生活支援
歩夢「あれ?今日は彼方さんいないの?」
璃奈「うん、さっき急用があるからって、大阪行ったよ」
歩夢「大阪!?放課後に?」
璃奈「理由はわかんない。新幹線で行った」
彼方のことだから、あまり探ってはいけない。同好会のみんなは、忙しい彼方を気遣っているのだ。
遥「お姉ちゃん、もうバイトに行く時間じゃないの?」
彼方「ううん、バイトはお休み」
遥「えっ?」
彼方「…ちょっと余裕ができたから、これからは遥ちゃんといられる時間が増えるんだ」
遥は驚いた。ほぼ毎日バイト漬けの彼方とは、今まであまり長く一緒にいられなかったからだ。もちろん生活も気になるが、働いていない遥が口にすることではなかった。それに、普通に嬉しい。
彼方「夕飯にしよっか。今日はハンバーグを焼くよ〜」
遥「やった‼︎ 私、お姉ちゃんのハンバーグ大好き」
一見、どこにでも見られる普通の姉妹だった。
[太字]何も知らなくていい[/太字]
侑「おー!彼方さんいいですね〜‼︎」
最近、彼方は練習にもより多く参加するようになり、同好会も盛り上がってきた。
歩夢「あの…彼方さん。」
彼方「どうしたの?」
歩夢「遥ちゃんと、それから、かなえさんが来てますよ」
彼方「えっ?」
なぜあの2人が。
《部室》
遥「お姉ちゃん。」
彼方「?」
遥「かなえさんに、うちのお金工面してもらってるって、どういうこと?」
全員「!?」
全員は驚いた。
彼方「遥ちゃん…?えっとね…」
遥「かなえさんから全部聞いたよ。」
彼方「…!?」
かなえ「ごめんなさい…さっきの電話、聞かれてた…」
かなえは東京駅にいたようで、電話の会話を不審に思った遥が、ここまで連れてきたのだ。
彼方「うん…ほんとだよ。」
全員「……。」
彼方「実は、3ヶ月から、かなえちゃんに生活費を工面してもらってるんだ…」
遥「なんで…?なんで毎月7万円も振り込まれてるの?」
彼方「どうしてもバイトがキツくて…それに、遥ちゃんと一緒にいる時間増やしたくて。」
遥「だからって…」
遥「かなえさんもですよ。私、人からお金もらってまでなんて…そんなの違うよ…」
かなえ「……。」
遥「それくらいだったら、私がバイトするよ!お姉ちゃんとかなえさんに守られ続けるなんて情けないもん!」
彼方「あぁっ!遥ちゃん!」
遥は部室から飛び出した。
かすみ「追いかけるよ…‼︎」
しずく「うん‼︎」
彼方「うぅ…なんでぇ…彼方ちゃんこんなことにはなるはずじゃなかったよぉ…」
かなえ「ううん…安易にお金振り込んだ私がいけなかったよ…」
しずく「あの…いったい…?」
かなえ「彼方さんが生活苦しいのは知ってるよね?それで私に相談されて…。それに、お母さんの会社の業績悪化で…」
エマ「お金のこと、お母さんは知ってるの?」
かなえ「ううん…」
彼方「お母さんに言ったら、絶対に反対されちゃうよ…」
かなえ「私はお金があるし、少しでも彼方さんを助けたいから、協力した…」
果林「…かなえの言い分は、間違ってはいないわ。彼方もいろいろ苦しいから。」
エマ「うんうん」
果林「彼方は助けを求めたのは、とっても良いことよ。かなえもそれに応じて偉いわ」
かなえ「果林さん…」
果林「だけど、あれは遥ちゃん怒って当然よ。遥ちゃんだって高校生よ?それに、みんないるじゃない」
全員は、温かい目で2人を見ている。
果林「同じ同好会の仲間だから、言ったらちゃんと協力するわよ」
エマ「そうだよ、彼方ちゃんが頑張ってるのは、みんな知ってるからね」
彼方「みんな…」
すると…
遥「お姉ちゃん…」
彼方「遥ちゃん…‼︎」
遥は泣き顔で戻ってきた。きっと、かすみとしずくに慰められたのだろう。
遥「お姉ちゃんごめんなさい!」(抱きつく)
彼方「…!!お姉ちゃんこそ、遥ちゃんに内緒にしちゃってごめんね」
かすみ「やっぱり、姉妹っていいね」(小声)
しずく「そうだね」(小声)
遥「かなえさん、本当にごめんなさい。お金出してもらってるのに、あんなこと言っちゃって…」
かなえ「気にしないで。」
そして話し合った結果、振り込みは今月で終了することになり、遥はバイトをすることなった。
彼方「もう5時30分かぁ…彼方ちゃんお腹空いちゃったよぉ」
愛「じゃあさ、みんなでうちで食べてかいない?」
全員「賛成!」
愛「りなりーもしおってぃーも、来れるみたいだから」
歩夢「ほんと!?じゃあ久々に13人になれるね」
愛「かなちゃんも遥ちゃんも入れたら15人、宴会だね〜」
天王寺璃奈はJR東日本での仕事が、三船栞子は2ヶ月振りに山梨からやってくる。
全員は愛の店に向かった。
璃奈「うん、さっき急用があるからって、大阪行ったよ」
歩夢「大阪!?放課後に?」
璃奈「理由はわかんない。新幹線で行った」
彼方のことだから、あまり探ってはいけない。同好会のみんなは、忙しい彼方を気遣っているのだ。
遥「お姉ちゃん、もうバイトに行く時間じゃないの?」
彼方「ううん、バイトはお休み」
遥「えっ?」
彼方「…ちょっと余裕ができたから、これからは遥ちゃんといられる時間が増えるんだ」
遥は驚いた。ほぼ毎日バイト漬けの彼方とは、今まであまり長く一緒にいられなかったからだ。もちろん生活も気になるが、働いていない遥が口にすることではなかった。それに、普通に嬉しい。
彼方「夕飯にしよっか。今日はハンバーグを焼くよ〜」
遥「やった‼︎ 私、お姉ちゃんのハンバーグ大好き」
一見、どこにでも見られる普通の姉妹だった。
[太字]何も知らなくていい[/太字]
侑「おー!彼方さんいいですね〜‼︎」
最近、彼方は練習にもより多く参加するようになり、同好会も盛り上がってきた。
歩夢「あの…彼方さん。」
彼方「どうしたの?」
歩夢「遥ちゃんと、それから、かなえさんが来てますよ」
彼方「えっ?」
なぜあの2人が。
《部室》
遥「お姉ちゃん。」
彼方「?」
遥「かなえさんに、うちのお金工面してもらってるって、どういうこと?」
全員「!?」
全員は驚いた。
彼方「遥ちゃん…?えっとね…」
遥「かなえさんから全部聞いたよ。」
彼方「…!?」
かなえ「ごめんなさい…さっきの電話、聞かれてた…」
かなえは東京駅にいたようで、電話の会話を不審に思った遥が、ここまで連れてきたのだ。
彼方「うん…ほんとだよ。」
全員「……。」
彼方「実は、3ヶ月から、かなえちゃんに生活費を工面してもらってるんだ…」
遥「なんで…?なんで毎月7万円も振り込まれてるの?」
彼方「どうしてもバイトがキツくて…それに、遥ちゃんと一緒にいる時間増やしたくて。」
遥「だからって…」
遥「かなえさんもですよ。私、人からお金もらってまでなんて…そんなの違うよ…」
かなえ「……。」
遥「それくらいだったら、私がバイトするよ!お姉ちゃんとかなえさんに守られ続けるなんて情けないもん!」
彼方「あぁっ!遥ちゃん!」
遥は部室から飛び出した。
かすみ「追いかけるよ…‼︎」
しずく「うん‼︎」
彼方「うぅ…なんでぇ…彼方ちゃんこんなことにはなるはずじゃなかったよぉ…」
かなえ「ううん…安易にお金振り込んだ私がいけなかったよ…」
しずく「あの…いったい…?」
かなえ「彼方さんが生活苦しいのは知ってるよね?それで私に相談されて…。それに、お母さんの会社の業績悪化で…」
エマ「お金のこと、お母さんは知ってるの?」
かなえ「ううん…」
彼方「お母さんに言ったら、絶対に反対されちゃうよ…」
かなえ「私はお金があるし、少しでも彼方さんを助けたいから、協力した…」
果林「…かなえの言い分は、間違ってはいないわ。彼方もいろいろ苦しいから。」
エマ「うんうん」
果林「彼方は助けを求めたのは、とっても良いことよ。かなえもそれに応じて偉いわ」
かなえ「果林さん…」
果林「だけど、あれは遥ちゃん怒って当然よ。遥ちゃんだって高校生よ?それに、みんないるじゃない」
全員は、温かい目で2人を見ている。
果林「同じ同好会の仲間だから、言ったらちゃんと協力するわよ」
エマ「そうだよ、彼方ちゃんが頑張ってるのは、みんな知ってるからね」
彼方「みんな…」
すると…
遥「お姉ちゃん…」
彼方「遥ちゃん…‼︎」
遥は泣き顔で戻ってきた。きっと、かすみとしずくに慰められたのだろう。
遥「お姉ちゃんごめんなさい!」(抱きつく)
彼方「…!!お姉ちゃんこそ、遥ちゃんに内緒にしちゃってごめんね」
かすみ「やっぱり、姉妹っていいね」(小声)
しずく「そうだね」(小声)
遥「かなえさん、本当にごめんなさい。お金出してもらってるのに、あんなこと言っちゃって…」
かなえ「気にしないで。」
そして話し合った結果、振り込みは今月で終了することになり、遥はバイトをすることなった。
彼方「もう5時30分かぁ…彼方ちゃんお腹空いちゃったよぉ」
愛「じゃあさ、みんなでうちで食べてかいない?」
全員「賛成!」
愛「りなりーもしおってぃーも、来れるみたいだから」
歩夢「ほんと!?じゃあ久々に13人になれるね」
愛「かなちゃんも遥ちゃんも入れたら15人、宴会だね〜」
天王寺璃奈はJR東日本での仕事が、三船栞子は2ヶ月振りに山梨からやってくる。
全員は愛の店に向かった。
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