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近鉄特急

[大文字] 14:51 快速急行 大阪阿部野橋[/大文字]行き
[大文字] 15:14 特急 大阪阿部野橋[/大文字]行き[小文字]2両[/小文字]

冬毬「買ってきましたよ、柿の葉寿司」
杏奈「おー、ありがとう」

杏奈「見て見て、いっぱい撮れたよ」
冬毬「かっこよく撮れましたね。あっ、杏奈が好きなシリーズ21も撮れたのですね」

冬毬「吉野方面の電車はどうでしたか?」
杏奈「それが…回送ばっかりで…」

2人はスマホの写真を見ていた。

放送「まもなく、4番乗り場に、大阪阿部野橋行き、特急。阿部野橋行きの特急が、2両編成で参ります。」

杏奈「2両…」
冬毬「どうかなさいましたか?」

杏奈「いや、さくらライナーの車両って、4両編成なんだ。だから、2両って…」
冬毬「…車両が変わったのですかね?」

杏奈「うーん…もしかして、2両+2両かな?ここでもう2両を連結するとか?ほら、E257系あずさの中間運転台の…」
冬毬「(首をかしげる)」

やってきたのは、さくらライナーではなかった。

杏奈「えっ…なんで…しかもあんまり好きじゃないやつ…」
冬毬「代走でしたか…」

その時は気づかなかったが、近鉄で最も古い特急電車、16000系だった。しかもY03編成という、最古参だ。

杏奈はがっかりしていた。冬毬が乗りたがっていた、さくらライナーに乗せることができなかったからだ。

冬毬「…柿の葉寿司、食べましょう」
杏奈「…うん。」

冬毬は、機転を効かせてくれた。

杏奈「冬毬ちゃん、それ、いくつ買ったの?」
冬毬「はい、4つ買いましたよ。1箱12個入りで1600円のところ、半額にまけてもらいましたので、4つ買いました」

杏奈「一箱12個!?それ4つも買ったの!?」
冬毬「はい…まけてもらったとはいえ、店側の利益が減るのもアレですし…」

杏奈「どこに気を遣ってるの…まぁ、食べようw」
冬毬「はいw」

お寿司は、鯖と鮭だった。柿の葉に包まれていて、なんとも良い香りがした。

冬毬「美味しい…‼︎」
杏奈「美味しいね〜」

しかし、2人で一箱を食べたらお腹いっぱいになってしまった。

杏奈「これ…お腹に溜まるね」
冬毬「そうですね。ですが、保存食なので、またあとで食べればいい話です」

冬毬が柿の葉寿司を片付け、空箱をゴミ箱に捨てに行った。

放送「次は、古市、古市です。」

特急列車なだけあって、停車駅がほとんどない。しかもフカフカな座席で、杏奈は先ほどの気持ちを忘れていた。

2025/06/29 21:02

上諏訪
ID:≫ 6.BBA13mnEY26
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