだった。柱稽古の、とちゅうだったんだった。ごめんね、急に倒れちゃって。」
莉「いえ。あっ、善逸さんと伊之助さんも心配してましたよ。元気な顔を見せて安心させてあげてください。」
そう言って、莉音はニッコリ笑う。
紅(この笑顔...、どっかで見たことあるような...?)
ズキッ
また、頭痛がする。
紅「莉音。」
無意識のうちに紅葉は莉音の名前を呼んでいた。
莉音は驚いて紅葉の方を振り返る。
莉「なんでしょうか?紅葉様。」
紅「変なこと言うけど、私のこと紅葉姉さんって呼んでみて。」
莉音は一瞬驚いたような顔をしたが、微笑んで言った。
莉「どうしたの?紅葉姉さん。」
くすっと莉音は笑ってみせる。
その笑顔を見た紅葉の目から涙が溢れ出てくる。
紅「莉音、莉音、莉音!」
莉音が弟なのかどうかはまだ分かってないが、とてつもなく懐かしい気がして、莉音の名前を連呼する紅葉。
莉「ほんと、急にどうしたの?紅葉姉さん。大丈夫?」
莉音は心配そうな顔をして紅葉の顔を覗き込んだ。
紅「莉音、久しぶりっ!会いたかった!」
紅葉は自分でもなにを言っているのかわからない。無意識のうちにこのようなことを言っていたのだ。
紅(記憶は頭が覚えていなくても、体が覚えていることがあるんだ...。)
莉「僕もあいたかったよ。久しぶり、姉さん。」
紅「莉音っ、莉音!」
紅葉が莉音の名前を叫んだ瞬間、紅葉の記憶が戻った。
明るく笑って幸せそうな累。呆れたように見ているが、少し目を細めている莉音。意見がぶつかり合って、喧嘩をしているみんなを頑張ってまとめている栗。
・・・そして、血まみれになって地面に転がっている累。累の腕を引きちぎって食べている鬼の姿。その鬼は、こころなしか栗に似ている気がする。
紅「累、大丈夫。仇を打ってあげるから。心配しないで天国で見守っていてね。莉音も、こんな近くにいたのに気が付かなくて、ごめんね。」
そう言って紅葉は微笑む。
紅(思い出せてよかった。本当に、許さない!鬼舞辻無惨!あの男を...!)
莉「紅葉姉さん、記憶を取り戻したんだね。よかった、気づいてくれて。」
そう言って莉音も微笑んだ。