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読めない漢字とかわからない表現とかあったら教えてください!
解説します!
頭の中が真っ白になった。
まさかw・・・そんなわけ無いよね?・・そんなことがあるわけがない。タイムスリップなんて漫画の中だけでしょ?
そんな感じで自分自身を暗示しながら、私はその人との会話を続けた。
素光「ホントに・・・1944年なんですか?」
女性「そうだよ。なんでそんなこともわからないのかい?」
信じられない・・・どうしよう・・・明日には、安らかな死が私を待っていたはずなのに・・・
女性「なにか事情があるんだったら、話を聞くよ。ほら、上がってきなさい。」
素光「わかり・・・ました。」
言われるがままに、私は玄関へと脚を踏み入れた。
靴を脱いだ。簡素な家の中は、まず目の前に廊下があって、真っ直ぐ進むと台所が、すぐ左にはトイレが、すぐ右には二階への階段が、台所の前の分かれ道を右に進むと風呂場が、左に進むとちゃぶ台やラジオなどが置いてある居間がそれぞれあった。
女性「子どもたちが二階で寝ているから、静かにしといてね。」
素光「・・・はい。」
そんなこんなでちゃぶ台の脇にある座布団に丁寧な正座で座った。やっぱり正座ってキツイ。女性は台所で、麦茶と煎餅を用意している。3分ほど待っていると、女性が麦茶の入った陶磁器でできたコップを2つと、煎餅が10枚ほど入った木の器を持ってきて、素光の目の前に置くと、素光の反対側の座布団に座った。
女性「さて・・・本題に入るよ。[太字]お前さんは一体何者なんだい?[/太字]」
そうだった。こんな夜中に赤の他人に西暦を聞く人なんて変に思われるに決まってる。ドン引きされたり、無視されたりしなかったのは不幸中の幸いだ。
私はゆっくりと口を開いて、震える声で言った。
素光「私・・・夜中に起きたら・・・いきなりこんな場所にいたんです・・・西暦も・・・202X年から・・・1944年になっていて・・・。」
女性「ふぅん。そうなの?」
女性のその声からは驚きも興味も感じ取れなかった。まるで煎餅を頬張りながら世間話でもするかのようだ。
しかし女性は予想外のことを言った。
[大文字]女性「よかったら、あたしンちに今日から同居しない?きっと夫も、子どもたちも喜ぶと思うの。」[/大文字]
素光「えっ・・・?」
また頭が真っ白になった。明日には人生を終えようとしてたのに・・・。
でもこの時はなぜか(もう少しだけ、生きてみたい。)と思えた。
女性「ほら、どうするのよ。早く決めてちょうだい。」
素光「えっと・・・」
返事がなかなかできない。同居してみたいのに、早く楽になりたいというあの鬱な気持ちが私の邪魔をする。
そして・・・
[太字]素光「・・・よろしくお願いします。」[/太字]
口から出た言葉はそれだけだった。
女性は、「はい。これからよろしくね。あっ、そうだ。まだ名乗っていなかったね。あたしゃ西園寺綾子(さいおんじ りょうこ)よ。お前さんは?」
素光「山田・・・素光です・・・。(やまだ すぴか)」
女性「いい名前だねぇ。同居するとしても、お前さんが未来から来たことを隠さなきゃならんから、苗字だけは変えてもらうね。そんなわけでよろしく!西園寺素光ちゃん!」
私はなんだか嬉しくなって、綾子さんの右手を握っていた。
というわけで、私は今日から西園寺素光として生きることになった。
まさかw・・・そんなわけ無いよね?・・そんなことがあるわけがない。タイムスリップなんて漫画の中だけでしょ?
そんな感じで自分自身を暗示しながら、私はその人との会話を続けた。
素光「ホントに・・・1944年なんですか?」
女性「そうだよ。なんでそんなこともわからないのかい?」
信じられない・・・どうしよう・・・明日には、安らかな死が私を待っていたはずなのに・・・
女性「なにか事情があるんだったら、話を聞くよ。ほら、上がってきなさい。」
素光「わかり・・・ました。」
言われるがままに、私は玄関へと脚を踏み入れた。
靴を脱いだ。簡素な家の中は、まず目の前に廊下があって、真っ直ぐ進むと台所が、すぐ左にはトイレが、すぐ右には二階への階段が、台所の前の分かれ道を右に進むと風呂場が、左に進むとちゃぶ台やラジオなどが置いてある居間がそれぞれあった。
女性「子どもたちが二階で寝ているから、静かにしといてね。」
素光「・・・はい。」
そんなこんなでちゃぶ台の脇にある座布団に丁寧な正座で座った。やっぱり正座ってキツイ。女性は台所で、麦茶と煎餅を用意している。3分ほど待っていると、女性が麦茶の入った陶磁器でできたコップを2つと、煎餅が10枚ほど入った木の器を持ってきて、素光の目の前に置くと、素光の反対側の座布団に座った。
女性「さて・・・本題に入るよ。[太字]お前さんは一体何者なんだい?[/太字]」
そうだった。こんな夜中に赤の他人に西暦を聞く人なんて変に思われるに決まってる。ドン引きされたり、無視されたりしなかったのは不幸中の幸いだ。
私はゆっくりと口を開いて、震える声で言った。
素光「私・・・夜中に起きたら・・・いきなりこんな場所にいたんです・・・西暦も・・・202X年から・・・1944年になっていて・・・。」
女性「ふぅん。そうなの?」
女性のその声からは驚きも興味も感じ取れなかった。まるで煎餅を頬張りながら世間話でもするかのようだ。
しかし女性は予想外のことを言った。
[大文字]女性「よかったら、あたしンちに今日から同居しない?きっと夫も、子どもたちも喜ぶと思うの。」[/大文字]
素光「えっ・・・?」
また頭が真っ白になった。明日には人生を終えようとしてたのに・・・。
でもこの時はなぜか(もう少しだけ、生きてみたい。)と思えた。
女性「ほら、どうするのよ。早く決めてちょうだい。」
素光「えっと・・・」
返事がなかなかできない。同居してみたいのに、早く楽になりたいというあの鬱な気持ちが私の邪魔をする。
そして・・・
[太字]素光「・・・よろしくお願いします。」[/太字]
口から出た言葉はそれだけだった。
女性は、「はい。これからよろしくね。あっ、そうだ。まだ名乗っていなかったね。あたしゃ西園寺綾子(さいおんじ りょうこ)よ。お前さんは?」
素光「山田・・・素光です・・・。(やまだ すぴか)」
女性「いい名前だねぇ。同居するとしても、お前さんが未来から来たことを隠さなきゃならんから、苗字だけは変えてもらうね。そんなわけでよろしく!西園寺素光ちゃん!」
私はなんだか嬉しくなって、綾子さんの右手を握っていた。
というわけで、私は今日から西園寺素光として生きることになった。