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東急電鉄が隠していたこと

[大文字][太字]東急電鉄、横領発覚![/太字][/大文字]

杏奈「えっ…」
冬毬「そんな…」

東急電鉄で横領が発覚したニュースが流れた。その横領とは、あるイベントの売上金を横領したことだ。

冬毬「結ヶ丘までニュースになっています!!」
杏奈「僕たちを騙していたわけか…💢」

冬毬「すぐに中目黒駅に向かいましょう」
杏奈「うん」

《東急中目黒駅》

杏奈「ニュース見ましたよ、杉田さん」
杉田「神領くんか…久しぶりだね」

杉田は、杏奈とは親しくしていた先輩で、リストラされたときも、励ましてくれた。

杏奈「僕たちの売上金、横領されてたんですね」
杉田「…事務室で話そう」

3人は事務室に入った。

杉田「神領くんが高校の文化祭で、たくさん鉄道グッズを作って売ってことは、よく覚えてる。」
杏奈「……。」

杉田「ニュースの通り、その売上金を全額、うちの社員が横領したよ」
杏奈「あの売上金はたしかに、約30万円でした」

杉田「利益の半分は結ヶ丘高校へ渡す約束だったんだ」
杏奈「そんな…」

杉田「東急電鉄の取り分も横領されたよ。」
杏奈「そうですか…」

杏奈は、落胆した。自分たちが一生懸命作って、商品は完売に届いたのに、その努力虚しく、横領された。よりによって自分の勤め先に。

冬毬「私から1つ、杉田さんへお伺いしたいことがあります」
杉田「はい」

冬毬「なぜ杏奈は、リストラを受けたのですか?」
杉田「その件ですか…」

冬毬「私は杏奈の恋人としても、今は知る権利があると思います。」
杉田「…実は、その横領が原因なんだ。」

冬毬「えっ…?」
杏奈「なぜ…?」

杏奈「僕は、人員削減のためにリストラを受けたと聞きましたが?アルバイトは解雇にして、社員を投入するって。」

杉田「それは、口実にすぎない…」
杏奈「杉田さん、全部話してもらいますよ。」

杉田「神領くんのリストラは、計画だった。神領くんが東急に残り続ければ、この横領は発覚するからね。」
杏奈「じゃあ僕は、巻き込まれたってことか…」

杉田「それで神領くんの鉄道愛好部は、東急電鉄と関係が絶てたわけなんだ…。黙っていて、ほんとにすまない…」
杏奈「ふざけないでくれ…!!」

杏奈の声が事務室に響く。

冬毬「杏奈、落ち着いてください」
杏奈「……💢」

杏奈「けど、僕は杉田さんを悪いようにはできませんよ。」
冬毬「杏奈、それは人が良すぎますよ…」

杏奈「僕は杉田さんに恩があるから。」
杉田「神領くん…」

この一件を全て話し終わり、二人は引き上げた。

2025/08/13 12:24

上諏訪
ID:≫ 6.BBA13mnEY26
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