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福崎伊万里は意外と人気がある

《生徒会室》

伊万里「……。」
愛「……。」

伊万里「…ここはカフェじゃないんですよ」
愛「いいじゃん別に、広いんだからさ」

生徒会長の伊万里は、パソコン作業していた。
愛はスナック菓子を食べながらスマホをいじっている。

伊万里「んぅぅ…疲れた。」
愛「あっ、愛さん肩揉むよ〜」

伊万里「あ、ありがとうございます〜」

[水平線]
《翌日》

生徒①「ねえヤバくない〜?」
生徒②「マジヤバいんだけど〜w」

生徒②「うわ福崎来てんじゃん」

伊万里「…そこ、ドアの前にカバンは置かないでください」
2人「はーい」

2人の生徒は、面倒くさそうな態度であった。

伊万里は生徒会長として、よく校内を巡回することがある。
そこで何らかの指摘をするのだが、いくつかの生徒たちにとっては迷惑極まりない。それもそのはず、遊びたい盛りの年齢なのに、それを同年代の人間に軽いが指摘されるのだから。それに今までは強く出ればすごすごと諦める人が多かったが、伊万里だけはしつこく噛みついてくる。

だが、

歩夢「福崎さんって、いい人だよね」
璃奈「うん、誰よりも生徒に向き合ってる」

ランジュ「最初は偏屈な人だと思ってたけど、今は同好会とか、やりたいことは自由にやらせてくれるわよね」

こういう声も出ている。

実際に伊万里は虹ヶ咲学園に復帰してから、生徒1人ひとりに向き合い、それぞれのやりたいことを全力で応援することにした。それは、Liella!から学んだことだ。

《昼休み 食堂》

彼方「ラーメンに餃子?」
伊万里「彼方さん、お疲れ様です」

彼方「ちゃんと栄養も摂んなきゃ、はいこれ」
伊万里「ありがとうございます」

1日分の栄養が摂れるジュースを渡した。

彼方「伊万里ちゃんはいつも頑張ってるねぇ」
伊万里「そうですかね…?」

[水平線]
《放課後》

かすみ「あぁもう!伊万里ムカつくんだけど!」
しずく「まぁまぁ…」

かすみ「もう‼︎ しお子だったら認めてくれた経費とか、ぜんぜん認めてくれないんだけど!」
しずく「けど伊万里さんは、そういう無駄になりそうなお金は減らして、その分他のみんなの活動に回してくれてるからね」

かすみ「かすみんの申請してる経費が無駄って言いたいの!」
しずく「そうじゃないんだけどな…。」

かすみが愚痴を言っていると、

伊万里「中須さん」
かすみ「うわっ、出た」

伊万里「失礼な…。先ほどの経費、月1500円程度なら認めますよ」
かすみ「えっ!?いいの伊万里?」

伊万里「では、失礼します。」

伊万里は急ぎ足で去った。

しずく「さっきの愚痴の続きは?」
かすみ「えー?何のこと?w」

しずく「やっぱり伊万里さんって、意外と人気者ですよね」

2026/01/16 13:17

上諏訪
ID:≫ 6.BBA13mnEY26
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