転生おもちゃは成り上がる
#1
第1章 プロローグ
私は、ウキウキした気分で家に帰っていた。受からないと思っていた難関高校にダメ元で挑戦してみたら、見事に合格してしまったからだ。『鈴木 苺』この文字を見て、同じ名前の知らない人かなあっと思ったくらい。その高校の名前は、[太字]梅華高等学校[/太字]。こんなに可愛い名前だけれど公立高校で、親もとても喜んでいた。暗い闇の中で自転車を漕いでいるけれど、満月や夏の大三角が『おめでとう』と祝ってくれているみたい。ああ、これで優等生の仲間入り。どんな子がいるんだろう。きっと、図書館とかで一緒に勉強したりもするんだろうな。友達ほぼゼロの私でも、黙って勉強くらいなら全然できる。
その時だった。
[太字]『キキー!!!!』[/太字]
トラックのブレーキの音が鳴り響く。その先には、小さい痩せた男の子。黄色い名札をつけていて、野球のバットを持っている。『浅原ひかる』……弟の同級生だ!
目の前で死を見るなんて、許せなかった。弟にも酷い目に遭わせることになる。かわいそう。かわいそう。そう思う時間があったかどうかはわからないが、とっさに道路にでる。
頑張って男の子を道路から歩道に投げ出す。
しかし、私の体はもうダメだった。
痛いような、熱いような、チリチリするような心地がする。もう終わりなのか。
鈴木苺の人生は、これにて終了する。男の子、がんばれ、長生きするんだよ。一回も話したことはないけれど、お願いする。
天国で神様に褒められて、幸せな天国ライフを送れたらいいな!
その時だった。
[太字]『キキー!!!!』[/太字]
トラックのブレーキの音が鳴り響く。その先には、小さい痩せた男の子。黄色い名札をつけていて、野球のバットを持っている。『浅原ひかる』……弟の同級生だ!
目の前で死を見るなんて、許せなかった。弟にも酷い目に遭わせることになる。かわいそう。かわいそう。そう思う時間があったかどうかはわからないが、とっさに道路にでる。
頑張って男の子を道路から歩道に投げ出す。
しかし、私の体はもうダメだった。
痛いような、熱いような、チリチリするような心地がする。もう終わりなのか。
鈴木苺の人生は、これにて終了する。男の子、がんばれ、長生きするんだよ。一回も話したことはないけれど、お願いする。
天国で神様に褒められて、幸せな天国ライフを送れたらいいな!