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光の差し込む宗教神殿

#5

身体を狙撃する力

フィニティの魔法が神殿に満ち、フェリスの存在が確かなものになっていく。光が収まった後、フィニティは力を使い果たし、膝をついた。長い年月を重ねた肉体は重く、疲労が彼女を襲う。

「…あー…最悪だ。…力が、一滴も残ってねえ」

自嘲的な笑みを浮かべるフィニティの視界に、小さな手が映る。

「お姉ちゃん、大丈夫!? なんか…お姉ちゃん、透き通ってない?」

フェリスの声に、フィニティは戸惑う。力を失い、自身の方が消え入りそうな存在になっていた。しかし、フェリスに触れられた場所から、かつて感じたことのない感覚が走る。それは、数百年探し求めていた、純粋で温かい何かだった。

「…ああ…」

フィニティの頬を、一筋の涙が伝う。フェリスの純粋な想いが、力を失ったフィニティの心に染み渡っていく。

「…食い過ぎて、…胸焼けがするぜ。…クソガキ…」

フィニティはそのまま、フェリスの膝の上で、安らかな眠りに落ちていった。外で聖騎士たちが騒ぐ声も、もはや遠い世界の出来事のようにしか聞こえなかった。

作者メッセージ

結局二話連続で投稿しました( ⌒∇⌒ )(無言の圧)

今回短いです(・ω・`)
そして次の話で最終回です‼️(多分)
来年は長編出したいなぁ、、、(まだ今年半分も終わってない)

あと見てくれてありがとう( ;∀;)

2026/02/05 20:16

♗◈夢見鳥◈♗
ID:≫ 65guhuu.CMb9.
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