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飯田あやねの恋

#8

ミア・テイラーの言葉

両手の手のひらは、若干腫れている。

この日、あやねは傷心旅行のために学校を欠席した。
本当は行きたくもないが、れなたちが勧めてくるので渋々了承したのだ。

《虹ヶ咲学園》

あやね「(なんでこんなところに来たのかな…。)」

東京駅まで乗ってきて、なんとなく歩いてきたらこんなところに来てしまった。

伊万里「あっ、飯田さん!」
あやね「あっ…」

伊万里「どうも。先日のスクールアイドル同好会の練習、わざわざありがとうございました」
あやね「こちらこそ」

伊万里「今日は、どうかされましたか?」
あやね「あの…実は……うぅっ…」

伊万里「飯田さん!?」

あやねは突然泣き出してしまった。

《生徒会室》

伊万里「なるほど…そうですか…。」
あやね「私もう…どうすればいいかわからなくて…」

伊万里「優木せつ菜のやっていることは、飯田さんの精神を著しく傷つけています。」

ガチャ

ミア「使わせてもらうよ」
伊万里「悪いですが今は…」

ミア「ほら、これやるよ」
あやね「あ、ありがとうございます」

ミアはゴディバのチョコレートを渡した。

ミア「まったく、せつ菜には困ったものだな。やり方が汚いにもほどがある。あやね、君は悔しくないのか、ここまでされて」
あやね「それはもちろん…悔しいです…!!」

ミア「僕に言わせれば、そうやって手に入れた恋人とは絶対に上手くいかないな。」
伊万里「その通りですね」

ミア「僕は、郷ならきっと、あやねに振り向いてくれる日が来ると思うんだ」
あやね「…!!」

ミア「さて、僕は予定があるから行くよ」
あやね「ミアさん」

立ち上がり、

あやね「さすがミアさん、かっこいいです!! 私、少しだけ自信を戻せた気がします」
ミア「フッ…」

[水平線]
ミア「かっこいい、か。」

ミアは少しニヤッとした。

2026/01/15 21:54

上諏訪
ID:≫ 6.BBA13mnEY26
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