「ストライク!」
そう言い龍心はガッツポーズを決める。
「せっかくボウリングしに来たんですし、拓海もやったらどうですかぃ?」
宗樹がそう聞いてくる。
そう、今俺たちがいるのはボウリング場だ。
担任の[漢字]谷壮亮[/漢字][ふりがな]たにそうすけ[/ふりがな]が暴走族と絡んでいたと発覚し、今日の授業は中止になった。
そのため、俺達はこんな真っ昼間からボウリングをしている。
なぜボウリングかと言うと単に宗樹がやりたいからという理由だ。
「さっきからずっとスマホいじってるけどよ、何してんだ?」
そう宗四郎が聞いてくる。
「彼女とメールしてるんすよ。」
そう言うと宗樹はまた玉を持ちレーンに転がす。
「ちげーよ。ただ、今日華恋、学校来てなかったな〜って。」
「やっぱ彼女じゃないすか。」
「黙れ。」
そう言い宗樹を黙らせる。
華恋というのはクラスメイトの一人で俺の幼馴染である。
何かあったのではないかと思い、連絡してみる。
だが、いつもは5分程度で返事が帰ってくるのだが10分経った今も帰ってこない。
龍心達の方を見てみる。
まだボウリングを続けていた。
ただ玉を転がしピンに当てて倒すだけだというのによくそこまで飽きないなと思う。
―――ピロリロリン♪―――
ラインの通知音がなった。
指紋認証を解除して内容を見てみる。
前田拓海へ
木口華恋は私達『天使』が誘拐しました
返してほしければ私達を見つけ出して下さい
制限時間は今日中です
もし、時間内に見つけられなかった場合、この人の命の保証はできません
脅しではありません
私達はあなたのすぐ側にいます
そう一通のメッセージが送られてきていた。
チェーンメールということはわかっているのだが、もしもと最悪の結末が脳裏を過よぎる。
「そんな怖い顔して、どうしたんだよ。」
俺に気づいた龍心が俺に声をかける。
「いや、トイレ行きたくて。」
「トイレなら外にあるぞ。」
龍心が出口の方向に指を指す。
「ちょっと行ってくるわ。」
そう言い俺は外に出ようと、出口の扉を開ける。
一瞬、刺されるような視線を感じる。
後ろを振り返るが誰もこちらを見ていない。
(気のせいか…。)
俺はそう思い、走って外へ出る。
あのメッセージが本当なら、華恋を誘拐した犯人は近くにいるはずだ。
宗樹達には悪いが、先に帰らせてもらう。
まずはボウリング場の近くの公園を見てみる。
そこにいたのは小学一年生が5人ほどだけだった。
自分に念の為と言い聞かせる。
探し始めて早2時間。
思い当たるところはすべて探したが、結局何もどこにもいなかった。
もう6:00を回っており、あたりも暗くなってきている。
暗くなってから探すのは困難だ。
「クッソ…。」
そう言い地団駄を踏む。
「何そんなに怒ってんだよ。」
後ろを振り返ると龍心と宗樹が立っていた。
「何で…。」
「あの時から変だったんだよ。なんか妙に焦ってるみたいでな。」
隠していたつもりが、龍心にはバレバレだったようだ。
「で、何なんですかぃ?」
そう宗樹がそう聞いてくる。
仕方なく俺はあのメッセージのことを話した。
「一つ思い当たるところがあるとすれば…。」
そう龍心が頭を掻いて言う。
「どこだ?」
龍心は少し間を開け、口を開く。
「旧北天満小学校。」
旧北天満小学校と言うのは今はもう休校した学校であり、今はもう地元の祭りの時くらいにしか使われていないので、人目につかない。
確かに、誘拐するならば都合のいい場所だ。
だが、北天満小学校は高い塀に囲まれており小学生では乗り越えられないはずだ。
「あそこは裏道使えば簡単に入れますよ?」
宗樹がそう言う。
「あぁ。だからそこから入った可能性もあるな。」
龍心は眠たそうに目を擦っていう。
だが、必ずしも華恋がそこにいるとは限らない。
でも、何もしないよりは遥かにマシだ。
「善は急げ。早く行きますよ!」
そう宗樹は俺と龍心の手を引っ張り、走り出す。
少し焦る気持ちがある中、俺は決意を抱く。
必ず華恋を見つけ出し、助け出して見せる。
俺はそう心に決めた。
そう言い龍心はガッツポーズを決める。
「せっかくボウリングしに来たんですし、拓海もやったらどうですかぃ?」
宗樹がそう聞いてくる。
そう、今俺たちがいるのはボウリング場だ。
担任の[漢字]谷壮亮[/漢字][ふりがな]たにそうすけ[/ふりがな]が暴走族と絡んでいたと発覚し、今日の授業は中止になった。
そのため、俺達はこんな真っ昼間からボウリングをしている。
なぜボウリングかと言うと単に宗樹がやりたいからという理由だ。
「さっきからずっとスマホいじってるけどよ、何してんだ?」
そう宗四郎が聞いてくる。
「彼女とメールしてるんすよ。」
そう言うと宗樹はまた玉を持ちレーンに転がす。
「ちげーよ。ただ、今日華恋、学校来てなかったな〜って。」
「やっぱ彼女じゃないすか。」
「黙れ。」
そう言い宗樹を黙らせる。
華恋というのはクラスメイトの一人で俺の幼馴染である。
何かあったのではないかと思い、連絡してみる。
だが、いつもは5分程度で返事が帰ってくるのだが10分経った今も帰ってこない。
龍心達の方を見てみる。
まだボウリングを続けていた。
ただ玉を転がしピンに当てて倒すだけだというのによくそこまで飽きないなと思う。
―――ピロリロリン♪―――
ラインの通知音がなった。
指紋認証を解除して内容を見てみる。
前田拓海へ
木口華恋は私達『天使』が誘拐しました
返してほしければ私達を見つけ出して下さい
制限時間は今日中です
もし、時間内に見つけられなかった場合、この人の命の保証はできません
脅しではありません
私達はあなたのすぐ側にいます
そう一通のメッセージが送られてきていた。
チェーンメールということはわかっているのだが、もしもと最悪の結末が脳裏を過よぎる。
「そんな怖い顔して、どうしたんだよ。」
俺に気づいた龍心が俺に声をかける。
「いや、トイレ行きたくて。」
「トイレなら外にあるぞ。」
龍心が出口の方向に指を指す。
「ちょっと行ってくるわ。」
そう言い俺は外に出ようと、出口の扉を開ける。
一瞬、刺されるような視線を感じる。
後ろを振り返るが誰もこちらを見ていない。
(気のせいか…。)
俺はそう思い、走って外へ出る。
あのメッセージが本当なら、華恋を誘拐した犯人は近くにいるはずだ。
宗樹達には悪いが、先に帰らせてもらう。
まずはボウリング場の近くの公園を見てみる。
そこにいたのは小学一年生が5人ほどだけだった。
自分に念の為と言い聞かせる。
探し始めて早2時間。
思い当たるところはすべて探したが、結局何もどこにもいなかった。
もう6:00を回っており、あたりも暗くなってきている。
暗くなってから探すのは困難だ。
「クッソ…。」
そう言い地団駄を踏む。
「何そんなに怒ってんだよ。」
後ろを振り返ると龍心と宗樹が立っていた。
「何で…。」
「あの時から変だったんだよ。なんか妙に焦ってるみたいでな。」
隠していたつもりが、龍心にはバレバレだったようだ。
「で、何なんですかぃ?」
そう宗樹がそう聞いてくる。
仕方なく俺はあのメッセージのことを話した。
「一つ思い当たるところがあるとすれば…。」
そう龍心が頭を掻いて言う。
「どこだ?」
龍心は少し間を開け、口を開く。
「旧北天満小学校。」
旧北天満小学校と言うのは今はもう休校した学校であり、今はもう地元の祭りの時くらいにしか使われていないので、人目につかない。
確かに、誘拐するならば都合のいい場所だ。
だが、北天満小学校は高い塀に囲まれており小学生では乗り越えられないはずだ。
「あそこは裏道使えば簡単に入れますよ?」
宗樹がそう言う。
「あぁ。だからそこから入った可能性もあるな。」
龍心は眠たそうに目を擦っていう。
だが、必ずしも華恋がそこにいるとは限らない。
でも、何もしないよりは遥かにマシだ。
「善は急げ。早く行きますよ!」
そう宗樹は俺と龍心の手を引っ張り、走り出す。
少し焦る気持ちがある中、俺は決意を抱く。
必ず華恋を見つけ出し、助け出して見せる。
俺はそう心に決めた。